大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

うつ病の治療

うつ病治療

うつ病治療

 うつ病は現代のストレスの多い社会の中で、ストレスが長時間にわたり強くかかり続けることによって、精神の耐久力を超えてしまい発症してしまいます。ストレスは子供から老人まで広い年齢層あるため、ストレスに対する耐久力や性格的特徴によってうつ病も幅広い年齢層に発症します。国内のうつ病になってしまっている患者数は推計360万人以上と日本人口の3%以上といわれています。

 現在、うつ病になってしまうと西洋医学的な治療では改善に非常に長い時間がかかります。そこで当院では、うつ病に陥ってしまった方に対して少しでも早く改善できるように、東洋医学的に原因を見つけて適切な治療を行うことにより1日でも早くうつ病からの改善ができるよう全力で治療を行っています。

 うつ病の典型的な症状は抑うつ感です。そして、この抑うつ感に伴い精神的活力が低下し、不安感や焦燥感が現れたり、自律神経失調症の症状が現れることがあります。その結果、これらの症状の原因が自分にあると思ってしまい自分自身を責めてしまったり(自責感)、これからの希望が持てなくなってしまい絶望感を感じたりしてしまうと、身体機能も停止状態になります。これがさらにうつ状態を強めてしまいます。これがうつ病の負のスパイラルと考えられています。

 うつ病の負のスパイラルから抜け出すことによってうつ病の早期回復が可能となります。

 うつ病とは?

うつ病のイメージ

 うつ病は、日本人の15人に1人は体験する身近な疾患です。ですが、現実にうつ病になって病院を受診するのは4人に1人というのが現状です。うつ病でも医療機関を受診していない方は、うつ病にかかっていることに気付かない位の軽度の場合や、医療機関に受診することをためらっているといわれています。

 最近では、うつ病は『心の風邪』と呼ばれるほど認められる頻度の高い疾患になってきました。ですが、風邪とは違い自然に改善するのは非常に難しい特徴があります。また、風邪は放置しても悪化する事は少ないですがうつ病の場合には、時間の経過と共に態度の変化など悪化することが多くあります。このような理由から、うつ病になってしまったら1日でも早く治療を開始したほうがよい疾患として考えられています。うつ病の兆候がある場合には、一人で悩まずに周囲の方に相談したり、専門家に相談したりして早期の回復を目指しましょう。

 現代社会でうつ病を引き起こす大きな原因としては、人間関係によるストレスが最大の要因と考えられています。職場での人間関係や、家庭内での人間関係が代表です。その他、過去の後悔、そして出産などによる家庭内の環境変化もうつ病の誘因となります。人間関係のトラブルや環境にうまくなじめないストレスを自分の中に抱え込んでしまいうつ状態になると心身の不調となって現れます。また、パニック障害が悪化しうつ病に進行することもあります。

 うつ病にかかりやすい方には性格的特徴があり、まじめで几帳面、面倒見が良く責任感が強い性格で周囲にあまり助けを求めない人と言われています。この特徴をみると、日本人の多くの方に当てはまるのが現実です。つまり、日本人の多くの方がうつ病にかかってしまう危険性が高あるということになります。
 
 また、女性はホルモンの変化が月経周期に伴い、毎月起こるために男性に比べ2倍うつ病にかかりやすいといわれています。このようなホルモンバランスの変化は精神状態にも大きな影響を与え、抑うつ状態を招くきっかけになっています。

 うつ病というと『落ち込んだ状態』と考える方も多くいらっしゃいます。これは当たっているようで当たっていません。人間の感情には波があります。調子が良い時もあれば、調子が悪い時もあります。調子の悪い時間が長く通常2週間以上継続して起こっているなどの状態を指します。

うつ病における神経伝達物質

 人はストレスを感じた時には、交感神経の活動が亢進し『闘争』もしくは『逃走』の反応が起こります。これは、ストレスを回避するためには必要な反応です。体の中で起こる反応としては、交感神経の興奮だけではなく、副腎髄質系がストレスに対して抵抗するために反応をします。それによって交感神経末端から神経伝達物質としてノルアドレナリンやアドレナリン、そして副腎髄質からも同様のホルモンが分泌されます。これによって精神的興奮度を高め、更に血糖値を上作用させストレスに対しての抵抗力を上げます。

 ですが、慢性的に強いストレスがかかったときには、これらの反応は衰えてしまい神経伝達物質の分泌量も低下します。それによってストレスに対する抵抗力も下がってしまいます。この状態が継続すると、ほんの少しの刺激に対しても過剰反応を起こしてしまいます。その結果、常に微量のノルアドレナリンが分泌された状態となります。

 ノルアドレナリンの働きを抑制するホルモンにセロトニンがあります。セロトニンは、ノルアドレナリンによる過剰な興奮や抑うつ状態を軽減させる働きを持ちます。そして、ストレス環境が長期間続いた場合には、セロトニンの分泌が減少してしまいます。その結果、セロトニンの分泌が不足し、鬱状態、自傷・他傷行動、快楽依存行動が出現するようになります。 

 東洋医学におけるうつ病

 うつ病の起因が憂うつ感ということは西洋医学と東洋医学で変わりはありません。ただし、うつ病の発生に関する考え方が少し違ってきます。

 東洋医学的にうつ病の初期には、氣滞・痰鬱・鬱熱などの実証が認められます。これが長期にわたって解消できなければ、脾や腎に影響を与え陰血不足や氣血両虚が起こってきます。うつ状態が発症する前に実証では、肝鬱氣滞・氣鬱化火・氣滞痰鬱の状態がほとんどです。この中でうつ病の原因として特に多いのが肝鬱氣滞です。
 また、東洋医学的にうつ病を考える時には、正経十二経脈における問題を考える事が必要となります。ですが、経絡はこれだけではありません。この正経十二経に奇経八脈を合わせて考えなければ病態を把握できないことも多々あります。
 特に、内因性のうつ病の場合には督脈が影響していることが多いのも特徴です。

 うつ病の症状

うつ病の症状には様々な症状があります。
○不眠
○妄想
○意欲障害
○思考速度の低下
○身体的症状
○めまい
過敏性腸症候群
○双極性障害

うつ病治療に当院を選択する3大メリット

1.うつ病の原因となる自律神経のバランスがわかります。
 うつ病は自律神経機能が乱れた状態が一定期間以上継続することによって発症する疾患です。その為、うつ病の状況を把握するためには自律神経機能を測定する事が重要です。


2.世界に認められた実力

2012年アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD

2015年 国連機関WHFから鍼灸スペシャリスト認定

 世界に認められた実力と自負しております。

3.アフターフォローが充実
 うつ病を改善するためには治療を受けるだけでは足りません。あなたの体の状況にあった日々のセルフケアを行う事が大切です。当院では自律神経バランスを計測し、あなたの体の状況に合わせて適切な食生活や運動などのセルフケアを提案いたします。

当院は、治療に絶対的な自信を持っています。安心して、御来院ください。
日曜日もうつ病の治療を行っております。

うつ病治療料金

当院ではうつ病の整体療法・鍼灸療法・磁気刺激療法を行っております。
治療法の選択法は、今現在の症状を改善するのに最も有効な治療法を選択いたします。
また、このような治療法が受けたい等の御要望がある場合には御相談下さい。

整体療法
整体療法では、骨格のゆがみからおこるうつ病の改善を目指し骨格矯正を行います。
『良い神経の働きは、良い姿勢から』をモットーに整体療法を行います。
治療費 1回 6600円~8800円
※うつ病の症状が強く現れているような場合には鍼灸治療の適応となります。特に初期については鍼灸治療の適応となります。


東洋医学的治療
鍼灸治療では、東洋医学的にうつ病が起こる原因を探し治療を行います。また、状態によっては自律神経の働きを測定しその状態に合わせた鍼灸治療を行う事もあります。自律神経失調症による症状の緩和やうつ状態の緩和に有効な治療法です。
治療費 1回 6600円~8800円


磁気刺激療法

磁気刺激療法では、交流磁気の力を使って血流を改善し自律神経機能を整えます。この方法は、体力が落ちてしまった方やうつ状態の方にも行える治療法です。
治療費  1回 5500円

総合治療
整体療法と東洋医学治療を合わせて行います。身体の状態によっては過度な刺激となる為、行う事が出来ないこともあります。
治療費  1回 11000円

※初診時には初診料が別途4320円必要です。

診療時間

LINEからのご予約

※土曜診療は9:00~17:00

※日曜診療は9:00~18:00
・完全予約制
・休診日:水曜日・祝日

 ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。

TEL:080-6224-4693

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