大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

肩峰下滑液包炎

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肩峰下滑液包炎

 

肩峰下滑液包炎とは?

肩の構造

 肩峰と肩から腕にかけて存在する三角筋(肩関節外側に盛り上がる三角形の筋肉)の下には、人間の身体の中で最大の大きさの滑液包(かつえきほう)が存在しています。滑液包は滑液を含んだ平らな袋状で、滑液(潤滑剤)を分泌することで筋肉や腱・骨が擦れあう事で摩擦による炎症や断裂が起こらないように予防するために存在しています。滑液包の膜は、神経や血管が豊富であり、痛みに対して敏感です。この部分で炎症が起こってしまうことを「肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)」と呼びます。

 

 肩峰下滑液包炎は単体で起こる事は非常に少なく、肩関節の捻挫や肩関節周辺の筋肉損傷などの外傷後に二次的に発症してくることが多く、特に背中にある腕を上にあげたり外に開いたりするときに使う筋肉(回旋筋腱板)に炎症が起こった後に続いて発症するケースが多いと言われています。ただし回旋筋腱板に損傷が認められるときには腱板断裂等の疾患名が付き、同時に肩峰下滑液包炎と診断されることはありません。つまり腱板損傷が認められた場合で、痛みが強い時には肩峰下滑液包炎を合併している可能性も考慮する必要があるのです。

 またインピンジメント症候群でも腱板損傷と同様に肩峰下滑液包炎が認められることがあります。

肩峰下滑液包炎の症状

肩峰下滑液包炎についての説明

 肩峰下滑液包炎の症状としては、痛みが第一に挙げられます。夜寝ている時に痛みで目が覚める夜間痛や、何もしていないのにズキズキと疼くような自発痛を呈することも多く、我慢できないほど強い痛みが現れることがほとんどです。多くの方が痛み止めを服用しながら強い炎症が治まるのを待ちます。この時期には、痛み止めの服用と鍼灸治療による痛みの解消、血流促進を並行して行うことで少しでも早く症状がを軽減させる事をお勧めします。その理由は夜間痛によって睡眠が阻害されることによって自律神経の乱れを引き起こし、回復力の低下につながることも考えられるためです。

 

肩峰下滑液包炎は初期治療が遅れやすい

 肩峰下滑液包炎の好発年齢は40~50代であることから、 五十肩と思われることがあります。そうなると、「しばらくすれば治るかな」と放置されてしまう事が多いですが、肩峰下滑液包炎等の疾患の場合には、問題が起こっている組織に負担をかける事で症状が悪化することも多く、我慢することによって炎症が悪化し可動域の制限も強まってしまう事もありますので、自己判断せずに受診することをオススメします。

 ちなみに五十肩は「50代を中心に認められることが多い肩関節周囲の炎症」です。つまり原因不明の場合が五十肩で、肩峰下滑液包炎のように原因がはっきりしている場合には五十肩ではありません。

肩峰下滑液包炎治療

肩峰下滑液包炎は症状の程度によって治療法が異なります。

治療の目的は痛みの解消と関節可動域の正常化です。

軽度~中等度

肩の動きに伴う痛みや関節可動域に制限がかかっている場合でも痛みの程度が我慢できるレベルであれば理学療法や鍼灸治療がお勧めです。この段階では痛みの解消と関節可動域の正常化が治療の目的となります。

重度

何もしなくても痛み(自発痛)があったり、寝ている時に痛みで目が覚めるような痛み(夜間痛)が認められる場合には投薬治療と鍼灸治療がお勧めです。この段階は痛みの軽減が最も重要な課題となります。

3つの理由

その1

当院では肩峰下滑液包炎の軽度~重度まですべての段階に対応が可能です。

軽度~中等度の場合には鍼灸治療と理学療法によって痛み止めと関節可動域訓練を行い、重度の場合には鍼灸治療による痛みの軽減とテーピングによる関節の補助・悪化予防を行います。

鍼灸治療において、国連機関WHFから鍼灸スペシャリスト認定を受けております。技術レベルもお任せください!

鍼灸スペシャリスト認定

その2

関節可動域制限が強く認められる場合には、可動域訓練だけでは改善が困難なことも少なくありません。このような場合には肩関節の可動域訓練だけではなく、肘関節や肩関節の運動に関連する関節のゆがみの矯正が必要になることもあります。このような場合に当院ではカイロプラクティック療法による専門的な矯正も行っております。

当院はカイロプラクティックの本場、アメリカ合衆国第44代オバマ大統領からGOLD AWARDを受賞しております。

その3

肩峰下滑液包炎が軽減した時には、運動が制限されていた時に起こる筋力低下に対しての対処が必要となります。当院ではあなたの身体の状況を分析して必要な筋肉を強化する方法をご提案いたします。

さらに日常の身体の使い方が問題で発症している場合には、症状軽減後に身体全体のバランスを矯正する姿勢矯正も行っております。症状の改善からお身体のトータルケアまでお任せください。

 

肩峰下滑液包炎治療

当院での肩峰下滑液包炎治療は鍼灸治療・カイロプラクティック療法共に1回5,500円(税込み)です。

初診時にはカウンセリング料金と検査料を合わせて別途2,200円(税込み)必要です。

※女性スタッフも在籍しております。女性スタッフ担当がご希望の方はお気軽にご相談ください。

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ロゴ

 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

 ・夜中に肩の痛みで目が覚める

 ・肩を動かすと激痛がある

 ・五十肩が半年たっても改善しない

 ・痛みはないけど肩が動かなくなった

 ・痛み止めやマッサージではなく本当の治療を受けたい

など、五十肩による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・夜中の痛みが改善して夜眠れるようになった!

 ・固まっていた方が動くようになった!

 ・痛みなく運動もできるようになった!

 ・日常生活に問題がなくなった!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

鍼灸師 野村

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、五十肩の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの五十肩治療の経験からあなたの五十肩のタイプや肩周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは肩だけではなく全身の構造や運動、五十肩を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に五十肩の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

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