1.改善するまで無理な運動はしない
回転性めまいが起こっている間は改善するまで運動を控えることをお勧めします。特に、首の運動は頭への血液循環の障害になることもあります。
浮動性めまいの場合には血流を改善する事が必要な場合があり、めまいの原因によっては運動が推進されることもあります。
2.身体を温める
身体が冷えると血液循環が悪くなり、頭への血液循環も悪くなるためにめまいが悪化しやすい傾向があります。身体を温めるようにしましょう。特に、首を温めることで頭への血液循環は促進されます。
3.マッサージ
首の筋肉を柔らかくする為のマッサージは頭への血流改善に非常に有効です。5分以内でやさしくさするようなマッサージがお勧めです。
メニエール病によってめまいが強い時や発症初期はあまり行わない方がいいでしょう。マッサージによって炎症が起こると頭部の浮腫が引き起こされ回転性めまいが悪化してしまう可能性があります。
浮動性・回転性・頸性すべての場合で強いマッサージは絶対にしないようにしましょう。
回転性めまいのマッサージ法
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4.いい姿勢を保つ
姿勢が崩れると脳へ血液を送る動脈と頭から心臓に戻る静脈共に圧迫されやすくなります。
動脈の圧迫 ⇒ 血流障害による自律神経機能の乱れ、
静脈の圧迫 ⇒ 頭部にむくみが起こりやすくめまいが誘発されやすい
このように姿勢は重要です。良い姿勢を心がけるようにしましょう。
また不良姿勢が続くことによってストレートネックが形成されると頸性めまいの発症原因になる事もあります。
5.寝る時は上向きで寝る
寝る時の姿勢は上向きが理想的です。
うつ伏せや横向きは、寝ている時に下になっている方の筋肉や血管、リンパ管は圧迫され血液循環が悪くなります。その為、めまいを悪化してしまうことも考えられます。
横向きで寝る場合には骨盤のゆがみが起こり背骨のゆがみにつながります。そうすると自律神経機能がみだれめまいが強まる事が考えられます。寝る時はできるだけ上向きで寝ましょう。
※ただし回転性めまいが強く現れている時や嘔吐するような時には、嘔吐物が気道に詰まる事を避けるために横向きで寝る事をお勧めします。
6.ストレス解消
ストレスは自律神経の働きを乱してしまう原因になります。自律神経の働きに乱れが現れるとめまいが発生もしくは強まることが考えられます。ストレスにできるだけ接しない事、さらにストレスの解消を心がけましょう。
さらに肉体的ストレスとして光刺激があります。光を長時間見る事はかなりのストレスになります。具体的にはパソコンやスマートフォン、テレビです。仕事で使用しなければならない方は、画面の明るさをできるだけ暗くするなどの対策を行うようにしましょう。
7.適切な栄養管理をしましょう
めまいを改善するためには、食事を改善する必要があります。体は食べたものによって作られ事からも食事の重要性はお分かり頂けると思います。ここでは、一般的に摂取しやすい栄養をご紹介いたします。
まず、自律神経の状態が乱れている方の特徴として血中の脂質濃度の異常が挙げられています。特に、低コレステロール血症が自律神経失調症や、慢性的な不安を引き起こすことが指摘されています。逆に、高コレステロール血症の場合にも精神的不安定状態との関連が挙げられています。つまり、適正体重からの逸脱は自律神経のバランスを乱す危険因子になります。
次に、体内の微量ミネラルです。血清カリウム濃度の低下やマグネシウム濃度の低下に伴って無気力状態、亜鉛の低下によって自律神経機能改善に時間がかかることがあります。
最後に、ビタミンです。ビタミンB6はアミノ酸脱炭酸酵素およびアミノ基転移酵素の補酵素としてアミノ酸代謝に重要であり、グルタミン酸、GABA、セロトニン、ノルアドレナリン等の神経伝達物質の代謝に関与します。
ビタミンB6の欠乏が起こると神経伝達物質が不足するため自律神経系の働きが障害されます。
ビタミンB12は神経鞘(ミエリン鞘)の保持に必要で欠乏によって神経鞘の変性が起こり、神経軸策が断裂してしまうことも考えられます。このように神経の機能や神経自体の維持にビタミンB6とビタミンB12は必要です。
めまいはストレスによって発症する確率が高まるため、ストレスに対する耐久力を上げることが必要です。
ストレスを感じた時にはアドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾール(糖質コルチコイド)と呼ばれるホルモンの分泌が起こります。その結果、血糖値や脳の活性レベルが向上しストレスに対抗します。つまりアドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールの生成に必要な栄養素が欠乏することによってストレスに対する対応力が弱まります。その栄養素とはパントテン酸(ビタミンB5)とビタミンCです。この2つのビタミンを抗ストレスビタミンと呼ぶこともあります。
パントテン酸はサルファ剤(合成抗菌薬・化学療法薬)やカフェイン、アルコール、安定剤、抗うつ薬などによって消耗される傾向があります。パントテン酸の無駄な消費を防ぐためにもカフェインやアルコールの摂取は控えるようにしましょう。
めまいや耳鳴りの症状がある場合には積極的に抗ストレスビタミンを摂取するように心がけましょう。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・回転性のめまいで日常生活に支障がある
・フワフワする浮動性めまいが継続している
・病院で自律神経失調症と診断された
・めまいの原因が不明
・自律神経の状況を正確に把握したい
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など、めまいによる様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
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もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
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