頭痛を引き起こす要因として、実に様々なものが挙げられます。しかし、脳内等の問題のようにはっきりとした疾患が見つかることは極稀であり、多くの方が鎮痛剤を服用しながら我慢されています。この鎮痛剤が効いている時はそれで良いかもしれませんが、その鎮痛剤が原因となって頭痛が慢性化・また鎮痛剤が効かないようになっていくことがあります。今回は、薬物乱用による頭痛についてご紹介いたします。
頭痛
頭痛にはいくつかの種類があり、それぞれによって原因や対処法が変わってきます。
・緊張型頭痛
日本人の中で最も多いタイプの頭痛と言われているのが、緊張型頭痛です。これは、頭部や頸肩部の筋肉の緊張によって血管が圧迫され血流障害を起こし、そのことから頭痛が引き起こされているパターンの頭痛となります。
痛みの特徴としては、頭が締め付けられているような痛み・鈍痛・鈍い痛みと表現されることが多いです。また、夕方にかけて症状が現れることも初期の特徴と言えます。
・片頭痛
頭部の片側だけ痛む場合を片頭痛と言われている方がおられますが、これは正確ではありません。片頭痛は脳内の血管が拡張することによって引き起こされている頭痛です。
特徴としては、脈と一緒に拍動するような痛み方が現れます。頭痛とともに気分の悪さが現れる事もあり、吐き気やひどい場合には実際に吐かれてしまう方もおられます。また、光刺激や音刺激などに敏感になることがあります。
・群発頭痛
上記の2つの頭痛は女性に多くみられますが、群発頭痛は男性に多くみられる頭痛です。突然、片側の目の奥や側頭部にえぐられるような痛みや焼けるような痛みと表現されるぐらいの強烈な痛みが現れます。頭痛が現れた時には、目の充血や鼻づまりなどの症状が伴います。特に夜間に突然症状が現れることが多いとされています。
・二次性頭痛
何らかの疾患が問題となって頭痛が現れることがあります。脳卒中や脳腫瘍、副鼻腔炎、髄膜炎、緑内障などの疾患によって頭痛が引き起こされます。重篤な疾患が隠れていることがありますので、いつもと違うと感じた場合にはすぐに受診するようにしてください。
薬物乱用性頭痛
元々頭痛をお持ちの方だと「そろそろ頭痛が起きそうだな・・・」と嫌な予感がしたと同時に鎮痛薬を服用されてしまう事があります。また、出かける時に念のための痛みが出ていない時でも鎮痛剤を服用されている方もおられます。事前に食い止めたいと思う気持ちは分かるのですが、鎮痛剤を過剰に服用し続けることがかえって頭痛の原因になったり、慢性化してしまうようになることがあります。これが”薬物乱用性頭痛”です。
薬物乱用性頭痛は、慢性的な連日性の頭痛の場合に疑われます。3か月以上にわたって鎮痛薬を1か月に10日以上服用しているような時、薬物乱用性頭痛の可能性が高いことが考えられます。
薬物乱用性頭痛の改善のためには
薬物乱用性頭痛は、鎮痛剤の過剰な服用が問題となってしまいます。そのため、まずは鎮痛剤の服用方法について考え直さなければいけません。特に頭痛が現れる前に服用してしまう場合には、要注意です。ただし、薬に関しては医師もしくは薬剤師の分野となります。
鎮痛剤の服用を見直すとともに、元々の原因となった頭痛に対しての治療を行うことが重要です。最初から薬物乱用性頭痛が現れることは少なく、初期は緊張型頭痛や片頭痛などの問題から現れている方がほとんどです。それを食い止めるための鎮痛剤が、いつの間にか頭痛の原因の一つになっていきます。薬物乱用性頭痛が改善したとしても、初期に問題となった緊張型頭痛や片頭痛が現れてしまうようでは本当の改善とは言えません。
当院が頭痛改善をサポートいたします!
当院では、症状に合わせて鍼灸治療・整体療法・マグネセラピーを選択し治療をおこなっております。薬に関しては医師や薬剤師の方との相談となってしまいますが、緊張型頭痛や片頭痛といった問題に対しては治療を行っております。
薬に関しては法律によって定められているため、医師もしくは薬剤師に相談いただくことになります。しかし、そこに隠れている本来の頭痛を引き起こした可能性のある緊張型頭痛や片頭痛に対しては、鍼灸治療や整体療法が効果的と考えております。特に症状が強く現れている場合には鍼灸治療を第一選択とします。鍼治療だけの場合もあれば、鍼治療に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。
片頭痛の場合には、自律神経の問題の関与も考えられます。自律神経は副交感神経と交感神経のバランスが重要であり、当院では指尖式心電図を測定することによって自律神経バランスの測定を行っております。測定では痛みは起こりませんので、ご安心ください。
また、良導絡を選択することもあります。この方法は、西洋医学と東洋医学を合わせた考えで行う世界的に認めらた治療法です。手足の測定点での電気抵抗を確認することで、東洋医学を科学的に考えて行います。
緊張型頭痛の場合には、首や肩周辺の筋肉に負担がかかる癖や姿勢の問題も関係していることがあります。そのため、筋肉の緊張をある程度改善した後に姿勢の見直しをして、再発を予防することも考えた治療を行います。また、身体のバランスや色々な話をお伺いしている中で問題となりそうな点については指摘し、少しでもいい状態を維持するために必要なトレーニングやケアを指導しております。
治療料金
・頭痛の治療は、鍼灸治療・整体療法ともに6600円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。自律神経バランス測定を行った場合には、4400円となります。
※院長希望の場合には、別途1100円いただいております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・夕方になると頭痛がする
・頭が締め付けられるような痛みが取れない
・頭が重たい
・頭痛薬なしでは不安
・頭痛の根本的原因から改善したい
など、緊張性頭痛による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療で緊張性頭痛が改善しないとあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・夕方になっても頭痛が起こらない!
・頭痛の頻度がかなり減った!
・薬を飲まなくても生活できるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、緊張性頭痛の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの緊張性頭痛治療の経験からあなたの緊張性頭痛の状況や自律神経バランス、骨格バランスに合った治療法を提案いたします。治療を行うのは身体の構造や運動、自律神経学、東洋医学を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に緊張性頭痛の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で緊張性頭痛の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)