ブラキシズムは、米国口腔顔面痛学会(AAOP)では『日中または夜間になされる異常口腔機能活動』と定義されていて、クレンチング(食いしばり)・グラインディング(歯ぎしり)・ブレーシング(押し付け)などがあると言われています。
また、日本では睡眠時のパラファンクションである「スリープブラキシズム」が言われます。スリープブラキシズムは『睡眠時に起こる歯ぎしりや噛みしめに特徴づけられる下顎の不随意運動』と定義されています。眠りが深くなるときには筋肉も緩んでいますが、眠りが浅くなると寝返りや寝言を言ったりするのと同様、眠りが深いところから浅くなるところで食い縛りや歯ぎしりが起こりやすいと言われています。
夜間の歯ぎしりは音がしない場合も多く、自己申告だけでは見逃すことがあります。そのため、歯の咬耗や起床時の顎関節周辺の疲労感などをチェックし判断する必要があります。また、スリープブラキシズムは時に破壊的な威力を発揮することがあります。睡眠中は筋肉の過緊張をコントロールすることができず、異常な力が加わっていることがあります。調査では日中の意識している食いしばりの約6倍もの力が入ることがあると報告されています。
夜間のブラキシズムが起こっている場合には、朝起きたときに顎周辺のだるさや開口障害などが感じられることもあります。
日中のブラキシズムについては、『癖』と考えられています。特にクレンチング(食いしばり)の発生頻度が高いと言われていますが、食いしばりと聞くと思いっきり力を入れている状態をイメージしやすいかと思います。しかし実際には上下の歯を軽く接触させている噛みしめの場合が多いです。夜間のように強い力ではないため食いしばりの持続時間が長くなりやすく、その結果、咀嚼筋にかかる負荷が大きいと考えられています。もし上の歯と下の歯が当たっている場合には、この癖を意識的に治す必要があります。
ブラキシズムがある場合には、顎関節症の治療を受けるだけでは改善できないことが多く、ブラキシズムの改善が必ず必要になります。まずはブラキシズムを認知し改善するように心がけましょう。
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大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
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