食いしばりは、顎関節症を発症させる日常的な癖の代表的な一つです。その為、顎関節症を発症させてしまった方は、食いしばりの癖が無いかどうかを確かめることは改善の為の重要なポイントとなります。ですが、食いしばりが問題になる場合には、無意識に行われている事が多く気が付くことが第一の課題となります。食いしばりの癖は人によって様々な場面で行っていることがあり絶対にこのタイミングという事はないのですが、食いしばりが発生しやすい状況はあります。今回は、「食いしばりをしやすいタイミング」についてご紹介いたします。
食いしばりをしやすいタイミング
・ストレスがかかっている時
ストレスがかかっている時には、食いしばりの癖が出やすいです。このことを表している言葉が「歯を食いしばってがんばれ」です。やはり、何かしらのストレスに晒される時には身体全体が力んでしまい、その力みの際に食いしばりをしやすいようです。何か我慢しなければいけないようなタイミング等のストレスを感じた際には、食いしばりをしていないかどうかをチェックしてみてください。
・デスクワークの時
デスクワークの時には、やや下向きの姿勢をとることになります。上下の歯は、上を向いている時は離れやすく、逆に下を向いている時には上下の歯が当たりやすくなります。その為、デスクワークをされている方は無意識に食いしばりの癖が出やすい傾向にあります。また、スマートフォンやタブレットの操作時、本を読んでいる時などの下向きの角度も同様に食いしばりに注意した方が良いです。この状態で集中しているとなおさら長時間食いしばりが続いてしまう傾向にあります。
・スポーツをしている時
スポーツをしている際にも食いしばりは発生しやすいタイミングとなります。食いしばりをすることによって力が発揮しやすくなることもあり、自然と発生してしまいます。中でも、瞬発的に力を入れなければいけないスポーツでは注意が必要です。例えば、ウエイトトレーニングが挙げられます。瞬間的に最大の力を発揮するタイミングだけれあれば仕方ないのですが、注意していただきたいのはそのあとです。スポーツが終わった後にも食いしばりを続けているような場合には、顎関節症の発症リスクを高めてしまいます。
・寒い時
寒い時には、熱を発生させるためにもカクカクと顎関節が勝手に動いてしまうこともあります。この時にも咀嚼筋は働かされています。そうでなくても、寒い時には首肩周辺に力が入りやすいため顎関節にも同時に力が入ってしまっていることがあります。その結果として、食いしばりが引き起こされてしまいます。
以上のケースはよく聞く食いしばりが行われやすいタイミングです。これに当てはまるタイミングが日常生活の中で起こった場合には、是非その後の食いしばりを注意するようにしてみてください。ですが、このタイミング以外にも様々な場面で食いしばりをしていることがありますので、ご自身でどんな時に食いしばりをしやすいか把握することは大切です。ご注意ください。
食いしばりに気が付いたらすること
食いしばりを無くすためには、まず食いしばりをしている事実を認識することからスタートとなります。そして、ご自身が食いしばりをしている事実が意識出来たら、次のステップとして食いしばりをなくすことを始めていきます。それは「上下の歯が接触していれば離す」を徹底していただくこととなります。食いしばりを無くすためにガムを噛まれたり、舌を噛むようにしたり、口を開けて対策される方がおられます。しかし、ガムや舌を噛んで対策される場合では食いしばり同様の噛む筋肉への負担がかかってしまうため対策にはなりません。また、口を開けるようにされる方もおられるのですが、この場合においては口を開ける筋肉を使ってしまうことから違う問題につながる可能性が考えられます。
ですので、何かをして対策するのではなく、上下の歯を離す意識をしていただくことが一番効果的です。
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当院では、顎関節症に対して鍼灸治療・整体療法を行っております。症状に合わせて治療法の選択を行い、より効果的に改善までのサポートが出来るように考えております。顎関節症でお悩みの方は、是非当院へご相談ください。
食いしばりのように、日常生活で何気なくしている癖が顎関節症発症の要因の一つになっている事があります。多くの場合で無意識にしているため、気付くことからがスタートになります。そして、気付いて改善しようとしても間違った対策をされている方も少なくありません。当院では、日常生活での癖の指摘や必要なセルフケアの方法をご提案し、少しでも顎関節症発症・悪化の要因を無くすお手伝いをしております。
実際に顎関節症の症状が現れている場合には、必要に応じて鍼灸治療・整体療法の治療を行います。顎関節症と一言で言っても原因によってⅠ～Ⅴ型までの分類があり、人によって筋肉が問題・関節が問題と色々なパターンがあります。それらの事をふまえて、当院では症状に合わせた治療を進めてまいります。ただし、Ⅳ型顎関節症は変形性顎関節症であるため、当院で治療は行っております。あらかじめご了承ください。
当院は、国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸スペシャリスト認定をいただいております。世界に認められた実力で顎関節症の治療を行っております。鍼灸治療が初めてという方も安心して受けていただいております。
また、整体療法についてもバキバキとさせるような方法はせず、身体にソフトな矯正方法で行っております。小さいお子さんからご年配の方まで受けていただけます。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに５５００円（税込み）となっております。
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途１１００円いただいております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
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