頭痛の中でも発症頻度が高いのが、「緊張性頭痛」です。緊張性頭痛にも特徴やそれに付随した他の症状がみられることがあります。それを以下に述べますので参考にしてください。
夕方になると頭が痛い
緊張性頭痛の特徴として、初期は朝には頭痛はほとんどなく夕方になると頭痛が起こるのが特徴です。夕方になると頭痛が起こるのは、その日の疲労がたまってくることにより首の筋肉が硬くなってしまい、頭への血流が悪化してしまう事によって起こると考えられます。.
ただし、緊張性頭痛が発症してからの期間が長く、進行すると痛みは夕方だけではなく時間帯に関係なく朝から痛みが出てくることもあります。
目が疲れやすい
首の筋肉が硬くなってしまうと頭への血液循環が悪くなります。その為、目の動きに関係する筋肉に対しての血液循環も悪くなり、目の動きに悪影響が及ぶことになります。そうすると、目の動きに関与する筋肉には疲労が溜まりやすくなります。これが眼精疲労が起こりやすい原因と考えています。
顔がむくみやすい
緊張性頭痛では首の筋肉が硬くなり、首の筋肉が血管を圧迫し頭への血液循環が悪くなります。このような状態になると、頭から心臓にかえるリンパ管も血管と同様に圧迫されてしまいます。そうすると、頭部に在るリンパ液が心臓に還る事ができなくなってしまい顔面部にむくみが起こります。ただし、顔面部のむくみはその他の疾患によっても引き起こされる事がありますのでご注意ください。
後頭部や側頭部に痛みがある
筋肉が硬くなる事により、神経の働きが過剰となり他の部分に痛みを引き起こしてしまう可能性があります。首や肩の筋肉は、悪くなった場所以外に痛みを引き起こすトリガーポイントを非常に形成しやすい特徴があります。これらの筋肉のトリガーポイントによって引き起こされる頭痛は、側頭部や後頭部に痛みを引き起こします。
肩こりや首凝りを感じやすい
猫背になって顎を突き出してしまっている場合、背骨の上に頭がない為頭の重み(男性約6キロ・女性約5キロ)を首~肩の筋肉で支えなければいけません。この負担が筋肉の血液循環を悪くしてしまい、神経の働きを過敏にしてしまいます。この状態では、頭痛によるストレスも加わり首・肩の筋肉をさらに硬くしてしまうという悪循環に陥る可能性があります。
頭を振ると頭痛がする
首の骨や首・肩の筋肉が硬くなることで、血液循環が悪くなり神経の働きが過剰になってしまいます。このような状態では、筋肉が動くだけで神経が刺激されてしまい頭痛を引き起こしてしまいます。そのため、頭を振ったり動かしたりしたときに頭痛が誘発されてしまう事があります。
その他
緊張性頭痛による痛みは締め付けられるような痛みや重たい痛みが出る事がほとんどです。その為、頭の表面がキリキリと痛むという事はほとんどありません。このような痛みの場合、大後頭神経痛の可能性があります。また、ズキンズキンと脈打つように痛くなる場合には自律神経バランスの問題も考えられます。分からない場合には、すぐに医療機関を受診し、ご自身の頭痛は何が原因となっているのかを調べるようにしましょう!
緊張性頭痛のセルフケア
温める
緊張性頭痛の場合には、肩や首などの筋肉の緊張によって引き起こされる血液循環不良が影響していることが多くあります。そのため、血液循環を改善させるために温めるようにしていただくことをオススメします。例えば、濡らしたタオルを電子レンジで温めて首に当てていただく・お風呂にゆっくりと浸かっていただく等で冷えないようにご注意ください。
ストレッチ
痛みが出ている時には頭が動くことによって痛みが強まることがあるため難しい場合もありますが、大丈夫な時から出来るだけ首をゆっくり回す・肩を大きく動かすなどの首や肩周辺のストレッチを行うようにしてください。普段から少しでも筋肉にストレッチをかけ緩めておくことによって、症状の予防に繋がります。
当院では、緊張性頭痛に対して鍼灸治療を主に選択し治療を行っております。緊張性頭痛の場合には首や肩の筋緊張が影響している事が考えられ、それらの筋肉に対して直接刺激を加えることが出来る鍼治療が効果的です。
また、ある程度頭痛が治まった後には必要に応じて姿勢矯正を行い、再発しにくい身体作りを行う事もあります。当院で行う整体療法は、バキバキとさせることなく身体にソフトな方法で行っております。ご安心ください。
頭痛にはいくつかの原因があります。その中の一つに自律神経の関与が考えられます。そのため、当院では必要に応じて自律神経バランス測定を行い自律神経に問題が起こっていないかを確認することがあります。バランス測定は、指先の心電図で測定します。
緊張性頭痛のセルフケア・自律神経が関与するセルフケア・大後頭神経痛に対してのセルフケア等、それぞれの病態によって方法が異なります。そのため、当院では一人一人の状況に合わせて必要なセルフケアをお伝えし、日常生活の中で出来ることについても指導をおこなっております。そうすることで、より早期の症状改善・再発予防も可能になると考えております。
治療料金
・緊張性頭痛治療は、6600円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。自律神経バランス測定を行った場合には、検査料を含む4400円が必要となります。
※院長希望の場合には、別途1100円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、阪急京都線 南方駅から徒歩1分・御堂筋線 西中島南方駅から徒歩2分・新大阪駅から徒歩10分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。
プロの治療によって、安全・安心に緊張性頭痛の症状改善をサポートします。
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
あなたの症状に応じて東洋医学治療や整体療法を使っています。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
10:00~13:00 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
10:00~21:30 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※土曜診療は8:30~16:30
※日曜診療は8:30~19:00
・完全予約制
・休診日:水曜日・祝日
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
TEL:080-6224-4693
※インターネットによるご予約が分かりにくい方は、お気軽にご連絡ください。
世界に認められた実力で緊張性頭痛の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル3F (たこ焼き十八番さんのビル)
TEL :080−6224−4693