顎関節症において”食いしばり”は、発症の一つの要因になっていることが言われています。実際に、顎関節症で来院された方に食いしばりの有無を聞いた際にも半数以上の方が食いしばりをしていることが認められます。その為、食いしばりを止めることは顎関節症の改善には最重要課題ともいえます。今回は、そんな食いしばりに対して治療は効果があるのかをご紹介いたします。
治療で食いしばりを止めることが出来る?
「食いしばりは治療によって止めることが出来るのですか?」と質問を頂くことがあります。答えは、残念ながら治療によって食いしばりを止めることは出来ません。
治療の目的は、硬くなってしまい顎関節症の症状を引き起こしている筋肉に対して行い症状を改善させることにあります。治療をすることによって症状の改善は出来たとしても、食いしばりを無くすことは非常に難しいです。しかし、全くの効果が無いわけではありません。一つ挙げるとすれば、筋肉は力を入れるときにギュッと縮んで硬くなります。そのため、元々筋肉の硬さがあるとすぐに縮んでしまい、食いしばりが起こりやすい状況となります。筋肉が緩んでくると軽く力が加わっただけでは食いしばりは起こりにくくなる場合もあります。ですので、効果がゼロとは言いませんがあくまでも目的は症状になります。
食いしばりを止める方法
治療でやめられないとするとどうしたら良いのか悩まれると思いますが、食いしばりを止める唯一の方法が「ご自身で意識をすること」です。残念ながら食いしばりは癖の問題です。そのため、癖を止めるように意識をすることでしかやめることが出来ません。
他の癖で考えてみてください。例えば、右利きの方が左利きに癖を変えるとします。そのための方法は、頑張って努力するしかありませんよね。食いしばりの癖もこれと一緒です。上下の歯が当たっていれば離すように意識してやめるようにしてください。
良くない方法
食いしばりを無くす・予防する為にマウスピースをする、とお考えの場合にはご注意ください。
マウスピースが食いしばりの癖を無くしてくれると考えられていることもあり実際に作って使用されている方もおられますが、本来マウスピースで食いしばり予防をしようということは非常に難しいです。何故なら、マウスピース自体が食いしばりを引き起こしてしまうものだからです。人間は、上の歯と下の歯の間に物が入ると反射で噛んでしまう習性があります。それを利用して作成されたものがマウスピースであり、これを装着することで一時的に関節の負担を減らす事を目的とされています。筋肉の事については考えずに作られているため、筋肉性顎関節症でお悩みの方の場合には症状が悪化してしまう方もおられます。
顎関節症の治療は当院にお任せください!
当院では、顎関節症に対して鍼灸治療・整体療法を症状に合わせて選択し治療を行っております。
Ⅰ型顎関節症である筋肉の問題や痛みが強い場合には、鍼灸治療が第一選択となります。鍼治療で筋肉や痛みに対してのアプローチを行い症状改善を目指します。
Ⅲ型顎関節症や再発防止目的とされている場合には、整体療法を選択することもあります。しかし、Ⅰ型顎関節症の延長にⅢ型顎関節症の発症が認められることもあるため、筋肉性の問題が起こっている場合には最初に鍼治療を行った後、整体療法に移行していくこともあります。一人一人の症状に合わせた治療を行いますので、顎関節症でお悩みの方は当院へご相談ください。
今回ご紹介しているような食いしばりが問題となっている顎関節症は、Ⅰ型の筋肉性の問題が関連していることが考えらえます。そのため、まず鍼灸治療を行い症状の改善を目指します。鍼治療だけの場合もあれば、鍼治療に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。当院で使用する鍼は、全て日本製の使い捨ての鍼ですので安心して受けていただいております。
また、当院は国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸スペシャリスト認定をいただいております。世界に認められた実力で顎関節症改善のサポートをいたします。
食いしばりのように日常的な無意識の癖が影響して顎関節症が発症している事は、多々あります。そのため、癖をいかにして無くすことが出来るかが症状の改善・再発防止には非常に重要となります。当院では、食いしばり以外の癖の指摘や必要なトレーニングを指導し、アフターフォローにも力を入れて治療を行っております。治療プラス問題点を解消させ、快適な日常生活が送れるようにしませんか?
食いしばりが行われている場合には、咀嚼筋の一つである側頭筋の過緊張が認められることがあります。側頭筋が問題を起こすと顎関節症だけでなく、頭痛を引き起こされてしまい日常生活に支障が起こることもあります。しかし、頭痛は顎関節症だけが原因ではなく自律神経のバランス異常によっても引き起こされてしまうことが考えられます。そのため、当院では必要に応じて自律神経バランス測定を行い、顎関節症以外にも対応しております。当院では、指尖式心電図での計測と手足の電気抵抗での計測の2つの方法で自律神経バランス測定を行っております。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法どちらも5500円(税込み)となります。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。
※自律神経バランス測定を行った場合には、検査料2200円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、1100円が別途かかります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)