動画で説明している内容
鍼治療を行う際に、刺入している鍼に電気を流す治療法を電気鍼(鍼通電)と呼びます。東洋医学古来から行われている鍼治療と、西洋医学的な理学療法の電気治療が合わさって東西の医学が融合した新しい鍼灸治療の形です。
鍼通電に使用する電気は、交流電流と直流電流の両方が用いられます。当院では、1/fゆらぎの最良の電気刺激が可能な電気を発することができる右の医療器具(SSP)を利用して交流電流での治療とオームパルサーを使用した直流電流を利用した治療を行っております。
鍼に電気を流すというとイメージ的に怖い!という方も多いと思います。実際に来院された方の多くは「痛いですか?」と質問されます。ですが、ご安心ください。電気の強さは調整が可能で、治療を受けられている方に合わせた強さです。
鍼通電の効果
・筋肉の緊張緩和
通常の鍼治療だけでも筋肉を柔らかくする効果があります。この治療に通電を加えることによって、筋肉を動かすため通常の鍼治療よりも筋肉の緩和効果が強く現れます。
・血液循環の促進
血液循環の促進も上記の筋肉の緩和と同様に鍼治療だけでも認められる効果です。鍼に電気を流すことで筋肉が動き、その筋肉がポンプ作用となり更に血液循環が促進されます。
適応例)眼精疲労・冷え性・疲労性疾患
・痛みの緩和
痛みは痛めている場所から脳に電気信号が伝わる事によって感じます。その電気信号を緩めることによって痛みが緩和されます。また、痛みが現れている場所には発痛物質と呼ばれる物質があります。これらを血液循環促進作用によって流すことでも痛みが緩和します。
適応例)三叉神経痛・大後頭神経痛・坐骨神経痛・肋間神経痛・ドライソケット・その他神経痛
・筋力増強
筋肉に刺入した鍼に電気を流すことによって、筋肉は神経からの信号が伝わるのと同様に動きます。電気鍼を行う時間の長さや強度によっては、筋トレを行うのと同様に筋力アップが起こります。
適応例)野球肩・テニス肘・ランナー膝・足底腱膜炎・グロインペイン症候群・顔面神経麻痺など筋力のバランス修正が必要な疾患
・神経伝達の促進
脳梗塞やその他の中枢神経の問題によって神経鈍麻や麻痺がおこっている時に、電気鍼によって神経の活動と同様の電気が流れ神経の回復や側副路形成の機序になる可能性
適応例)脳梗塞後遺症 ・偏頭痛・その他 頭皮に電気鍼を流すことによってパーキンソン病や痴呆、アルツハイマー病等の進行を緩やかにする効果や、自律神経失調症やうつ病の改善
電気鍼適応部位
・頭部の電気鍼
大後頭神経痛・緊張性頭痛・うつ病・眼精疲労 その他
・頸部の電気鍼
胸郭出口症候群・寝違え・頚肩腕症候群・頸部椎間板ヘルニア その他
・腕の電気鍼
五十肩・石灰沈着性腱板炎・上腕二頭筋長頭腱炎・野球肩・テニス肘・腱鞘炎 その他
・腰背部の電気鍼
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・すべり症
・臀部の電気鍼
梨状筋症候群・坐骨神経痛・中殿筋症候群・仙腸関節炎 その他
・足部の電気鍼
足のしびれ・変形性膝関節症・シンスプリント・アキレス腱炎・足底腱膜炎 その他
電気鍼ができない方
・金属アレルギーのある方
・心臓に中度以上の問題がある方
・ペースメーカーを挿入している方
information
大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、西中島駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。
プロの治療によって、安全・安心に電気鍼治療を行っております。
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
あなたの症状に応じて東洋医学治療や整体療法を使っています。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
※土曜診療は9:00~17:00
※日曜診療は9:00~18:00
・完全予約制
・休診日:水曜日・祝日
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)