大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

顎関節症で認められやすい症状

顎関節症治療TOP

顎関節症で認められやすい症状

 

 「顎関節症」は近年増加傾向の疾患であり、多くの方が悩まれています。 ですが、どうなったら顎関節症なのか?この症状は顎関節症なのかな?とインターネットで色々な症状が記載されているため迷ってしまい、医療機関の受診を躊躇っておられる方もおられます。近年ではインターネットによって様々な情報が手に入る分、自己判断では間違えてしまう事もあります。今回は、顎関節症が発症した際に認められやすい症状についてまとめてみました。

どうなったら顎関節症?

 顎関節症の症状は実に多くあります。例えば、

・口が大きく開けられない。

・口を開ける時にカクカクと音が鳴る。

・開口するときに真っ直ぐ開けることが出来ない。

・関節周辺に痛みがある。

・咀嚼の際に痛みが出る・音が鳴る。

 このような症状が挙げられます。そして、これはあくまでよくある症状であり、これ以外にも顎関節周辺に様々な症状が挙げられます。

 

そうなったら顎関節症?

 顎関節症はⅠ~Ⅴ型に細かく分類されており、筋肉の問題や関節包の問題・関節円板の問題と原因がいくつかあります。それらを全てまとめて「顎関節症」と呼んでいます。そのため、口が大きく開かないという症状は顎関節症の代表的な症状ではありますが、開口障害が現れていなければ顎関節症ではないという事ではありません。この症状以外にもいろいろな問題が現れることが多々あります。

 他の症状を挙げると、顎関節部分の痛みやだるさ、関節の音が鳴るといったことも顎関節症でみられます。また、それらに伴って頭痛が起こったり、めまいが起こったりすることもあります。

顎関節症による痛み

顎関節症が発症した時に現れる痛みをよく確認してみてください。

だるい・重い・疲れる等の鈍痛

顎関節症の症状:鈍痛

 痛みがだるい・重たいといった鈍痛で現れる方がおられます。喋っていたり食事をしたりと顎関節を動かしていると段々症状が現れるような場合には、筋肉性顎関節症の可能性が考えられます。そのため、喋り続ける・食事を続けることが困難になってしまう方もおられます。また、一日を通して夜にかけて徐々に鈍痛が現れるような場合にも筋肉性の場合があります。 

鋭い痛み

 口の開閉の動きの際に耳の前のピンポイントに鋭い痛みが現れる場合には、関節性顎関節症の可能性があります。また、靭帯の損傷によっても鋭い痛みが現れることがあります。何もしなくてもズキズキと痛みが出る場合には何等かの炎症が起こっている事があり、アイシングが必須です。 

顔面部に電気が一瞬走る

 顔面部に電気が走るように痛みが起こる場合には、三叉神経痛の疑いがあります。三叉神経痛の場合であれば、触れたり冷たい物を食べたり等の軽い刺激が引き金となって痛みが誘発されます。一瞬の痛みですが非常に強い痛みが出る事が特徴です。痛みは、おでこから目にかけて・頬・フェイスラインといった場所に現れ、左右両側に症状が出てくることはありません。

開口障害

 顎関節症の場合、口が開かない”開口障害”が現れることがあります。開口障害と一言で言っても症状はひとによって様々で、痛みで口を開けることが出来ない・一定のところでロックがかかったようになりそれ以上口を開けることが出来ない等があります。開口障害によって食事や会話に影響が現れてしまうことも多々あります。

ロックがかかったように口が開かない原因は?

ロックがかかったように開かない原因

 口を大きく開けようとすると、一定の部分でロックがかかったように開口に制限がかかってしまうことがあります。開口に制限がかかってしまう原因として、関節円板の問題が考えられます。関節円板とは、顎関節内に存在するクッションのようなものであり、口の開け閉めの際にショックを吸収してくれる役割があります。本来であれば、骨の動きに合わせて働いてくれるのですが、何らかの原因によって前方で固定されてしまう事があります。そうなると口を開ける時にかえって動きの邪魔となります。その結果、開口の途中でカクカクしたり、音が鳴ったりするようになります。そして、場合によっては関節円板にひっかかってしまい開口に制限がかかり一定のところでロックがかかったように口を大きく開けることが出来なくなってしまいます。

痛みで開口困難

 顎関節部分を含めた関係部位に痛みが現れることによって、顎関節の動きに支障をきたします。身体の他の部位でも痛みが現れた場合においても、その部分を動かすことが困難になることはあると思います。顎関節症も一緒で、痛みが現れることによって運動が制限されてしまい開口障害が現れるようになります。これは、すべてのタイプの顎関節症で現れる可能性のある症状です。

ポッピング

f:id:oosakatoyomedicine:20190103134726j:plain

 ポッピングとは、開口時に一定のところまでかけた後一気に大きく弾むように開くような動きを示しています。これは、開口の際に下顎頭が回転運動から前方滑走に変わる際に起こりやすいです。開口運動は多くの方が顎関節の回転だけをイメージされている事がありますが、実際には前方に動く動作も加わってこそ口を大きく開けることが出来ています。ご自身の耳の前にある顎関節部分を押さえながらゆっくり口を開けていくと、前方に骨が動くことが簡単に確認できると思います。この前方に動く際には筋肉や関節円板などの動きの協調が必要なのですが、それが何らかの原因でうまく協調出来なくなってしまいます。その結果、摩擦が起こってしまい動きを阻害した後、更に動かそうとすることで一気に摩擦から解放され動きがつくことによって起こります。

 これは、関節円板が転位して引っかかるのと似ている為、関節円板の転位がまず疑われます。しかし、必ずしも転位が起こっているとは限りません。その為、しっかりと見極める必要があります。

関節雑音

 開口や閉口の動きの際に、関節に音が鳴ってしまうことがあります。これも顎関節症の代表的な症状ですが、人によって音や鳴るタイミングが違うこともあります。関節雑音が引き起こされる場合に第一に考えられるのは、関節円板の問題です。「ロックがかかったよう口が開かない」でご説明しているように、関節円板に引っかかってしまうことがあります。この時に乗り上げるタイミングで関節雑音が現れることがあります。パキ・カクカク・ガリガリと音は同じパターンばかりではないので、どのタイミングでどのような音が鳴るかは人によってことなります。

 また、変形性顎関節症の場合にも関節雑音が認められることがあります。この場合の音は、ガリガリといった擦れるような音が鳴ることが多いです。

 

セルフケアの方法

痛みに対してのセルフケア

 痛みが現れた場合には、冷やすか温めるが基本的な処置となります。まず、何もしなくても疼くような痛みや鋭い痛みが現れている場合には、アイシングとなります。氷や保冷剤を患部に当てて10分前後冷やすようにしてください。

 また、だるい・重いといった鈍痛が顎関節運動が続くと現れる場合では、温めることが効果的です。濡らしたタオルをレンジで温めた物を症状が現れる部分に当てて温めてください。

マッサージ

顎関節症のマッサージ

 ご自身でマッサージをしていただくことも効果的な場合があります。特に筋肉性の問題による顎関節症の症状(鈍痛・口が開きにくい等)の場合には、筋肉を緩めるためにマッサージを行うことで一時的な症状の改善につながることがあります。ただし、気になるからと長時間行ったり、強い力で行うとかえって症状悪化に繋がります。痛みが強い場合には炎症が引き起こされていることがありますので、マッサージは行わないようにご注意ください。

トレーニング

 顎関節に関係する筋肉のバランスを改善することで、症状改善につながることがあります。最近では顎関節症に対するトレーニングの動画がインターネットで検索すると多く見つかるようです。その方にとっては良い方法だったかもしれませんが、全ての方に当てはまるトレーニング方法とは限りません。また、痛みが出ている時に無理をすると症状の悪化に繋がることも考えられます。ですので、むやみにトレーニングを試すことはご注意ください。医療機関に受診した際に指導された方法であれば問題無いと思いますが、やれば良いという訳でもありません。

当院での顎関節症治療

顎関節症の鍼灸治療

 当院では、鍼灸治療・整体療法・運動療法・低周波治療・交流磁気治療を顎関節症の症状に合わせて選択し治療を行っております

 顎関節症はⅠ~Ⅴ型までの分類があるため、それぞれの状況に合わせた治療を行う必要があります。筋肉性顎関節症の場合では鍼灸治療を、関節性顎関節症の場合では整体療法を選択することが多くあります。ただし、変形性顎関節症の場合には骨に問題が起こっているため、当院での治療は対象外となります。

当院が選ばれる3つの理由

理由その1

 当院では長年の顎関節症治療経験を持つスタッフが治療を担当しております。顎関節症治療を行う前に、今現在の症状は一体何が原因か?それに適した治療法はどれか?を丁寧に説明し、進めてまいります。

理由その2

 当院は国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸スペシャリスト認定をいただきました。顎関節症治療に関しても鍼灸治療を選択することがありますが、世界に認められた実力で症状改善をサポートいたします。

鍼灸スペシャリスト認定

理由その3

 人によって原因が違うため、セルフケアの方法も変わってきます。治療と同時にセルフケアやトレーニングを行っていただくことによって、より効果的に症状改善を目指すことが可能となります。そのため、状況に合わせたセルフケアやトレーニングの指導も必要に応じて行っております。

 

治療料金

・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに5500円(税込み)となっております。

※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。

※院長希望の場合には、別途1100円頂いております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。

 

information

ロゴ

 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

 ・口が開きにくい

 ・口の開閉に伴って痛みがある

 ・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある

 ・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた

 ・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた

 ・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい

など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!

 ・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!

 ・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!

 ・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。

診療時間

 ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。

TEL:080-6224-4693
ネット予約

世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。

アクセス


住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
   竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)