股関節の前側に痛みが出てくることがあります。この時に考えられる疾患に「グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)」が挙げられます。あまり聞き馴染みのない疾患ですが、スポーツをされている方や反り腰の方に多く発症している疾患の一つです。
グロインペイン症候群とは
グロインペイン症候群とは、鼠径部痛症候群と言われることもあります。グロインペイン症候群が発症すると腰痛や股関節前面、鼠径部に痛みが起こります。特にシュートなどの動作で鼠径部に負担がかかりやすいサッカー選手に多く発症することがありますが、それ以外にもラグビー選手や陸上競技の方にもみられることがあります。発症の原因として、腸腰筋の柔軟性の低下が挙げられます。腸腰筋とは、背骨腰部から始まり骨盤を通って大腿部内側に付着する筋肉です。この腸腰筋が過緊張を起こすと足を上げるような動作の際に恥骨と摩擦が起こり、その結果股関節前面、鼠径部に痛みが起こるようになります。ここに炎症が起こってしまうと押さえただけでも痛みが引き起こされてしまいます。
改善させるためには
グロインペイン症候群が発症した場合には、正しいケアをしていく必要があります。例えば、運動後のアイシングです。特に痛みが出ている部分に熱感を持っているような場合やジンジンと痛みが続くような場合には、痛みが出ている場所を氷や保冷剤等を使って冷やすようにしてください。
それ以外には、ストレッチやスポーツ時のフォームの改善が必要となります。ストレッチでは腸腰筋を伸ばすようなストレッチ、それ以外にも骨盤周辺をしっかりとストレッチするようにしてください。フォームの改善については、特に反り腰になっていないかのチェックが必要です。
当院でのグロインペイン症候群の治療
当院ではグロインペイン症候群の治療に対して、鍼灸治療・整体療法を行っております。特に痛みが強い時や症状が慢性化しているような場合には鍼灸治療を選択することが多いです。グロインペイン症候群を引き起こす筋肉は体の深層の腸腰筋であることが多く、そのため表面的な刺激しか与えることができないマッサージでは腸腰筋を狙うことが非常に難しいです。ですので、鍼を使い少しでも効果のある方法を選択しております。
症状が落ち着いてきだしたら、必要な場合には整体療法に切り替え骨格的な問題を取り除くことによって再発を予防することを目指します。反り腰や骨盤の歪みによって再発しやすいリスクがあることから、それらが認められる方には骨盤矯正を行います。グロインペイン症候群は反り腰などの問題があると筋肉に負担がかかりやすいと考えられているからです。
グロインペイン症候群の場合には、慢性化してしまうことが非常に多いです。その為、出来るだけ早期に治療を受け、必要なケアを行うようにしてください。お悩みの方は、是非当院へご相談ください。
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大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。
プロの治療によって、安全・安心にスポーツ障害からの改善をサポートします。
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
あなたの症状に応じて東洋医学治療や整体療法を使っています。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
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