眼精疲労の治療
眼精疲労は現代病の1つともいわれるほど近年増えてきている病気で、日常的にパソコンを使う時間の長さが問題となります。現代の仕事ではパソコンを使うことが多いため『眼精疲労は仕方がない』と考える方も増えてきているほどです。
眼精疲労は目の疲労感やドライアイだけではなく全身の倦怠感や頭痛、自律神経失調症を引き起こす原因の1つになっており、適切な対処をしなければ仕事や環境が変わる等の生活の変化がない限り、自然に回復することが少ないと言われています。
『ただの目の疲れ』などと眼精疲労を軽く考えず、根本的な改善をしていきませんか?
・目が疲れる
・目がショボショボする
・眼精疲労が原因で自律神経失調症が起こってしまった
・眼精疲労が原因で仕事の効率が下がる
このような時には、大阪市淀川区新大阪の東洋医学治療センターにお越しください!
眼精疲労の原因
眼精疲労が引き起こされる原因は、
1.目の使い過ぎ
2.体調不良による眼精疲労
3.不良姿勢による眼精疲労
4.自律神経系の問題
5.ストレスによる一過性の問題
上記の5つが挙げられます。
目の使い過ぎによる眼精疲労
仕事でパソコンを使用することが多い現在の仕事環境やスマートフォンの使用など、日常環境を考えると目の使い過ぎによる眼精疲労が最も多いと考えられます。
パソコンやテレビ画面は早いスピードの点が高速で移動して画像を作っているために自然光よりも目に負担がかかると言われており、パソコンを1日に5時間以上使用すると眼精疲労が起こる可能性が高まります。デスクワークをされるほとんどの方が5時間以上パソコンを使用するのが現実であり、眼精疲労は誰にでも起こりえる症状といえます。特に、細かい作業を行う方はまばたきの回数が減少する傾向があり注意が必要です。
パソコンのモニターやスマートフォンの画面の明るさや使用する環境も眼精疲労の原因となります。
・モニターがまぶしく感じるぐらいに明るい
・画面に光が反射してまぶしく感じる
・モニターの明るさは普通であっても外部環境が暗い
これらは眼精疲労の原因になります。
体調不良による眼精疲労
何らかの体調不良を感じている場合には、全身の血流は通常の状況とは異なり、全身レベルで疲労がたまりやすくなります。これは眼も同様で、焦点を合わせる機能は眼の中の筋肉によって行われます。
姿勢不良による眼精疲労
不良姿勢が続くと首や肩の筋肉に負担がかかり、頭部への血液循環が悪くなってしまいます。焦点を合わせるための毛様体筋への血流が悪くなると、焦点距離を合わせることが困難になり目を細めて注視を行い無駄な力がかかった状態になります。それが眼精疲労の原因になります。
代表的な不良姿勢は首の問題であるストレートネックや背骨全体のゆがみ、背骨の土台となる骨盤のゆがみがあります。
自律神経系の問題による眼精疲労
自律神経の機能により明るい時には瞳孔が縮小し、暗い時には瞳孔が拡大するように、無意識の間に瞳孔の大きさが調整されます。自律神経機能が乱れると瞳孔の大きさの調整がうまくいかなくなり、物が見えづらくなってしまい目を細めるような力がかかり眼精疲労の原因となります。
ストレスによる一過性の眼精疲労
ストレスによる眼精疲労は自律神経系の機能異常によって引き起こされる眼精疲労と同様の機序で発生します。
眼精疲労の原因についてご紹介いたしました。これらは分かりやすくするために別々に分けて記載しましたが、実際に起こる眼精疲労の原因としては個々の原因だけで眼精疲労が発生するというよりは、上記5パターンの複合的な原因で起こると考えています。
眼精疲労の症状
眼精疲労は、目に現れる症状、視覚に関連する症状、目以外に現れる症状、自律神経症状、精神症状が現れることがあります。それぞれの代表的な症状をご紹介致します。
※眼精疲労によってこれらの症状がすべて現れるという事ではありません。
眼精疲労による目の症状
〇目が重たい・・・眼精疲労に見られる最も代表的な症状
〇目が痛む・・・・眼球内の圧力の一過性の上昇や血流障害による阻血性疼痛など
〇目の充血・・・・眼精疲労による炎症の徴候
〇目の熱感・・・・眼精疲労による炎症の徴候
〇その他、目がショボショボする・瞼が重たい・異物感(ゴロゴロする)など
初期の痛みは長時間注視し目に疲労がたまった後に起こることが多く、眼精疲労の程度が悪化するにしたがって痛みが長期間継続するようになります。
視覚に関連する症状
〇焦点が合わない・・・毛様体の疲労による症状
〇光過敏・・・・・・・瞳孔の調節に問題が起こり、瞳孔が開いた状態になる
〇かすみ目
目以外に現れる症状
〇肩こり・首こり・・・・力を入れて見ようとするために、長時間にわたり首や肩に力が入ることで発症
〇頭痛や目の奥の痛み・・肩こりの悪化により頭部への血流量が低下することで発症
〇側頭部のこわばり・・・目に力を入れることで顔面の筋肉が緊張状態になり発症
自律神経症状
〇ドライアイ・・・顔面神経(副交感神経)機能低下により涙腺からの涙液分泌量低下 頸部交感神経機能更新による涙液量低下
〇吐き気・・・・・迷走神経機能の過剰興奮による吐き気
〇睡眠障害・・・・交感神経機能の亢進による不眠や睡眠レベルの低下
〇食欲不振
精神症状
〇イライラする・・・交感神経機能の過剰興奮による
〇抑うつ状態・・・・交感神経機能の低下による
眼精疲労の治療
当院では、眼精疲労に対して血流改善を目的とした治療と東洋医学的な治療による自律神経調節を行い根本的な改善をサポートします。 眼精疲労の治療法は、東洋医学的鍼灸治療です。眼精疲労の治療に使用する鍼は0.20㎜前後の髪の毛と同じくらいの鍼を使用します。痛みはほとんどありませんのでご安心ください。
眼精疲労になぜ鍼灸治療?
眼精疲労に対して鍼灸治療を行う主な目的は血流の改善です。眼精疲労の初期は、通常の疲労と同様と考えることができます。その為、血液循環促進能力が高い鍼灸治療は最適な方法と考えることができます。
さらに鍼灸治療は西洋医学・東洋医学の両方を合わせて考えても硬くなった筋肉を柔らかくする効果は最高レベルです。その為、眼精疲労によって硬くなった周囲の筋肉を同時に柔らかくすることも可能です。
このような理由から当院では眼精疲労に対して鍼灸治療をおすすめしております。
眼精疲労の状況によって、東洋医学的鍼灸治療・電気鍼・トリガーポイントの中で最適な方法を選択して治療を行います。症状に合わせて行いますのでご安心ください。
当院で眼精疲労治療を受けるメリット
1.眼精疲労の原因がわかります。
今現在の眼精疲労の状況を分析し、眼の疲労が原因なのか?周辺の筋肉の過緊張による問題で眼精疲労が引き起こされているのか?自律神経が関与しているのか?を分析します。
2.世界に認められた実力
2012年8月21日
アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD
2015年7月
国連機関のWHF(World Human Facilty Community)から鍼灸スペシャリスト認定
3.アフターフォローが充実
眼精疲労が少しでも軽減するように、日常生活の注意点やセルフケアについてご紹介いたします。
4.スペシャリストによる眼精疲労治療
全ての治療スタッフは治療のプロです。当院の今までの経験により、日々改善を行いながら眼精疲労の治療を行っています。また、痛みを伴うような危険な方法は行いません。
5.バランスを考慮した治療
施術スタッフは、全て医療系国家資格所持者です。身体のバランスや東洋医学の専門家である為、1人1人の状態に合わせた治療が可能です。
当院は、治療に絶対的な自信を持っています。安心して、御来院ください。
日曜日も眼精疲労の治療を行っております。
眼精疲労の鍼灸治療の流れ
眼精疲労治療ってどんな事をするんだろ? どんな手順でするんだろ?って不安ですよね。 眼精疲労治療をお受けになる前に、安心して治療が受けられるように、基本的な流れを記載します。
(1)問診票のご記入
当院にはいられましたらスリッパに履き替えください。 その後、問診票をご記入していただきます。 問診票には、お分かりになる範囲でできるだけ詳しくご記入ください。正確な情報をいただければ、その分改善は早まります。
(2)カウンセリング
記入していただいた問診票をもとに、
『どのような時に眼精疲労のの症状があらわれますか?』
『どのような時は眼精疲労が楽ですか?』
『眼精疲労に付随する症状はありますか?』
『めまいを伴いますか?』 などをお尋ねします。
このカウンセリングによって眼精疲労の治療計画を立てます。
(3)検査
眼精疲労に自律神経失調症の症状が合併している場合には自律神経機能検査を行います。
(4)説明
カウンセリングと検査をもとに、今現在の状態をお伝えするとともにこれから行う治療内容をていねいに分かりやすく説明いたします。施術方法などわからない事があれば何でも相談・質問してください。専門用語を使わずわかりやすく説明いたします。
(5)眼精疲労治療
眼精疲労の治療では、症状に合わせて東洋医学的鍼灸治療や磁気刺激療法を行います。『このような治療を受けたい』等の御希望がある場合には、お気軽にご相談下さい。症状に適応可能であればその治療法で治療を行います。
鍼灸治療は、頭部、首を中心に治療を行います。
(6)治療後の効果測定
眼精疲労治療後に、治療前の状態と比べてどのような変化が起こったかをお伺いいたします。
(7)説明
施術後に、日常生活での注意点や今後の治療方針、治療計画についてご説明いたします。また、一人一人に合ったストレッチ法や日々のケアの方法もお伝えいたします。 これまでの流れでわからないことがあればお気軽にご質問ください。
眼精疲労治療の適応
眼精疲労の初期症状で自律神経失調症の症状が合併していないような場合には鍼灸治療、自律神経失調症の症状が合併しているような場合には鍼灸治療と磁気刺激療法を同時に行います。
眼精疲労治療
眼精疲労治療
治療費 1回 6600円
頭部・頸部に鍼灸治療を行いながら磁気刺激療法によって自律神経機能の調整を同時に行います。
※初診時には、初診料が別途2200円必要です。
※自律神経機能検査を行った場合には検査費用として別途2200円必要です。
眼精疲労のセルフケア
眼精疲労は、炎症の状況や程度によってケアの方法は異なります。ご自身の眼精疲労の状況に合わせたケアが重要となります。
炎症を伴う場合
目が熱く感じる、充血している、この2徴候がみられる場合には炎症を伴う眼精疲労である可能性が高いです。
このような場合には目を冷やすことが大切です。
炎症を伴わない場合
特に熱感や充血もなく炎症所見が伴わない場合には、目を温めて血流を改善することが大切です。
目を休める
眼精疲労の原因が、目の使い過ぎであることから最も理想的なケアは目を休めることになります。仕事で使う場合には、一番難しいケアであると思います。その為、現実的に休めることができる時に休めるようにしましょう。
具体的には、仕事以外でパソコンやスマートフォンを使用する時間を減らすことです。
ストレッチを行う
首や肩の筋肉が硬い状態になると頭への血液循環は悪くなってしまいます。その結果、眼精疲労が改善しにくい状態になります。1日に数回首を回したり肩を回したりするようにしましょう。
目に入る光刺激を緩める
モニターの明るさを暗くすることや少し色のついたPC眼鏡を使用することも、目に入る光の強さを緩めることになり目にかかる負担が和らぎます。また、モニターに何らかの光が映って反射しているような場合には、日からが写らないようにする工夫が必要です。