顎関節症はⅠ~Ⅴ型に分類されており、分類によって若干異なった症状が現れることもあります。今回は、全ての分類の中から特に引き起こされることが多い症状を紹介いたします。もし当てはまることがあれば、今現在の症状は顎関節症かもしれません。
顎関節症で認められやすい症状
〇顎が痛む
顎関節症が発症した際には、顎関節やその周辺が食べ物を噛む時や口の開け閉め・顎を動かした時(話している時)などに痛むことが多くあります。筋肉性の場合には、食事や会話を長時間行う事によって顎関節周辺やエラの部分にだるさや重さを感じる場合があります。症状が悪化するとだるさから痛みに変化する可能性があります。
Ⅱ型顎関節症は外傷によって発症することもあり、その場合には何もしなくても痛みが生じてしまうこともあります。
〇顎を動かすと音(ポキッ・カクカクなど)が鳴る
顎を動かすと耳の前に位置する顎関節部分で音が鳴る事があります。関節の音が鳴る場合には、関節内にある関節円板の位置異常が起こっていることが考えられます。これはⅢ型顎関節症によくみられる症状でもあります。音ともに痛みが引き起こされる場合には関節円板の後部線維に損傷が及んでいたり、周辺組織に損傷が起こっている事が考えられます。
〇口を大きく開けられない
正常の開口は、口を開けると指が縦に3本位入る状態です。しかし、顎関節症が発症した場合には開口障害(口を大きく開けることが出来ない)が現れることがあります。
Ⅰ型の場合には、痛みなどの症状によって大きく開けにくくなりますが症状を我慢すれば何とか大きく開口出来ることが多いです。しかし、Ⅲ型やⅣ型の場合には関節円板の位置が開口の障害になってしまい、ロックがかかったように一定のところで開口に制限がかかってしまうことがあります。
〇噛み合わせが悪くなる
顎の関節や咀嚼筋(そしゃくきん:噛む時に使う筋肉)に問題が起こると、開口などの顎の動きに影響が及んでしまいます。例えば、鏡を見ながら口を大きく開けてみてください。この時に顎先はまっすぐ下に降りていますか?顎先が右や左もしくはS字状に動いていませんでしたか?このような動きの異常から、噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。さらに進行した場合には、上下の歯が前歯だけ当たらないオープンバイトや奥歯が当たらないといった状況を引き起こしてしまうこともあります。
〇口を閉じられない
あくびや大きく口を開けた時に、そのまま口を閉じることが出来なくなってしまうことがあります。これは、厳密に言うと顎関節症ではなく「顎関節脱臼」と言われる病態となります。ですが、顎関節症によって筋肉バランスが崩れていたり、関節の問題が生じている場合には、発症しやすくなるとされています。また、顎関節脱臼後に無理をして閉口したりすると周辺組織を損傷してしまい、顎関節症発症に繋がってしまうこともあります。万が一、口が閉じれなくなった場合には無理をせず救急や口腔外科、整形外科、柔道整復師のいる接骨院へすぐに受診するようにしてください。
〇耳鳴り・耳の閉塞感
顎関節症が慢性的に経過する事によって、顎関節周辺の循環障害が起こり顎関節部分に腫れが引き起こされることがあります。この腫れが顎関節に近い組織である耳に影響を及ぼし、耳鳴りや耳の閉塞感の発症に繋がることがあります。特に、耳鳴りや耳の閉塞感で耳鼻科に行って異常が認められない場合で顎関節に何等かの症状が起こっている方は、顎関節症の影響によって起こっていることを考えてみる必要があります。
以上は、顎関節症の際に認められやすい症状を6つ挙げました。全て当てはまれば顎関節症という訳ではなく、1つでも顎関節症の可能性が考えらえます。ただし、慢性化すると病態は進行し、様々な症状が引き起こされるようになることもあります。気になる方は、早期に医療機関を受診するようにしてください。
顎関節症からの改善は当院にお任せください!
当院は、顎関節症の症状に合わせて鍼灸治療・整体療法を選択し治療を行っております。
・鍼灸治療を選択するときは、痛みが強く現れている場合や筋肉の問題による顎関節症の可能性が高い場合です。当院では、全て日本製の使い捨ての鍼を使用しておりますので、ご安心ください。
・整体療法を選択するときは、関節性の問題による顎関節症や再発を防止したいとお考えの時です。顎関節部分の矯正はもちろんのこと、再発防止の場合には背骨や骨盤の矯正を行うこともあります。バキバキさせる矯正方法ではなく、安全な方法で行います。
顎関節症は原因によって様々な症状が引き起こされます。そのため、〇〇をしたら治る!と判断することは非常に危険であり、原因に合わせたセルフケアやトレーニングを行う必要があります。
当院では長年の治療経験を生かし、一人一人の症状に合わせてセルフケアやトレーニングの指導を行っております。また、日常生活の注意点を指摘し、顎関節症が再発しにくい身体作りのサポートも行っております。顎関節症は背骨や骨盤の歪みの影響を受けていることもあり、状況次第では骨格の矯正を行うこともあります。
顎関節症では、主に顎関節部分を中心に症状が現れます。しかし、他の部分にも症状が現れる事があり、その代表的な症状が頭痛です。ですが、頭痛が引き起こされる疾患は他にもたくさんあるため慎重に状況を把握する必要があります。また、顎関節の問題によって自律神経のバランスを崩してしまうケースも少なからず存在しております。
当院では、必要に応じて自律神経バランス測定を行い、総合的な状況の把握を行うこともあります。自律神経バランス測定の方法は、指尖式心電図を用いて行います。それと、西洋医学と東洋医学を合わせた良導絡を行うこともあります。
当院で行う治療方法は、鍼灸治療・整体療法です。症状に合わせてどちらかの治療法にするかを決定しております。顎関節症は近年増加傾向にある疾患のため悩まれている人が非常に多いですが、どこに受診すればいいのか分からないと悩まれていることお伺いします。変形性顎関節症に関しては外科的処置が必要になってしまうことがあるのですが、それ以外の問題では鍼灸院や整骨院も対応しております。しかし、中には治療を行っていない治療院もありますので、事前に確認されることをオススメします。
そして、当院は国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸スペシャリスト認定をいただいた治療院です。自信を持って行っている鍼灸治療で、顎関節症からの改善をサポートいたします!
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに5500円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。また、自律神経バランス測定を行った場合には、検査料を含めた4400円となります。
※院長希望の場合には、別途1100円頂いております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)