大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

顎関節症の方にとってリスクのあるスポーツ

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顎関節症の方がやめた方が良いスポーツ

 

 人間の力を最大限引き出すためには、食いしばりをすることが必要です。ですが、食いしばりによって顎関節症が引き起こされてしまうことがあります。

顎関節症の方が注意した方が良いスポーツ

・ラグビーやアメリカンフットボール等のコンタクトスポーツ

顎関節症の悪化に繋がりやすいスポーツ

 これは多くの方が分かる事だと思いますが、ぶつかることがあるスポーツは顎関節症を発症させる危険があります。ぶつかった時や転倒した際に顎関節部分に直接衝撃が加わった場合には、靭帯損傷等の顎関節炎や場合によっては骨折が誘発されることもあります

 

・ウエイトリフティング等の食いしばるスポーツ

 ウエイトリフティングと言えばかなりの重たさを持ち上げる時に力まれますが、この時に食いしばりが発生します。この食いしばりが顎関節周辺の筋肉に影響を与えてしまい、顎関節症の発症に繋がります。また、ウエイトリフティング程の力は入らないと思いますが筋トレにも注意が必要になります。筋トレでも負荷をかけながら動かすような動作では、食いしばりが起こりやすいです。その為、顎関節症になった後も筋トレ等で瞬発的にでも強い力を入れるようなスポーツには十分注意してください。

 

・スキーやスノーボード等の寒い中で行うスポーツ

 ウインタースポーツは寒い中行うスポーツですので、顔周辺の冷えてしまいます。その冷えによって咀嚼筋などの顎関節の動きに関わる筋肉が問題を起こし、結果として顎関節症の発症や症状の悪化がみられることがあります。また、寒い中行うことによって食いしばりをしていることもあります。長時間の食いしばりも筋肉の状況を悪くさせてしまいます。以上のことから、特に筋肉性顎関節症の問題が起こりやすいと考えられます。普段から筋肉性顎関節症の症状が出ている方や食いしばり等の癖がある方は、ウインタースポーツにはご注意ください。

 

その他のタイミング言うと、

・サッカーでシュートを打つ時

・野球で投球をする時

・バスケットボールやバレーボールで高くジャンプをする時

・短距離走のスタートから加速する時

 上記のように、瞬発的に強い力を入れるようなタイミングは食いしばりを引き起こしやすいため、顎関節症の方は注意が必要です

  顎関節症になった後は運動を行う時にも注意が必要です。どうしてもぶつかってしまうような場合や食いしばりしてしまうような場合には、症状が悪化してしまうリスクがあります。顎関節症が悪化傾向な方や強い症状があらわれている方は、瞬間的に行うだけでも強い力で行う場合には顎関節症を悪化させてしまう可能性があるので避けるべきです。

 

運動中のマウスピース 

 食いしばりをするスポーツの中にはマウスピースを装着して行うスポーツもあります。それではマウスピースの装着はどのような理由なのでしょうか?力強く食いしばりをしてしまった時でもマウスピースを装着していれば、歯の摩耗を防ぐ事ができます。えっ、それだけ?このように思われる方もいらっしゃると思いますがこれだけです。顎関節症の予防や対策になるものではありません。それでは食いしばりが起こるスポーツを行うときにはどうすればよいのでしょうか?答えはいしばりをしている事を認識する事です。問題行動を認識して練習の時に力を抜く練習も同時に行います。練習時にそれを繰り返していれば、本番でも力を抜くことができます。さらに運動が終わったら顎関節のストレッチも行いましょう。ストレッチ後には、顎周りの筋肉を触って硬くなっている場所が無いかチェックし、硬さが残っている時にはマッサージを行う。このように他の筋肉と同様のケアを行う事で顎関節症の発症リスクを低下させることができます。

 マウスピースは顎関節症を予防する際に頼れるようなものではありません。自分自身の対応こそが顎関節症の発症を予防します

 顎関節症が発症したが運動を続けたい方は治療を受けながら運動を行うと良いでしょう。運動を行う事で発症する顎関節症は、筋肉性顎関節症であることが多いことからマウスピースでは改善する可能性が低いとお考え下さい。このように考えると顎関節症に対して行うマウスピースでの治療には意味が無いように感じています。

 

咬合圧と運動パフォーマンス

 噛む時にかかる力を咬合圧と呼びます。この咬合圧は第1大臼歯に最も強くかかります。第1大臼歯とは、奥から2番目の歯をいいます。(親知らずがある場合には奥から3番目)この咬合圧の強さは、正常のかみ合わせで自分自身の体重相当分の咬合力がかかるといわれています。

咬合圧と運動パフォーマンス

 運動をする際には無意識に噛みしめが起こっています。その咬合圧は平常の咬合圧に比べ2~3倍の力が第1大臼歯にかかるのです。そして、この咬合圧を使って全身の筋肉の動きを調整していると考えられています。

 その為、顎関節症によってこの第1大臼歯による噛み合わせが悪くなってしまうと身体の踏ん張りが悪く最高のパフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。また、抜歯や虫歯によって噛むことができない時にも同様です。

 このことから運動時に行われる短時間の食いしばりは仕方のないものと考えることができます。問題は運動中の短時間の食いしばりではなく、食いしばりが癖になって日中的に食いしばりを行ってしまうことなのです。もちろん顎関節症の状況が良くない方はスポーツ中の短時間の食いしばりであっても問題となることが有るので注意は必要です。

 

食いしばりは身体能力の向上に影響する

 咀嚼運動を行うと、大脳の運動野・体性感覚野・視床・小脳の神経活動の増幅が認められたという報告があります。また咀嚼能力の高い人は、骨に含まれるカルシウムの含有量が多く、開眼における片足立ちの時間が長かったという報告もあります。

 この報告から考えると、咀嚼運動は食べのもを摂取するだけではなく、咀嚼運動を行うことによって脳をはじめとする全身の機能を正常に維持する、活性化する事が出来るということができます

顎関節症とスポーツ

 また、咀嚼運動によって視床の神経活動にも影響があらわれたということを考えると咀嚼運動を行うことによって情緒の安定やホルモンバランスを安定させる事が出来るともいえます。

 これらのことから考えると、顎関節症が発症してしまうことによって咀嚼運動が少なくなってしまうと上記の逆のこと、つまり神経レベルの低下による自律神経失調症、骨の軟弱化による骨粗鬆症、平衡バランス能力の低下、情緒不安定、ホルモンバランスの乱れが引き起こされてしまう可能性があります

 

 重度の顎関節症を除き、軽度の顎関節症の方や健康な方は食事をするときにしっかりと噛んで食べるようにしましょう。また、スポーツに集中したい方やもっと実力を上げたい方で顎関節症が気になる方は、一度顎関節症の治療を受けてみてはいかがでしょうか?

顎関節症改善を徹底サポート!

 当院では、顎関節症に対しての治療を行っております。治療方法は、症状に合わせて鍼灸治療・整体療法を選択しております。

顎関節症の鍼灸治療

・症状が強く現れているような場合や食いしばり等で筋肉に問題が生じている場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。当院では、全て日本製の使い捨ての鍼を使用しております。

・ロックのかかったような関節性の問題が現れていたり歪みの問題が影響している場合には、整体療法を選択することもあります。当院では、バキバキとさせるような方法は行いません。身体にソフトな矯正方法で行いますので、小さいお子さんから年配の方まで安心して受けていただけます。

当院が選ばれる3つの理由

理由その1

  スポーツを行う上でどうしても行ってしまう食いしばりですが、それが日常生活まで癖付いてしまうと筋肉性顎関節症の発症に繋がります。この時、筋肉に対して直接アプローチを行うことが出来る鍼灸治療が効果的と考えております。そして、筋肉性の問題は顎関節症初期に発症することも多く、進行することによって関節性や変形の問題も引き起こしてしまう事も少なくありません。進行を止めるためにも、初期にしっかりとした治療を受けることが非常に大切です。

 当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸スペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で顎関節症改善のサポートをいたします!

鍼灸スペシャリスト認定

理由その2

  顎関節症の影響によって自律神経失調症が発症してしまうリスクがあります。自律神経バランスが崩れることによって、実に様々な症状が引き起こされてしまい日常生活に影響が出てしまう方も多くおられます。当院では、自律神経バランス測定を行い状態に合わせた治療も行っております。当院で行う自律神経バランス測定は、指尖式心電図による方法を行っております。また、必要に応じて東洋医学と西洋医学を合わせた考え方を持つ良導絡治療を行うこともあります。これは、手足の経穴を指標とし電気抵抗を測定することで身体の状態を統計的に分析する方法となります。

自律神経バランス測定

理由その3

 今回ご紹介しているように、スポーツにおいて顎関節症が引き起こされてしまうケースもありますし、それによってパフォーマンスが落ちてしまうことも多々あります。当院では今現在の症状に対しての治療はもちろんのこと、アフターフォローも行い再発が起こりにくい状況を作ることも考えております。筋力バランスを改善させるための顎関節のトレーニングやストレッチ、マッサージ法などを症状に合わせて指導しております。また、背骨や骨盤の歪みが少なからず影響していることもあり、そのような場合には全身の骨格矯正を行うこともあります。だいぶマシになったけれどあともう少しを改善させたい、再発が気になる、このようなお悩みの方も是非ご相談ください!

 

治療料金

・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法どちらも5500円(税込み)となります。

※初回は、初診料2200円が別途必要となります。

 

・自律神経失調症治療は、鍼灸治療・整体療法どちらも6600円(税込み)となります。

※初回は、初診料と自律神経バランス測定を含めた4400円が別途必要となります。

 

※院長希望の場合には、別途1100円いただいております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。 

 

information

ロゴ

 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

 ・口が開きにくい

 ・口の開閉に伴って痛みがある

 ・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある

 ・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた

 ・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた

 ・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい

など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!

 ・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!

 ・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!

 ・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。

診療時間

 ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。

TEL:080-6224-4693
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世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。

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住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
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