関節運動学的アプローチ(Arthrokinematic Approach 以下AKA)は、『関節運動学に基づく治療法で、滑膜関節における関節の遊びと、構成運動である関節面の滑り、回転、軸回旋などの関節包内運動を改善する手段である』と定義されています。理学療法の中では、運動療法に位置付されています。
医学的にAKA療法とは?
AKAは痛みに対する対症療法とみられていることも多いですが、実際には関節可動域制限や運動痛の原因として最も多い関節機能異常などの関節内包運動異常に対する根治療法であると考えられています。
関節面相互の運動は関節内包運動と呼ばれ、副運動と構成運動があります。副運動は「関節の遊び」とも呼ばれて、物を握るときの手の関節(MP関節)に見られる回旋のように、関節の余裕が必要な場合に起こる運動です。構成運動には滑り、回転、軸回旋があります。関節が運動する際、関節面ではこれらが組み合わさって起こっています。
AKA療法が有効な状況
AKAでは、関節機能異常によって現れている痛みに対して有効な手技です。
・慢性的な腰痛
・再発を繰り返す腱鞘炎
・関節可動域が減少していることによる痛み
・上肢や下肢の運動異常
その他、様々な関節運動障害に適応されます。
頚肩腕症候群の場合、関節の動きが減少して発症する場合と筋肉が硬くなることが原因で発症する場合があり、関節の動きが減少して発症している場合にはAKAで症状が改善する事もあります。
無菌性関節炎で、関節の運動障害が現れているときなどに用いることがあります。細菌などに感染している場合には、関節機能の異常で起こっていることが考えられにくいため、AKAの治療対象外になることが多いです。
AKAの禁忌疾患
・骨折
・捻挫(急性期)
・骨腫瘍
・骨髄炎
・化膿性関節炎 (急性期の関節炎は症状次第ではありますが、適応できる場合もあります)
などがあげられます。
このような疾患の場合には、AKAを受けることはお勧めできません。ご注意ください。
骨折の骨癒合後のリハビリや捻挫の後遺症による関節可動域制限の場合にはAKAをこなう事が可能です。
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当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。
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できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
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