顎関節症が起こりやすい原因を、顎関節の構造から解説いたします。 顎関節は、下顎骨の関節突起の下顎頭と側頭骨の下顎窩との間に作られる関節です。
顎関節には、関節円板と呼ばれる軟骨組織によって上下に分けられています。 顎関節を包む関節包は緩く、関節包の外に外側靭帯が付き直接顎関節を補強します。その他、蝶下顎靭帯・茎突下顎靭帯が付き顎関節を間接的に補強しています。
顎関節は、下顎骨の上下運動・前後運動・左右運動があります。上下運動は、関節円板と下顎頭との間で行われる運動です。そして、前後運動と左右運動は側頭骨と関節円板の間で行われる運動です。この下顎骨の上下運動・前後運動・左右運動の複合運動が、咀嚼運動です。
このように顎関節の運動は上下運動と前後・左右運動が同じ顎関節の運動でありながら関節円板の上下別々の場所で行われます。その為、運動が同調して行われない時には関節内部を壊してしまいやすいと考えられます。
特に、開口時の顎関節の運動は側頭骨に対して関節円板が前に滑ることから開口運動が始まります。この運動についで、下顎骨の運動によって完全に開口されます。つまり顎関節内で2つの運動パターンが複雑に行われることになります。そのため、顎関節症では開口障害が起こります。 顎関節症にならないためには、顎関節の内部の運動がスムーズに行われる必要があります。1週間に1回鏡を見ながら、下顎骨がまっすぐ下に降りているか確認することをお勧めします。
顎関節症によって開口障害が現れる時に引っかかる理由を動画でご紹介しております。
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大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
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もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
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