大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

野球肘の治療法

野球肘

野球肘治療は大阪市淀川区の東洋医学治療センター

  野球肘とは、野球の特有な投球動作の繰り返しにより肘関節に損傷が起こり痛みが発生した状態で、1つの障害をさすのではなく様々な疾患が含まれています。

 障害発生部位は種々のストレスが加わり発生するため、障害発生部位により分類されることもあります。発育期の過度な練習などによる発育期の野球肘は重症になると予後が悪く可能性があり注意が必要です。

 小学生の肘関節の内側障害では、内側上顆下端の障害、外側障害では上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎が代表的な障害です。その中でも、肘関節の内側の障害の方が発症頻度が多いと言われています。

 発育期の肘に過大なストレスが繰り返し加わることによって、上腕骨内側上顆の骨端線部で分離や離開が生じた病態をリトルリーグ肘といいます。内側上顆下端障害は加速期でボールをリリースする時に肘の内側に痛みがでます。

症状

●上腕骨内側上顆下端を押さえた時の痛み

●肘を外に曲げようと力を加えたときの痛み

●加速動作をすることによって疼痛

症状が強い場合、肘関節の伸展(伸ばす)・屈曲(曲げる)動作が疼痛のため制限されてしまいます。

リトルリーグ肘

 上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎は、反復する外反ストレスによる橈骨頭の圧迫力、剪断力によって上腕骨小頭の骨や軟骨に微小な骨折が起こり、次第に軟骨下骨が壊死を起こしてしまう病変です。

レントゲン画像による分類では、透亮型、分離型、遊離型にわけられています。練習後の肘関節の違和感、腫脹、伸展制限が初期症状でみられますですがこの痛みは、我慢すれば野球の継続は可能です。肘関節鋭角屈曲位において小頭前下面の圧痛や肘関節の可動域低下が現れるようになります。

 発育期の野球のボールの投げすぎは肘への負担が強いため、練習などでは週に1回は休養をとり、全力投球は、中学生では、1日70球以内、1週間では350球を超えないようにすることが必要と言われています。

投球動作における痛みの特徴

 野球の投球動作はワインドアップ期、コッキング期、加速期、フォロースルー期の4相に分けられます。投球相ごとの発生機序を以下に記します。

<ワインドアップ期>

 投球動作に入る前をワインドアップ期と呼びます。 ここでは肘痛は発生することはありません。

<コッキング期>

 肘の内側の筋、腱が引き伸ばされるために内側部に負担がかかります。

<加速期>

 加速期では、肘関節に内側側副靭帯を断裂させる寸前の外反ストレスがかかります。

 ボールをリリースする瞬間は、肘の後部の筋・腱が最大伸展から急激に収縮するために後側部に負担がかかります。

<フォロースルー期>

 肘が伸展するために、上腕三頭筋長頭腱炎や肘頭骨端核異常などがあります。

野球肘の分類

野球肘の分類 野球肘は内側型、外側型、後側型に分類されます。

内側型の障害

肘の構造

 加速期において繰り返される外反ストレスにより前腕屈筋群の過緊張や内側側副靭帯の損傷などを引き起こします。また、競技歴が長くなると肘部管症候群などの症状がみられる事もあります。

外側型の障害

 外側には圧迫力や剪断力が発生します。そのため、上腕骨小頭の関節面と橈骨頭の上関節面は反復する衝撃により軟骨下質にまで及び、離断性骨軟骨炎など成長期に多く認められます。カーブを投げることにより、上腕頭関節には捻転力も加わり発生頻度が高まります。

後側型の障害

 ボールをリリースする際の肘の過伸展により、上腕三頭筋の過緊張や筋付着部である上腕骨肘頭に炎症が引き起こされます。また競技歴が長くなると、肘頭の疲労骨折や骨棘や肘頭窩の骨棘形成により痛みを訴えることが多くなります。

 

野球肘治療

 当院では、上腕骨内側上顆周辺の炎症と野球肘に関連する筋肉の異常に対する治療に対応しており鍼灸治療、関節包内運動学的アプローチを行っております。骨端線離開や関節鼠が認められる場合の治療は行っておりません。

 野球肘は原因は様々ですがもともとは前腕屈筋の筋肉の異常から発症し、徐々に悪化する事で野球肘になってしまいます。この状態を回復させるために、神経⇒筋促通法の理論を基にした鍼灸治療と肘関節の関節運動の正常化を行います。

3つのメリット

野球肘治療に当院を選択するメリット

その1

野球肘の状態確認

 野球肘に関連する筋肉の状況や肘関節の運動状況をわかりやすく説明します。あなた自身の顔面神経麻痺のパターンを理解することによって、有効な治療法や無意味な治療法をあなた自身が判断できるようになります。

 

その2

アフターフォローが充実

 治療効果の維持と野球肘が解消するための自宅でのケアや改善後の再発予防を目的とした対策を提案しています。

その3

世界に認められた実力

2012年 アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD

2015年 国連機関のWHF(World Human Facilty Community)から鍼灸スペシャリスト認定

世界に認められた実力と自負しております。

 

当院での野球肘治療の流れ

【野球肘の治療に来院されている方の年齢】

 10歳代 … 22%

 20歳代 … 21%

 30歳代 … 22%

 50歳代 … 16%

 60歳代 … 15%

 70歳代 …  4%

 

(1)問診票のご記入

問診票のご記入いただく時間としてご予約の10分前のご来院お願いしております。

問診票にはお分かりになる範囲でできるだけ詳細にご記入ください。

 

(2)カウンセリング

カウンセリング


記入していただいた問診票をもとに、

『発症から今まで状態に変化はありますか?』
『投球フォームの問題を指摘されたことはありますか?』
『痛みが現れるのはどのタイミングですか?』
『レントゲンで問題はなかったですか?』
などをお尋ねいたします。

 

(3)検査

 痛みの領域と誘発要因のチェックをいたします。

チェック

 〇前腕屈筋の動きの確認

 〇肘関節の運動の確認

 〇手関節の運動を確認

 等のチェックを行います。

 

(4)説明

 カウンセリングと検査をもとに、現在の野球肘の状況を把握できた問題点と、これから行う治療内容をていねいに分かりやすく説明いたします。施術方法などわからない事があれば何でも相談・質問してください。

 

(5)野球肘の治療

 野球肘の治療では、症状に合わせて鍼灸治療・関節包内運動学的アプローチを行います。『このような治療を受けたい』等の御希望がある場合には、お気軽にご相談下さい。症状に適応可能であればその治療法で治療を行います。

 

(6)説明

 野球肘の状態に合わせて御自宅で行う事の出来るセルフケアをアドバイスさせていただきます。

 当院では、『患者さんに解り易い説明』をモットーにしています。わかりにくいところがあれば、何でもお気軽に質問して下さい。

 

野球肘の鍼灸治療

顔面神経麻痺の鍼治療

 鍼灸治療は当院が自信を持ってお勧めする治療法です。 野球肘は前腕の屈筋群の問題が大きくなることで発症する疾患です。原因となる前腕屈筋群の運動異常を修正する治療により上腕骨内側上顆への牽引力を緩め症状軽減・消失をサポートいたします。

  当院で行っている鍼灸治療は、東洋医学概念を基本に西洋医学の良いところやこれまでの野球肘治療の経験を取り入れ、前腕屈筋群の筋力状況に合わせて、東洋医学的鍼灸治療・電気鍼・神経筋促通法の中で必要な方法を全て選択し治療を行います。症状に合わせて行いますのでご安心ください。

 野球肘の治療を行う場所は、前腕部が中心となります。症状が進行している場合には肩関節を含めた治療を行う事もあります。使用する鍼(はり)は太さが0.2㎜前後の髪の毛と同じぐらいの太さの針を使用します。

 

野球肘治療料金

鍼灸治療  3300円~4400円

 鍼灸治療によって前腕屈筋群の運動障害が認められる部位の調整を行い運動性の回復と、血流改善による自然治癒力の賦活を目指します。

治療内容:前腕屈筋群の筋異常が認められる場所に治療を行い運動機能の回復、前腕の柔軟性向上による血流改善を目指します。

治療時間:目安は30分程度

 

関節包内運動学的アプローチ治療  3300円~4400円

 肘関節の運動に問題が認められる場合の治療法です。肘関節の屈伸、回旋運動、手関節、手根骨のアライメント改善を通して前腕屈筋の運動性能を向上させる事で症状の解消・再発予防を目指します。

治療内容:肘関節・手関節の運動状況をチェックし関節の運動矯正を行います。

治療時間:目安は30分程度

 

※初診時には初診料が別途2200円必要となります。

※院長希望の場合には別途1100円が必要です。ご希望の場合には、ご予約の際お伝えください。

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