椎間板ヘルニアになった場合コルセットを使います。このコルセットの役割は腰回りに巻くことによって腹圧を高め、腰部の動きを制限し椎間板にかかる圧力を減らし安定性を向上させ痛みを軽減させます。椎間板ヘルニアの急激な強い痛みが現れた直後の1~2週間程度は安静第一なのでコルセットを巻き安定させることが重要です。
しかし急激な強い痛みがひいた後もコルセットに頼っているとかえって身体に悪影響を及ぼします。
本来、コルセットの役割がもともと身体には備わっておりコルセットを使用し続けることでその役割を行っている腹筋が働かなくてもいい状況を作ってしまうからです。
背骨や椎間板、その周辺の靭帯、筋肉などは歩いたり、走ったりすることによりおこる身体への衝撃を吸収する役割があります。しかし日常生活で長期間コルセットを使用することにより、先ほどの部分に衝撃が少なくなると、その部分の退化がはじまります。例えば身体の骨や筋肉、靭帯などに衝撃や重力をかけないよう三日間、寝たきりの状態で横になっていると、骨や筋肉・靭帯などが退化しているために自力で立ち上がるのが困難となります。
これをコルセットに置き換えると腹筋に同じことが起こります。コルセットの長期間の連続使用は、コルセットを外したとき弱くなった腹筋は体を支えることができず、骨や靭帯、椎間板などには本来であれば問題がないレベルの負荷が、絶えられないキツイ負荷としてかかり痛みやシビレが発生します。
コルセットをつけるデメリット
・コルセットが身体の支えを作り筋肉や骨の補強をするために、筋肉は支えるために必要な力が要らなくなるので筋力低下を起こし、身体を支えるための能力が低下。その結果、背骨や椎間板に加わる負担は増大し痛みが制御しにくくなります。
・腰の動きを制限することで、関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯や筋肉が縮み硬くなります。
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大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
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