

石灰沈着性腱板炎の多くは肩甲骨から上腕骨に向かって走行する回旋筋(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)の腱板部分に石灰(リン酸カルシウムの結晶)が沈着し炎症が起きることが原因で発症し、肩関節周辺に痛みと関節可動域制限が認められる疾患です。この部分は血管の走行の問題によって血液循環が悪くなってしまう場所であり、回旋筋が頻繁に損傷されることによって石灰の沈着が起こるのではないかと当院では考えております。発症は40~50歳代の女性に多いとされています。レントゲン撮影で石灰が確認されたときに診断されます。
石灰沈着性腱板炎は1週間前後の短期で解消する場合もありますが、筋肉のバランスや血流障害によって石灰を流す能力が低い場合には慢性的な経過をたどることもあります。
石灰沈着性腱板炎も五十肩に含めて考えられることもありますが、五十肩とは肩の痛みや運動制限があるが特別な原因が明確にならない場合を指し、医学的には石灰沈着性腱板炎を五十肩に含むことはありません。
石灰沈着性腱板炎によって『夜も眠れなくなるような痛み』、『服を着る時にも痛みがある』、『髪の毛を触ろうとしただけでも痛みがある(結髪動作)』、『背中に手が回らない(結帯動作)』など日常生活に障害が3週間以上継続している場合や、石灰を除去する手術を受けても症状が改善しない場合には治療が必要です。
長い間放置してしまうと、痛みが解消した後でも運動障害が残るの可能性があるので適切な治療を早めに開始しましょう。
石灰沈着性腱板炎治療は当院にお任せください!

『服を着るだけで肩が痛む。』
『石灰沈着性腱板炎治療を受けているけどなかなか改善しない。』
『夜中に肩が疼いて目が覚める。』
そんな時はぜひ大阪市淀川区の東洋医学治療センターにお越しください! 国家資格を持ったプロのスタッフが対応します。
プロの治療によって、石灰沈着性腱板炎の症状もすっきり解消!
『石灰沈着性腱板炎の痛みがなくなった!』
『夜中に目が覚めなくなった!』
と驚く患者さんもいらっしゃいます。
あなたの症状に応じて、鍼灸治療、カイロプラクティック、テーピング療法などを用いて症状改善をサポートいたします。もし不安や心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。 できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
石灰沈着性腱板炎の原因
石灰沈着性腱板炎は、最初に記載した通り回旋筋腱板内にリン酸カルシウムの結晶が沈着することによって炎症が起こり発症する疾患です。ですが重要な事は石灰がたまっている事ではなく、”なぜ石灰がたまってしまうのか?”という事です。
肩関節に石灰がたまってしまう原因は、基本的な血管の分布に問題があり人間の構造上の問題でが、すべての方が石灰沈着性腱板炎になるわけではない事からこれだけが問題というわけではありません。
血液循環は調整されており、よく動かす筋肉に優先的に分配されます。肩をよく動かす方の血流は動かさない方に比べて良好です。この事実から日常的に肩関節を動かす事が少ない方は石灰沈着性腱板炎が発症しやすいことになります。
それでは運動量が多い人が発症するのはなぜか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。それは動かしすぎる事によって回旋筋の微小損傷が起こり、その部分に石灰が沈着してしまう事が考えられます。
その他、加齢性要因やホルモンなどが関連しているとする説もあります。
石灰沈着性腱板炎の症状
石灰沈着性腱板炎は鋭く強い痛みを訴えられることが多くあり、痛みにも種類があります。
自発痛

自発痛とは、ご自身にとって最も楽な姿勢を取っても肩に痛みを感じる状態をいいます。『何もしていなくても痛みがでている』と言われることがありますが、それは自発痛とお考えください。自発痛は石灰沈着性腱板炎の炎症が強い発症初期に認められます。
夜間痛
夜間痛とは夜寝ている時の痛みです。特に朝方に強く現れることが多く、痛みのある側の肩を下にしたときに痛みが現れやすい傾向があります。夜寝ていて痛みで目が覚めるという体験は、石灰沈着性腱板炎の方の約90%の方が体験するといわれています。炎症が強い時にみられることが多いです。
運動痛
運動痛とは肩を動かした時に痛みが現れる事です。石灰沈着性腱板炎の場合には石灰がたまっている場所によって制限される動きは異なります。
1.背中を触るような動作(結帯動作)
2.頭を触るような動作(結髪動作)
3.物を引っ張るような動作
これらが代表的です。
石灰沈着性腱板炎治療
当院では石灰沈着性腱板炎に対して、鍼灸治療・カイロプラクティック・テーピング・運動療法(理学療法)・物理療法を行っております。治療法の決定は痛みの原因や症状の程度、関節可動域等を正確に把握し分析した結果、症状に対して最も改善しやすい治療法を選んで行います。
基本的には、石灰沈着性腱板炎の程度が軽度から中等度の場合は物理療法・理学療法、中等度以上の場合は鍼灸治療・物理療法、重度の場合には鍼灸治療・テーピング治療などの治療が理想的です。
石灰沈着性腱板炎治療に当院を選ぶメリット
1.石灰沈着性腱板炎の状態がわかります。
あなたの石灰沈着性腱板炎の今現在の状況を運動学的に分析しわかりやすく説明します。あなた自身の石灰沈着性腱板炎のパターンを理解することによって、有効な治療法や無意味な治療法をあなた自身が判断できるようになります。
2.最新の治療法
当院は日本でトップクラスの治療の経験を持ちます。これまでの経験からの考察し最新のより良い効果的な治療を受ける事ができます。
石灰沈着性腱板炎が発症する部位は正常であっても血管の走行から血液循環が良くない場所です。そのような部位であっても血液循環を最大限高めることが必要です。ただし過度な刺激を与えれば炎症が再発し痛みが強まってしまうこともあります。当院ではあなたの体の状況に合わせたアプローチを行いますのでご安心ください。
3.アフターフォローが充実
石灰沈着性腱板炎は筋肉の問題や肩関節自体の問題で発症し、それぞれの問題によって対策は全く異なります。当院では石灰沈着性腱板炎の要因を分析し治療効果の維持と再発を防ぐため、一人一人にあった体操やトレーニングをご提案しております。
4.世界に認められた実力
2012年
アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD
2015年
国連機関のWHF(World Human Facilty Community)から鍼灸スペシャリスト認定
世界に認められた実力と自負しております。
石灰沈着性腱板炎治療の流れ

石灰沈着性腱板炎治療は鍼灸治療とカイロプラクティック、運動療法をメインで行います。
鍼灸治療では石灰沈着性腱板炎の痛みの緩和・血流改善を目指します。
カイロプラクティックでは運動制限の認められる肩関節の動きの調整とゆがみを矯正します。
運動療法では石灰沈着性腱板炎により筋力低下が認められる場合の筋力増強や関節可動域の拡大を目的とした治療を行います。
【治療の流れ】
「石灰沈着性腱板炎治療ってどんな事をするんだろ?」 「どんな手順でするんだろ?」って不安ですよね。 初めて治療をお受けになる前に、安心して治療が受けられるように基本的な流れを記載します。
1.カウンセリング表に現在の状況を記入
カウンセリング表にはお分かりになる範囲で出来るだけ詳細にご記入ください。
状況が判断しやすくなり、最も適した治療法を選択しやすくなります。
2.カウンセリング
カウンセリングでは、今現在の状態をお伺いいたします。
『石灰沈着性腱板炎が発症してからの症状の変化はいかがですか?』
『夜間痛で目が覚める事はありますか?』
『石灰沈着性腱板炎の症状が楽になるのはどういう時ですか?』
『これまで石灰沈着性腱板炎はどのような治療を受けていましたか?』
等をお伺いいたします。
3.筋肉や身体のバランスチェック
肩関節の動きのバランスや可動域、筋肉の硬さや筋力低下のチェックを行います。
これらの検査によって具体的な治療計画を作成します。
4.東洋医学的石灰沈着性腱板炎治療
石灰沈着性腱板炎は強い痛みを伴う疾患で中等度以上の炎症を伴っている事も少なくありません。現在の状態に最も適した方法を選択し治療を行いますのでご安心ください。
5.治療後の説明とアドバイス
体質改善のために重要な日常生活での注意事項、生活習慣、エクササイズ、食事等のアドバイスを一人一人の状態に合わせて説明いたします。
石灰沈着性腱板炎治療
鍼灸治療

治療料金 1回 5500円
鍼治療ではステンレスの使い捨ての鍼を使用します。鍼の長さは様々で、2~3㎜の皮内鍼と呼ばれるものもあれば、30㎝にもなる鍼などがあります。太さについても、0.12㎜のものから0.3㎜以上あるものもあります。長さや太さは石灰沈着性腱板炎の症状・痛みの部位によって選択いたします。
当院では石灰沈着性腱板炎に対して鍼治療をメインに行っております。治療理論は症状や状況に合わせて、東洋医学的鍼灸治療・電気鍼・トリガーポイントの中で最適な方法を選択して治療を行います。
症状に合わせて行いますのでご安心ください。
トリガーポイント療法
筋肉の痛みと関連してくる痛みとして、『トリガーポイント』があります。Trigger=引き金、Point=点という【筋肉の痛みの引き金となる点】という意味になります。 トリガーポイントは、実際に痛みが出ているところとは別のところが原因となり痛みを引き起こしてしまいます。そのため、痛い場所ではなく違う場所(トリガーポイント)を押すことで普段の痛みが再現される、もしくは遠隔部に放散するように痛みが走ることが認められます。 筋肉の痛みやトリガーポイントによる痛みでは、血液検査やMRI、レントゲンなどの検査で見つけることは難しいです。そのため、原因不明として片づけられることも少なくありません。
トリガーポイントの主な特徴
●押すと症状が再現される、もしくは遠隔部に放散するように痛みが走る
●索状硬結(ロープ状に硬くなった線維)がある
●硬結を弾いたり、鍼を刺入すると一時的に筋肉が収縮する
●自律神経反応(皮膚が一部分のみ黒ずんでいる、毛がすれているなど)
●圧痛部を押すと痛みのため体を引っ込める(ジャンプサイン) などがあります。
トリガーポイントは短縮すると痛み、短縮させたまま保持するような姿勢が一番痛みが強まることが報告されています。そのため、トリガーポイントが形成されている場合、無意識に問題となる筋肉を伸ばすような姿勢をとるとも言われています。
皆さんも普段ストレッチをして筋肉を伸ばすと少し症状がマシになったように思うことがあるかと思います。この場合でも無意識に筋肉を伸ばしストレッチをかけようとしていることになります。
例えば、肩が凝っているような方では、凝っている方の首を片方に傾けて問題となっている側の筋肉を無意識に伸ばすような姿勢になっていることがあります。腰痛の場合でも、浅く座って楽な方と深く座ったほうが楽になる方がおられます。この座り方も、トリガーポイントによることもあります。このようにかばう姿勢を取り続けると、さらに他の部分に負担がかかってくることも考えられます。
整体療法
治療料金 1回 5500円
石灰沈着性腱板炎の整体治療では、肩周りの筋肉をマッサージでゆるめ、関節可動域の増大を目的に関節可動域訓練を行います。使用するテクニックは、AKA(関節包内運動学的アプローチ)・PNF(固有重要性神経筋促通法)・マッケンジーテクニック・アクティベーターメソッドです。
AKA療法とは?
関節運動学的アプローチ(Arthrokinematic Approach 以下AKA)は、『関節運動学に基づく治療法で、滑膜関節における関節の遊びと、構成運動である関節面の滑り、回転、軸回旋などの関節包内運動を改善する手段である』と定義されています。理学療法の中では、運動療法に位置付されています。 AKAは痛みに対する対症療法とみられていることも多いです。しかし実際には、関節可動域制限や運動痛の原因として最も多い関節機能異常などの関節内包運動異常に対する根治療法であると考えられています。
関節面相互の運動は関節内包運動と呼ばれ、副運動と構成運動があります。副運動は「関節の遊び」とも呼ばれて、物を握るときの手の関節(MP関節)に見られる回旋のように、関節の余裕が必要な場合に起こる運動です。構成運動には滑り、回転、軸回旋があります。関節が運動する際、関節面ではこれらが組み合わさって起こっています。
AKAでは、関節機能異常によっておこっている痛みに対して有効な手技です。無菌性関節炎で、関節の運動障害が現れているときなどに用いることがあります。細菌などに感染している関節機能異常の場合には、関節機能の異常で起こっていることが考えられにくいため、AKAの治療対象外になることが多いです。
PNF法とは?
1940年代後半に医師Kabat博士がポリオ後遺症患者の筋収縮を高めるために生理学的理論を構築、KnottとVossの理学療法士と一緒に開発した運動療法がPNF(Proprioceptive neuromuscular facilitation:固有受容性神経筋促進法)になります。今では、末梢神経疾患やスポーツ障害などにも使われることのある運動療法です。
PNFは、『筋紡錘などの固有受容器を刺激することにより神経筋の反応する方法』と定義されています。固有受容器を刺激する方法として、①PNF運動開始肢位、②筋の伸張、③最大抵抗、④関節の牽引・圧縮などがあります。しかし、実際には表在受容器も刺激されます。
※固有受容器とは、位置・動き・力の感覚の受容器のことを言い、別名『深部感覚』とも言われます。関節包の受容器、靭帯の受容器、筋紡錘、腱紡錘などが含まれています。これらの受容器は筋肉を使う時、関節の曲げ伸ばしでも使われており、例えば重い物を持とうとした時も「どのぐらい力を入れればいいのか」を筋肉や腱の動きから脳に伝えられ、かすかに動きの修正をしてくれています。
PNFの目的は、筋肉の増強、筋肉の協調性の改善、筋弛緩の獲得、関節可動域の増大、反応時間の短縮などの運動機能の改善です。
石灰沈着性腱板炎のセルフケア

石灰沈着性腱板炎でも、急性期と慢性期では対処の仕方が変わってきます。このページでは、ご自宅でできるセルフケアについてご紹介いたします。
●急性期
急性期には炎症が強く起こっている場合が多くあります。そのため、少しでも早く炎症を引かすことを目的に、痛みの出ている部分をアイシングするようにしてください。氷などを使い2時間に1回、10~15分を目安に冷やすとよいでしょう。お風呂で温めるのもリスクがありますのでご注意ください。
寝るときの姿勢も大切です。痛みのある側の肩を下にすると、強い痛みが現れて目が覚めるだけではなく、周囲組織の損傷が引き起こされることもあります。寝返り防止として、痛みのある側の肩の下に5センチ程度の柔らかいものを挟んでおくと良いでしょう。
何もしていなくても痛みがある時(自発痛)や痛みが強い時は、無理に動かすのは控えてください。安静が大切です。そのままじっと動かさなければ肩関節の癒着が起こってしまうので、症状が軽減したら徐々に動かすようにしましょう。
●慢性期
慢性期に入ると炎症が落ち着いて、自発痛や夜間痛なども治まってくることが多くあります。この時期になると、積極的に肩関節を動かすようにしましょう。痛みが出るのが怖いと思い肩を動かさないようにしていると、肩関節の癒着が起こり運動制限が悪化するリスクがあります。痛みが強く現れる時は安静が大切ですが、動かせる範囲で動かすようにしましょう。
強い炎症が治まると冷やす必要はなくなります。温めることで筋肉内の血流が上がり筋肉の柔軟性が付きやすくなります。就寝時にタオルなどを巻いて保温することもオススメします。
温める方法
・理想的なのは負荷をかけずゆっくり肩を回し筋肉を活動させることです。こうすることで、肩の深部から温めることができ血流の改善も期待できます。
・寒い時には、冷えない対策として使い捨てカイロで温めるのもよいでしょう。低温熱傷にはご注意ください。
などの方法があります。
※動かした後に痛みが一時的に強まるような場合は、その時だけアイシングするようにしてください。 石灰沈着性腱板炎は発症からのタイミングや症状によって対処法は異なります。これらのセルフケアはあくまでオーソドックスなケアになります。 痛みが現れた際には専門家に診てもらい、ご自身に合ったケアについて相談することをオススメします。
石灰沈着性腱板炎にならない為に
1.運動後のアイシング
過度の運動を行った後には、肩関節周辺は炎症を起こしていることが多くあります。その炎症を放置すると石灰沈着性腱板炎だけではなく様々な問題が引き起こされる可能性があります。
2.運動不足の解消
肩の運動不足は、肩周辺の筋肉を弱らせてしまします。弱くなってしまうと些細なことがきっかけでケガや損傷につながることがあります。動かさないことで血液循環も悪くなり、筋肉の硬さを作ってしまうことになります。日頃からしっかりと動かすことを心がけましょう。
3.ストレッチをこまめに行う
ストレッチを行う事は、肩だけではなく全身の事を考えても重要です。こまめにストレッチをすることで血流の改善をしましょう。
以上3点に気をつけて日常生活を送ることによって、石灰沈着性腱板炎になってしまう危険性を少しでも下げることができると考えています。是非、実践して下さい。
