顎関節症の症状が一日を通して全く起こらない方と、一日の中でも症状が強く出る時とそうでない時のように変化がある方がおられます。前者のように一日を通して全く変化がない場合には関節性顎関節症、後者のように変化がある場合には筋肉性顎関節症の可能性が考えられます。
一日を通して症状に変化がある・ないが病状を把握する上でも重要
Ⅲ型顎関節症である関節性の問題による顎関節症の場合には、関節円板が前方転位(前方でくっついてしまって顎関節症の症状が引き起こされるパターン)していることが多く認められます。しかし、関節円板の前方転位が起こった場合には、朝だけ前方にいって夜は元の位置に戻るなどという変化は起きません。基本的に転位が起こってしまうとそのままですので、一日を通して同じように症状が出てきます。
逆に、Ⅰ型顎関節症である筋肉性の問題による顎関節症の場合には違います。筋肉は使われれば使われるほど疲労を起こしてしまったり、硬くなってしまうことがあります。そうなると、関節を動かす動きに障害が出たりだるさや重さといった鈍痛を感じたりと、時間によっての症状の変化がみられます。例えば、朝起きた時に口が開きにくいけれど時間とともにマシになる、朝は大丈夫だけど夜になると痛みが起こるようになるなどの時間によっての症状の変化が認められることが多くあります。食事をしているとだんだん顎が疲れる、話していると徐々に顎がだるくなり喋りたくなくなるといった症状も起こることが多いです。
日常生活での注意点
関節性の場合と筋肉性の場合とでは、セルフケアの方法も変わってきます。
・関節性顎関節症
炎症が伴っているような場合には、アイシングが基本となります。状況次第では、顎関節のトレーニングを行い必要な筋肉をつけることによって症状の改善・安定につながるケースがあります。
・筋肉性顎関節症
筋肉性顎関節症の場合でも炎症が伴っている場合にはアイシングが必要になりますが、鈍痛が現れている場合には温めていただき血流改善していただくことが症状の一時的な改善につながることがあります。だるさなどの症状が現れている部分を軽くマッサージすることも有効です。
それぞれ有効な治療法も異なります
顎関節症で代表的な治療方法と言えば、マウスピースです。医療機関を受診した際に「とりあえずマウスピースを作って様子を見ましょう」と言われた方も多いのではないでしょうか?ですが、関節性顎関節症の場合には有効な場合もありますが、筋肉性顎関節症の場合にはマウスピースは適した治療方法とは言えません。何故ならマウスピースは食いしばりを引き起こす可能性が高いからです。食いしばりを無くすことが課題となる筋肉性顎関節症の方に、食いしばりを引き起こさせるマウスピースをさせることは悪化に繋がる危険性が考えらえます。
当院での治療の場合には、関節性顎関節症の場合には整体療法を、筋肉性顎関節症の場合には鍼灸治療を選択することが多いです。関節性顎関節症の場合には筋肉性が進行して現れていることもあるため、初期に鍼灸治療を行うこともあります。
顎関節症と一言でいっても、その原因によって治療方法や日常の注意点が変わります。その為、しっかりと症状を把握することが大切です。そして、ご自身でも把握しておくことで医療機関を受診した際にも必要な情報が伝えられるため、より最適な治療を受けることができます。是非一度、今のご自身の症状がとのような時に特に感じられるか?一日の中で症状に変化はないか?といったことを確認してみてください。
当院での顎関節症治療
上記にも記載しているように、当院では鍼灸治療・整体療法を症状に合わせて選択し顎関節症の治療を行っております。
筋肉性顎関節症や強い痛みが現れているような場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。鍼治療だけを行うこともありますが、症状によっては鍼治療に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。
関節性顎関節症や再発を防止したい場合には、整体療法を選択することもあります。関節性顎関節症ではロックがかかったように可動域の制限が現れていることもあり、そのような場合に整体療法で可動域の改善を図ります。無理な圧力を加えるような矯正方法はしませんので、ご安心ください。
当院は、医療系国家資格を取得し10年以上の治療経験を持つスタッフが治療を担当いたします。東洋医学だけでなく西洋医学も学んでおり、様々な角度から顎関節症の症状改善をサポートいたします。マニュアルではなく、一人一人の症状に合わせた治療を行いますので、顎関節症でお悩みの方はご相談ください。
治療を受けようと思っても、実際にどこの治療院へ受診すれば良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸スペシャリスト認定を頂きました。自信を持ってオススメする鍼灸治療で、症状の改善を目指しませんか?
顎関節症のように日常生活の癖によって発症が引き起こされる場合には、それらの原因となる可能性がある癖の改善をしておく必要があります。例えば食いしばりの癖や片側で噛む癖が挙げられます。当院では、それら日常生活での注意点を指摘するとともに、必要に応じたトレーニングを指導しております。そうすることで、顎関節症の再発を予防することが可能となります。
当院の顎関節症治療料金
・鍼灸治療 5500円
・整体療法 5500円
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、1100円が別途必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は残念ながら進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)