手首は仕事や日常生活の中で使う頻度が多い場所です。そのため、手首の腱鞘炎は多くの方が悩まれています。そして、日常的に安静にできない場所なため痛みが慢性的になったりとしつこくなりがちです。腱鞘炎になってしまう理由には、大きく外的要因と内的要因があります。そして、外的要因・内的要因どちらかだけでも腱鞘炎が発症することもありますが、両方の原因が合わさっていることが多くあります。
ここでは、内的要因と外的要因についてご紹介いたします。
外的要因
腱鞘炎の外的要因は、多くの場合で使い過ぎです。特に日常生活や仕事で手首に負担をかけながら同じ動作の繰り返しがある場合には要注意です。例えば、パソコン動作や文字を書くことが多いことなどが挙げられます。同じ動作を繰り返すことによって、一定の筋肉に疲労が溜まってしまいます。筋肉は疲労がたまる事によって硬くなってしまいます。その結果、特定の筋肉の腱が手首の関節部分にある腱鞘と摩擦を起こしてしまい腱鞘炎が発症します。
特に、動かす時の手首の角度が腱鞘炎の発症に大きく影響します。ご自身では無理のない角度と思ってつかっていても、仕事中や無意識の時に負荷のかかる角度になってしまっていることもよくあります。また、お仕事などで無理な使い方をしてしまう時なども負担がかかりやすくなります。無理な角度で手首を使うことによって、筋肉・腱を硬くしてしまいます。その状態を長く続けていると腱鞘炎の発症などにつながっていきます。パソコンやマウス操作、お仕事などで同じ動作を繰り返すような方はご注意ください。
内的要因
内的要因と言われるとイメージしにくいと思いますが、例としては筋力低下・血液循環不良・糖尿病・妊娠・出産後などが影響すると考えられています。
腱鞘炎の内的要因として特に多いのが筋力低下です。筋力が弱くなってしまうと、使われる筋肉は少量の筋肉を酷使するしかなくなってしまいます。そうすると、その少量の筋肉には無理がかかってしまうため疲労が溜まりやすくなります。その結果、外的要因と同様に筋肉が硬くなってしまい腱鞘炎が発症してしまいます。これが筋力低下によって痛みが起こる原因です。「利き手じゃないから負担がかかっていないはずなのに・・・」とおっしゃる方もおられますが、利き手じゃないからこそ筋肉量が少なくちょっとしたことが負担になってしまうとも考えられます。
次に多いのが血液循環不良です。血液の大切な役割の一つに、組織に栄養を運ぶという重要な働きがあります。もちろん筋肉に対しても栄養を運んでくれています。しかし、血液循環不良が起こると筋肉に豊富な栄養を送ることが出来ないため、筋肉自体の栄養不良から筋肉が弱体化してしまうことが考えられます。その結果、筋肉が弱くなってしまうと、硬くなってしまう傾向にあります。硬くなってしまうと、柔軟性を失い周辺の組織と摩擦が起こりやすくなります。摩擦が起こることによって腫れが引き起こされ、結果炎症に繋がってしまいます。また、筋肉内に老廃物が溜まってしまうことによって腫れを作り、周辺組織を圧迫してしまいます。
糖尿病の場合にも、血液循環不良が引き起こされてしまう事があるため腱鞘炎発症のリスクは高いとお考え下さい。
妊娠中に腱鞘炎が起こる原因については、はっきりとした原因が分かっていない状態です。ですが、母体の血液の栄養素が胎児にとられてしまうことが原因ではないかと考えています。特に、血液中のミネラルが減少してしまうと筋肉の引き攣りが起こりやすくなることから、妊娠中にも腱鞘炎が起こりやすいと考えています。
このように様々な原因によって腱鞘炎は引き起こされてしまいます。手首の使い方を少し意識していただくだけでも、症状の改善速度の変化や再発防止に繋がります。今ある問題点を治療するとともに、ご自身で出来るケアは是非していきましょう!
人によって何が腱鞘炎の原因となっているかは異なります。そのため、治療も全員に同じことをしていては改善が見られない可能性があります。当院では、一人一人詳しく問診しながら症状の把握を行い、状況に合わせた治療を選択しております。
当院で治療を行うスタッフは、医療系国家資格を保持し10年以上の治療経験を持つスタッフのみです。安心してお任せください!
当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で腱鞘炎からの改善をサポートいたします!
当院で行う腱鞘炎治療は、鍼灸治療・整体療法・テーピング療法を症状に合わせて選択しております。特に症状が強い場合には、腱の肥厚を抑えたり血流を改善するために鍼灸治療を選択することが多くあります。当院で使用している鍼は、全て日本製の使い捨ての鍼ですのでご安心ください。
症状が落ち着いた後や可動域に問題が起こっている場合には、整体療法を選択することもあります。バキバキとさせるような方法ではなく、肘から手先にかけての局所の筋肉を緩め安全な矯正方法で治療を行います。
テーピング療法については、どうしても動かさないといけない場合や症状が強い場合のサポートとして使用することがあります。
治療料金
・腱鞘炎治療は、鍼灸治療・整体療法ともに片手3300円、両手5500円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途1100円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・親指の痛みでペットボトルが開けられない
・マウスをクリックするだけでも腱鞘炎が痛む
・腱鞘炎で子供の世話ができない
・腱鞘炎の痛みが1年以上軽減しない
・痛み止めやマッサージではなく本当の治療を受けたい
など、腱鞘炎による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて手が動きやすくなった!
・腱鞘炎の痛みを気にせず生活ができている!
・親指の動きがスムーズになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、腱鞘炎の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの腱鞘炎治療の経験からあなたの腱鞘炎のタイプや手指周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは身体の構造や運動、腱鞘炎を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に腱鞘炎の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で腱鞘炎の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)