めまいの治療
近年めまいで悩まれている方が増加傾向にあり、
『特定の環境になるとめまいが起こる』
『めまいがいつ起こるか分からないから・・・』
と外出できないなど、日常生活にも大きな影響を与える”めまい”。めまいの程度が強まると、仕事や日常生活を送るのもままならくなります。
めまいは疲労や睡眠不足などその日の体調に影響されるめまい(一過性めまい)や耳に何らかの障害があり起こるめまい(このタイプのめまいは内耳性障害やメニエール病などの診断名が付きます)、脳の障害によるめまい(小脳による平衡感覚障害)、検査をしても原因が明確にならない自律神経失調症によるめまいなど様々です。その中でもほとんどは原因不明のめまいと言われています。
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疲労の影響で起こっている場合は、身体を休めることで症状が治まります。ですが、身体を休めても改善しない場合や、症状の軽快と悪化を繰り返すタイプは身体のどこかに問題がありめまいが起こっていると考えられ治療が必要です。
めまいを感じ西洋医学的な病院を受診しても原因が特定できないため、めまい止めの投薬等の対症療法となります。その為、根本的な治療ではなくめまいを何度も繰り返しめまい患者さんの不安が募るきっかけにもなります。
当院では『めまい』に対して、東洋医学的に鍼灸治療・整体療法で早期の症状改善と体質改善をサポートいたします。
当院で行っているめまい治療の適応は、原因不明のタイプ・耳が問題で起こっているめまい・頸性めまい・顎関節症・自律神経失調症です。脳梗塞など実質的な問題によるめまいには対応しておりません。
めまいの種類
・グルグル回るような回転性めまい
・フワフワと浮いているような浮動性めまい
・グラグラ揺れるような動揺性めまい
・立ちくらみ、目の前が真っ暗になる眼前暗黒感
等があります。
めまいの種類はめまいの原因を特定するのに役立ちます。
回転性めまい:内耳を中心にメニエール病など末梢前庭障害
動揺性・浮動性(ふわふわする)めまい:中枢前庭障害や自律神経失調症
立ちくらみや眼前暗黒感:椎骨動脈不全障害、起立性低血圧や貧血
※すべてがこれに当てはまるわけではありません。
めまいを感じる方で原因が明確な方の80%前後が内耳性めまいと考えられています。
○前庭脊髄反射障害 :身体のふらつき
○前庭眼反射障害 :眼振と強いめまい感
○前庭自律神経反射障害 :吐き気や嘔吐、発汗、血圧変動など
末梢前庭障害の場合には、上記症状が認められます。
東洋医学的にめまいとは?
目がかすんで目の前が暗くなるのを『眩(げん)』といい、ぐるぐる物が回って見えたり、物が揺れて見えるのを『暈(うん)』と言います。この2つは同時に起こることが多いので『眩暈』と呼びます。
この漢字は現在の”めまい”を漢字変換した時にも使わます。
目がかすんで頭がくらくらするのを『目眩』、ひどく頭がクラクラし目の前が暗くなるものを『眩冒』と言います。 眩暈の原因について皇帝内経では、『諸風棹眩、みな肝に属す』、『腎氣不足』、『氣血不足』などがあると考えています。
肝の病変によって血が上に上がりすぎる事でめまいが引き起こされたり、虚弱体質により気(エネルギー不足)が不足することで引き起こさる事が多いのが東洋医学的な見解です。
当院でめまい治療を受けるメリット
1.めまいの原因がわかります。
めまいは自律神経失調症の症状として頻度の高い症状です。めまいの状況を正確に把握するために自律神経機能を測定します。その結果を、グラフ化してわかりやすくご説明いたします。
2.最新のめまい治療
豊富な経験と共に、常に検証・研究を続け最新のより良い効果的な治療を受けられます。
2012年 アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD
2015年 国連機関のWHF(World Human Facilty Community)から鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定
世界に認められた実力と自負しております。
3.アフターフォローが充実
効果の維持と再発を防ぐため、一人一人にあった日常生活の注意点や運動等を指導しています。特にめまいは発症要因によって日常で気を付けるべきことや推奨されることが異なり異なります。その為、ネットでいろいろ調べて迷ってしまっている方もいらっしゃると思います。当院では、「あなたのめまいのタイプ」に合わせた日常のケアを提案いたしますのでご安心ください。
めまいの基本的なセルフケアをご紹介しております。よろしければご覧ください。
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4.自律神経バランスを考慮しためまい治療
めまいの原因が自律神経機能に関与していない”頸性めまい(首の問題によるめまい)”、原因が不明のめまいの場合など、あなたのめまいの状況に合わせた治療を行います。ご安心ください。
当院は、治療に絶対的な自信を持っています。安心して、御来院ください。
日曜日もめまいの治療を行っております。
当院のめまい治療の対象となるタイプ
○浮動性のめまい
○回転性のめまい
○肩コリを伴うめまい
○生理中に強まるめまい
○メニエール
○耳に問題があるタイプのめまい
○自律神経失調症にともなうめまい
○様々な検査を行っても異常が見られなかった原因不明のめまい
めまいが起こった時に診療する受診科目
めまいが起こった場合まず耳鼻科を受診して下さい。最初に耳や脳の異常を確認する事が大切です。特に脳梗塞の前兆の場合には命に係わる為、必ず確認するようにしましょう。
異常はなく『様子を診ましょう』と言われた場合や内耳性のめまいの場合には東洋医学な治療も可能です。そのような場合には、大阪市淀川区新大阪の東洋医学治療センターにお任せください!
当院でのめまい治療 めまいを解消し健康な生活を!
めまいは自律神経機能の乱れや血流が悪くなり起こると考える事ができます。現在西洋医学では、めまいを押さえる治療薬が開発され投薬が行われています。この方法は、めまいの症状に対する対症療法で、めまいが起こった時に一時的に症状は改善しますが、めまいが起こらない身体になったわけではありません。
このような現状の中、当院では東洋医学的考え方のもとに【めまいの起こらない体への体質改善】を目指し治療を行っています。めまいでお困りの方お気軽にご相談ください。
当院が考えるめまいの治療で最も重要なことは、日常生活における不備を無くす事と、再びめまいが再発しないように自律神経のバランスを整えること考えています。
めまい治療の目的
1.頭の血液循環改善
頭の血液循環を改善する事によって頭部のむくみ特に内耳のリンパ浮腫の改善を目指します。
2.全身の血液循環改善
自律神経機能測定を行い自律神経の乱れを明確にし、それに従って自律神経の働きを改善し、その結果として全身の血液循環の改善を目指します。全身の血液循環が改善する事によってめまいの再発が予防できます。
3.自律神経機能調整
脳に問題が無いタイプのめまいは、内耳性のめまいも含め自律神経機能が関与しているめまいです。その為、自律神経機能を整える事はめまいの根本治療になり、再びめまいが起こらないようにするために重要です。
これらを目的に治療を行いめまいが再び起こらないような体質改善をサポートします。
【めまい治療の流れ】
めまい治療ってどんな事をするんだろ? どんな手順でするんだろ?って不安ですよね。 初めてめまい治療をお受けになる前に、安心してめまい治療が受けられるように、めまい治療の基本的な流れを記載します。
(1)問診票のご記入
当院にはいられましたらスリッパに履き替えください。 その後、問診票をご記入していただきます。 問診票には、お分かりになる範囲でできるだけ詳しくご記入ください。正確な情報をいただければ改善までの期間は早まります。
問診票のご記入で分かりにくい場所がありましたら、お気軽にスタッフまでお申し出ください。わかりやすくご説明いたします。
※初診時には、ご予約いただいた時間の10分前(問診表のご記入にかかる時間)までにご来院ください。
※ご予約の時間に遅れられた場合には、ご予約の状況によっては正確な状況把握ができないため、的確な治療ができない可能性もあります。そのような場合には、治療をお断りする事もございます。あらかじめご了承ください。
(2)カウンセリング
記入していただいた問診票をもとに、
『どのような時にめまいの症状がでますか?』
『どのような時にめまいは楽ですか?』
『めまいに付随する症状はありますか?』
『耳の閉塞感や耳鳴りはいかがですか?』 などをお尋ねします。
このカウンセリングによってめまいの治療計画を立てます。
(3)自律神経機能検査
めまいの原因の多くは、自律神経機能の低下によって発症しています。 当院では、自律神経の働きを計測することによって自律神経のバランスを測ります。
計測方法には、パルスアナライザーと良導絡があります。
(4)説明
カウンセリングと自律神経機能検査をもとに、これから行う治療内容をていねいに分かりやすく説明いたします。施術方法などわからない事があれば何でも相談・質問してください。専門用語を使わずわかりやすく説明いたします。
(5)めまい治療
めまいの治療では、症状に合わせて東洋医学的鍼灸治療を行います。 『このような治療を受けたい』等の御希望がある場合には、お気軽にご相談下さい。症状に適応可能であればその治療法で治療を行います。
(6)治療後の効果測定
耳鳴りやめまい、耳の閉塞感、難聴などの状態の変化についてお伺いいたします。
(7)説明
施術後に、日常生活での注意点や今後の治療方針、治療計画についてご説明いたします。 これまでの流れでわからないことがあればお気軽にご質問ください。
めまい治療料金
東洋医学治療 6600円
整体療法 6600円
※初診時には初診料が別途4400円必要です。(検査料含む)
※初診時は状況を正確に把握する必要があり、担当は野村(院長)になります。
2回目以降は女性スタッフ選択可能です。
めまいが起きた時の注意点
1.安静を保つ
めまいが起こったときには、できるだけ安静を保つ必要があります。安静を保つ環境として、できるだけ静かな環境で横になり楽な体勢をとりましょう。
2.精神的な落ち着きを心がける
自律神経失調症からのめまいの場合、精神的な興奮によってめまいは悪化してしまう可能性があります。めまいが起こった場合、できるだけあわてず気分を落ち着かせるようにしましょう。
3.めまいの季節変化
めまいは季節の変化に大きく関係します。特に、春秋は自律神経機能が乱れやすくめまいを発症しやすい季節と考えることができます。この時期には、睡眠不足にならないようにしましょう。胃腸に不快感がある方は、食生活にも気を配ることをお勧めします。
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