朝や日中は何も症状が出ないけれど、夕方や夜になってくるとだんだんと顎関節に痛みやだるさなどの症状が出てくる場合があります。朝になれば落ち着いているため放置されてしまうことがあるのですが、悪化すると夜だけだった症状が朝から一日中痛みなどの症状を引き起こすようになってしまう事もあります。
夕方になるにつれて顎関節が痛くなる原因は？
顎関節症は、原因によってⅠ～Ⅴ型の分類がされています。夕方にかけて顎関節周辺に痛みやだるさといった症状がだんだんと現れてくる場合に考えられる事は、筋肉の問題による顎関節症（Ⅰ型顎関節症）の可能性です。
関節が夕方だけ損傷したり痛みを出したりすることは考えにくく、万が一関節性の問題による顎関節症の場合には一日の中での症状の変化は起こりにくいです。しかし、筋肉の場合には、使えば使うほど疲労がたまっていったり硬くなっていくことがあります。今回のようなケースでは、朝起きてから喋ったり食事をしたりしているうちに顎関節周辺の筋肉に疲労がたまっていき、その結果疲労がピークになってくる夕方になるにつれて痛みやだるさなどの症状が出てくるようになります。また、筋肉性顎関節症の場合の痛みはズキズキするような痛みではなく、鈍痛であることが多いです。
受診のタイミング
顎関節はぶら下がっているだけの関節であるため、他の関節同様に筋肉の影響を受けます。ですので、筋肉性の症状を放っておくと筋肉のバランスが崩れたことがきっかけとなって、顎関節症が進行すると関節性の問題も引き起こされてしまう事があります。１日や２日程度症状が現れたような場合ではそのまま様子見でも問題ない事が多いです。しかし、この症状が続くようであれば医療機関への受診をオススメいたします。夜だけだから・・・と放置しておくとそのうち一日中痛みが続いたり、関節の問題まで引き起こしたり、顎関節症に付随して周辺にも問題が起こるようになったりすることもあります。筋肉性顎関節症の場合には、頭痛が誘発されているケースも少なくありません。
また、筋肉性顎関節症は比較的初期にみられることの多い顎関節症のタイプでもあります。そのままにし続けることで他のタイプも問題を引き起こしてしまうと、さらに改善までの時間が必要となります。
気を付けること
筋肉性顎関節症の症状が出ている方は、日常生活で何かしら顎関節に関係する筋肉（咀嚼筋）に負担がかかる癖を無意識のうちに行っている可能性が高いです。
・食いしばり
顎関節症の方のほとんどが食いしばりの癖を行っていると言われています。食いしばりをしている間は咀嚼筋が常に使われることとなり、負担に耐え切れなくなった時に筋肉性顎関節症を発症してしまうことがあります。口を閉じた状態で上下の歯が当たっていないか、是非ご確認ください。
・冷やさない
寒い時期やエアコンなどの冷気によって顎関節周辺が冷やされると、咀嚼筋が血流障害を起こしやすくなりその結果顎関節症が誘発されやすい状況を作ってしまいます。そのため、冷えたと感じた場合にはホットタオルで温めたり、マスクで防寒対策を行うことが効果的です。
・決まった方を向いて横向きで寝ない
横向きで寝る方の多くが、右向き・左向きのどちらか決まった方を向いて寝ている事があります。同じ向きばかりで寝ていることによって、下になっている顎関節には常に圧力がかかり血液循環障害も引き起こされやすくなります。ですので、ベッドに入って寝入るまでの時間は仰向きになるか、同じ向きにならないようにご注意ください。
外傷などの明確な原因によって発症したパターン以外では、治療をしていても”痛めた原因”を解消しないことには根本的な解決にはなりません。その為、顎関節の筋肉に負担をかけた原因に対しても対策を一緒に行う必要があります。これは、日常生活での癖の見直しです。特に食いしばりをしていないかは非常に重要なポイントです。当院に来院される方の中にも、ご自身も意識していない間に食いしばりをしている方が多くおられます。こういった無意識にしている悪い癖を取り除くことで、再発を予防することも可能となります。
当院での顎関節症治療
当院では、鍼灸治療・整体療法を顎関節症の症状に合わせて選択し治療を行っております。今回ご紹介しているような筋肉性顎関節症の治療を行う場合には、鍼治療が第一選択となります。筋肉が問題を引き起こしている場合には、筋肉の状況を変えることが必要です。そうなった時に、鍼での治療が一番効果的と考えております。鍼治療だけを行う時もありますが、鍼治療に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。
整体療法は、関節性顎関節症や再発を予防するときに選択することがあります。無理に力を加えるような矯正方法は行いませんので、ご安心ください。
当院は、医療系国家資格を取得し１０年以上の治療経験を持つスタッフが治療を担当しております。東洋医学だけでなく西洋医学についても学び、一人一人の症状に合った治療法を選択しております。今までの顎関節症治療の経験を生かし、症状改善のサポートをいたします。
筋肉性顎関節症の場合には、鍼灸治療が効果的と考え治療を行っております。ですが、鍼灸治療をどこで受けようか悩まれる方もおられるのではないでしょうか。
当院は、国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸スペシャリスト認定をいただきました。自信を持ってオススメする鍼灸治療で、顎関節症からの改善を目指しませんか？
筋肉性顎関節症のように日常生活の癖が影響している場合には、それらの問題を解消しておくことが非常に大切です。そのため、当院では日常生活での注意点の指摘・一人一人の状況に合わせたトレーニングやストレッチの指導を行い、顎関節症の再発を予防することも考えて治療を行っております。
当院での顎関節症治療料金
・鍼灸治療 ５５００円
・整体療法 ５５００円
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、１１００円が別途必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった！
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている！
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった！
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった！
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。１日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所：大阪市淀川区西中島３丁目１７－１７
竹田ビル別館３F （たこ焼き十八番さんのビル）
