逆子治療
逆子が発生する原因を東洋医学的では、お母さん体内のバランスが崩れていると考えます。
特に下腹部を触って冷たい方は注意が必要です。下腹部の冷えから大切な頭を守るために頭を上に向けているとも考える事ができます。 逆にいえば、下腹部を温めてあげる事で逆子が治る可能性があるということです。東洋医学的な逆子治療もお灸と鍼を組み合わせて使うことによって下腹部を間接的に温めることにあります。
30週を過ぎると赤ちゃんが大きくなる速度も速まりどんどん成長していきます。赤ちゃんには時間がありません。 帝王切開を決断する前に、東洋医学的に逆子治療をしませんか?
当院では副作用のない治療法で逆子の改善をサポート致します。
なぜ、東洋医学?
東洋医学的に逆子が起こるのは下記の原因があると考えます。
①気血両虚
虚弱体質で氣血が不足した状態で妊娠した時に起こります。
特徴はやせ型の方に多く、身体を温めるエネルギー(気)が少ないので冷えを感じていることが多く、息切れがしやすいところにあります。
②気滞
情緒不安定となり、肝鬱氣滞となり赤ちゃんがまわりにくくなります。妊娠前には頭痛やめまい、睡眠障害(多夢や入眠困難)を感じていた方に見られます。
特徴は、胸苦しい感じやお腹の張りで苦しい、精神的疲労感などが特徴です。
③脾虚
脾虚の為水毒が起こり湿邪の停滞が赤ちゃんをまわりにくくします。
特徴は、肥満傾向で身体が重だるい、食欲不振、むくみなどがあります。また胃腸が弱い方く、妊娠初期につわりが強く現れた方も多くいらっしゃいます。
④寒邪実盛
寒が下肢から腹部を通る時に、下腹部を冷やしてしまうのでまわりにくくなります。これは体質的な面というよりは、外邪(外から入ってくるもの)であり適切な対策で予防が可能です。
余談ですが、風邪(かぜ)も東洋医学の外邪である風の邪が入り発症する疾患です。風邪予防と同様に寒邪予防も心がけましょう。
上記4つの理由が東洋医学的では逆子の主な原因と考えます。これらの原因に合わせて、鍼とお灸による治療を行っています。
なぜ逆子はダメなの?
出産時に頭から出てくるのが正常ですが、逆子の場合は出産時に足やお尻が先に出てきて、最後に頭が出てくることになります。大きな頭が最後に出てくるのは、かなりの危険が伴ってしまいます。
そのため逆子はほとんどの場合で帝王切開での出産となります。帝王切開で出産をされた方の場合、腹筋を切除しているため腹筋の筋力が弱くなり腰痛が発症したり、赤ちゃんが産道を通過する時に腸内細菌を飲み込むことで形成されるフローラが適切に形成されずにアレルギー体質に育つリスクがあります。
このように赤ちゃんにとっても母体にとっても逆子は良い状態とは言えません。
逆子治療に当院を選ぶメリット
1.逆子の状態がわかります。
逆子になってしまった原因やパターンをわかりやすく東洋医学的に説明します。あなた自身の逆子の東洋医学的パターンを理解することによって、有効な対処法をあなた自身が判断できるようになります。
2.最新の治療法
当院は日本でトップクラスの逆子治療の経験を持ちます。これまでの経験からの考察し最新のより良い効果的な治療を受ける事ができます。
3.アフターフォローが充実
治療効果の維持と逆子の再発を防ぐため、一人一人にあった日常のケアを提案しています。さらに当院では産後の骨盤矯正も可能です。妊娠・出産によって引き起こされる痛みなどの問題も対応いたします。
4.全て国家資格所持者
東洋医学の基本的な知識を有した医療系国家資格所持者による逆子治療を行っています。「そんなの当り前では?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、恥ずかしながら無資格で治療に類似する行為を行っている人がいるのが現状です。
5.世界に認められた実力
2012年8月21日
アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD
2015年7月
国連機関のWHF(World Human Facilty Community)から鍼灸スペシャリスト認定
逆子の実績
当院では、1073名の逆子治療を行い886名の逆子が回転しました。 逆子治療には、お灸と鍼の両方を用いて治療しています。
治療間隔
妊娠の27週くらいまでは全体の30〜40%の方が逆子であるといわれています。ですから27週までは逆子治療は必要ないと思います。
28週以降で逆子の場合には、治療は通常週に3回のお灸治療を行います。
時期は妊娠27週〜37週まで出来ます。
理想は妊娠27週〜32週の間にお灸による逆子治療を始める事です。早い週ほど良い結果がでています。 逆子と診断されたら、出来るだけ早く逆子治療を始めましょう。
逆子の治療方法
治療はお母さんの手をお腹に当てながら行います。
逆子治療で主に使うツボは、「陰綾泉」「至陰」「陰白」「三陰交」「足三里」「内関」「太衝」です。 その他にも、状況によってほかのツボを使うこともあります。これらのツボは逆子の東洋医学的タイプによって使うツボが異なります。使い方と使う時期によっては赤ちゃんに対して悪影響を及ぼす可能性があります。
自宅で逆子の灸を始める方は下記動画を参考にしていただければと思います。数回繰り返しても変わらない場合には、プロによる逆子治療をお勧めします。
治療回数は、10回以内で改善ことが多いです。今まで改善された方で最も治療回数が多かったのは14回です。これ以上の治療で改善しなかった場合は、何らかの原因があるように思われます。それでも根気よく治療していけば治る場合もあります。
※胎児が2500gより大きくなると子宮の中で回転するのが困難になります。
逆子治療は鍼灸治療が最適
近隣の産婦人科医からのご紹介を頂く機会も多く、逆子治療は鍼灸の適応だと確信しています。 逆子治療は週を重ねるほど胎児が大きく成長するため成功率が下がります。 逆子が判明したときには、速やかに決断し治療を開始しましょう。
逆子治療に最も適しているのは妊娠27〜35週頃です。
逆子の料金システム
逆子治療は鍼灸治療によって行います。
治療費 1回 3300円
※初診時に初診料2200円が必要です。
逆子治療は完全予約制になっています。
お電話で予約をお願い致します。
また、初診時には問診票のご記入を行って頂きたいので、予約時間の10分前までにご来院ください。
逆子治療Q&A
Q.逆子治療に予約が必要ですか?
A.完全予約制で治療を行っています。ご来院の際には事前にご予約していただくよう、お願いしております。
Q.逆子治療に通う治療間隔は?
A.赤ちゃんの大きさによって治療の間隔は異なります。
当院で行う事の多い治療間隔を記載します。
1500g ⇒ 週に1~2回
1800g ⇒ 週に2~3回
2000g ⇒ 週に3~4回
2300g ⇒ 週に4~5回
を目安に治療を行っています。
Q.逆子はどれぐらいでよくなりますか?
A.治療回数は、10回以内で治ることが多いです。今まで改善された方で最も治療回数が多かったのは14回です。これ以上の治療で改善しなかった場合は、何らかの原因があるように思われます。それでも根気よく治療していけば治る場合もあります。
※胎児が2500gより大きくなると子宮の中で回転するのが困難になります。
Q.鍼治療は痛いですか?
A.鍼灸治療で使用する鍼は、太さが0.2㎜の髪の毛と同じぐらいの太さの鍼を使用しますので、注射のような痛みはありません。皮膚が張っている場合にはちくっとした痛みが、また硬くなった筋肉に鍼がとどくとズーンとした”ひびき”といわれる痛みが出る場合があります。
Q.逆子の鍼灸治療に副作用はないのですか?
A.逆子の東洋医学的な鍼灸治療に副作用はないと考えています。実際にこれまでの6年間に副作用が出た事はありません。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
10:00~13:00 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
10:00~21:30 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※土曜診療は8:30~16:30
※日曜診療は8:30~19:00
・完全予約制
・休診日:水曜日・祝日
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
TEL:080-6224-4693
※インターネットによるご予約が分かりにくい方は、お気軽にご連絡ください。
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