顎関節症は総称であり、原因別にⅠ~Ⅴ型顎関節症に分類されています。それぞれ原因となっている問題が違うため、タイプによって対処法が変わることがあります。今回は、顎関節症のタイプ別対策法についてご説明いたします。
顎関節症タイプ別の対策
・Ⅰ型顎関節症(筋肉性顎関節症)
Ⅰ型顎関節症は、咀嚼筋等の顎関節の動きに関与する筋肉に問題が起こることによって発症する顎関節症です。その為、筋肉に負担がかかる日常生活での癖が原因となって発症していることが多く、問題となる可能性のある癖を無くす必要があります。代表的な癖が食いしばりで、チェックしていただくことをオススメします。本来上下の歯が接触するのは喋っている時や食事の時といった限られたタイミングだけです。しかし、普段から食いしばって上下の歯を接触させていることによって咀嚼筋に常に圧力が加わり、その結果として顎関節周辺の症状が引き起こされてしまうことがあります。食いしばり以外の癖では、寝る時に同じ方向に横向きになる・頬杖をつく・片側で噛む等の左右差の出る癖は要注意です。
また、冷える事も悪化に繋がるケースがあります。冷えることによって筋肉内の血液循環が悪くなり、筋肉の硬さを作ってしまうことがあります。また、単純に冷える時に食いしばりが発生しやすいという点も挙げられます。冬場は外に出ると顔はどうしても冷えてしまうので、マスクやマフラー等で顎周辺を冷やさないような工夫をしていただけると良いと思います。
・Ⅱ型顎関節症(顎関節痛障害)
このタイプの顎関節症は、靭帯や関節包を痛めている事によって起こっている顎関節症です。きっかけが明確になっていることもあり、ぶつけた・こけた・あくびをした等の外傷や強い力によって引き起こされていることがあります。ですので、強い痛みが引き起こされることが多く、このような場合にはアイシングをすぐにしていただく必要があります。また、外傷の場合には骨に問題が起こっていることもありますので、あまりに痛みが強い場合にはすぐに医療機関を受診してください。また、頬杖や横向きで寝ることによっての直接的な顎関節に対する圧力が生じることによっても負担がかかることがあります。このような癖を無くすことも大切です。
・Ⅲ型顎関節症(顎関節内障)
関節内に存在する関節円板の異常によって起こるのがⅢ型顎関節症です。この場合には、筋トレが必要になることもあります。特に下顎を前に出す動きが弱くなっている事が多いので、その動きを強化するトレーニングをしていただくことがあります。実際に当院でもトレーニングを指導することがあるのですが、トレーニングも色々なタイプがありますので、出来るだけ医療機関を受診しご自身にあったものを指導していただくことをオススメします。もし合わない方法をするとかえって痛めてしまうケースもありますので、無理は禁物です。
また、筋肉性顎関節症発症後にⅢ型顎関節症を引き起こしているような方には、食いしばり等の日常生活の癖の見直しも必要となります。
顎関節症は原因のタイプによって対処が少しだけ変わります。ご自身がどのタイプか分からない場合には、医療機関に受診し確認するようにしてください。そうすることによってより正確な対策が出来ます。治療だけより日常的に対策をしていただくことがより早く改善するためには必要です。
当院が顎関節症改善を徹底サポート!
当院では、顎関節症の症状に合わせて鍼灸治療・整体療法を行っております。
・筋肉性の問題による顎関節症や炎症が引き起こされて痛みが強い場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。当院は全て日本製の使い捨ての鍼を使用して治療を行っております。鍼治療のみの場合もあれば、鍼治療に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。
・関節性の顎関節症や症状が改善した後の再発防止を行う場合には、整体療法を選択することもあります。当院で行う整体療法は、バキバキとさせることの無い身体にソフトな方法で行います。
Ⅰ型顎関節症のように筋肉に問題が起こっている場合には、筋肉に直接アプローチが出来る鍼治療が効果的と考え治療を行っております。筋肉性の問題は顎関節症の初期に現れることがあり、進行するとⅢ型顎関節症も引き起こす危険性があります。そのため、早期に治療を行い改善させることが重要となります。
当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸スペシャリスト認定を頂いた治療院です。世界に認められた実力で症状改善をサポートいたします。
顎関節症は今回ご紹介しているようにⅤ型までのタイプがあるため、様々な症状を引き起こしてきます。その中には、頭痛や肩こり・自律神経の問題といった一見関係がないように思われる症状も関連している可能性が考えられます。当院では、自律神経バランスの測定を行い症状の把握をすることがあります。当院で行っている方法は、指尖式心電図からの測定・手足の電気抵抗を確認する良導絡を用いて自律神経バランス測定を行います。顎関節症=○○といった形式で治療を考えるのではなく、症状に合わせて判断し進めてまいります。ご安心ください。
タイプ別の対策でもお伝えしたように、顎関節症の発症には日常生活での癖の影響が挙げられます。そのため、それらの癖を改善させることが症状の改善・再発防止に繋がります。しかし、癖の改善はご自身で意識をする以外方法がありません。当院では、どのような癖が発生している可能性が高いかの指摘、必要に応じた筋トレ方法をご提案しアフターフォローを行っております。
治療料金
・顎関節症治療料金は、鍼灸治療・整体療法ともに5500円(税込み)となります。
※初回の場合には、初診料2200円が別途必要とります。
※院長希望の場合には、1100円別途必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)