手は日常生活の中で何かしら動かしている部分です。使いすぎてしまったり、無理な角度で使い続けることによって、手首に痛みが現れてしまうことがあります。今回は、そんな手首の痛みが現れた時のセルフケアについてご紹介いたします。
腱鞘炎とは
全身の筋肉の両端は細くまとまって腱となり骨に付着し、骨や関節を動かせるように出来ています。身体を動かすという動作に必要不可欠なのですが、関節部分などはよく動かされてしまうため、周辺組織と摩擦が引き起こされてしまう危険性があります。このようなことを防ぐために、よく動く関節周辺、特に手関節などの場所では腱の部分に腱鞘（けんしょう）と呼ばれる鞘がついており、周辺組織との摩擦を防ぐように作られています。その結果、周辺組織と摩擦を起こさないようになっており痛みなく動かし続けることが出来ています。
しかし、腱鞘に包まれ保護されている腱ですが、家事や仕事などで限界を超えてのオーバーワークや無理に使おうとしてあらゆる角度で手首が酷使されると、腱鞘による保護も限界を超えその腱と腱鞘が摩擦を起こしてしまったり腱が肥厚してしまったりしてその部分に炎症が起こってしまうことがあります。これが腱鞘炎です。
特に腱鞘炎が起こる代表的な場所が、手首の親指側でド・ケルバン病と言われます。美容師さんや調理師さん、字を多く書く方、育児中の方にも多く見られます。手首は安静を保つことが困難で嫌でも毎日使う場所ですので、治るのに時間がかかってしまうことが多々あります。ですので、日頃のセルフケアが非常に重要と言えます。
腱鞘炎のセルフケア
アイシング
腱鞘炎になった場合には、アイシングが効果的です。痛みがある部分を触ったときに周囲より熱い感じ（熱感）、左右の手首を見比べた時に腫れている（しわが無かったり皮膚に光沢がある場合は腫れていると判断）、赤みがあるような時にはすぐに冷やすようにしてください。
できるだけ手首を安静にすることが可能であればいいのですが、腱鞘炎が発症する方の場合は何らかの理由で手首を使うことが多い方がほとんどで安静を保つのは難しいことが多いです。そのため、使った後は早期に炎症による腫れを起こさせないようにするために手首を使ったらこまめに冷やすようにすることが大切です。腱鞘炎の場合には、通常１０分程度のアイシングを行うことで腱鞘炎が悪化するということはほぼありません。痛みを伴うほど長時間冷やせば凍傷のリスクがありますのでご注意ください。冷たいけど痛みがない程度の冷やし方が目安です。
サポーター
サポーターを使用することもセルフケアの一つとして有効です。ご自身でも知らないうちに、手首を無理な角度にして使用されていることがあります。しかし、その使い方を続けてしまうとなかなか改善がみられない原因の一つとなります。そのため、動きに制限をかけることによって過度な動きを止めることも腱鞘炎には効果的と考えられます。
また、動きがある分炎症がなかなか引かないケースもあります。安静には出来ないけれど可能な限り動きに制限をかけて、炎症が起こりにくい状況を作ってくれる役割もあります。ですが、長時間締め付けすぎてしまうとかえって血流障害から筋肉の状況を悪くさせてしまうことも考えられます。ですので、どうしても動かさないといけない時のみに限定してサポーターを使用することをオススメします。それ以外の時間はあまりしつこく使用しないようにしてください。
腱鞘炎を早期に改善するために
当院では、腱鞘炎に対して鍼灸治療・整体療法を選択し治療を行っております。また、必要に応じてテーピングでの治療も行っております。治療はソフトな方法で行いますので痛みはほとんどありません。ご安心ください。
慢性化している腱鞘炎や強い痛みが出ているような場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。炎症が起こっている部分をマッサージや無理に動かすことは、非常にリスクが伴います。
ある程度痛みが落ち着いていたり再発を防止したいとお考えの場合には、整体療法を選択することがあります。痛みが出ていた時にあまり動かさないようにしていると関節の可動域が狭くなってしまっていることもあります。可動域に問題が起こることによって、再び無理な角度で使ってしまう可能性もあるため、これらの改善を目指します。
当院では、腱鞘炎治療の際に鍼灸治療を選択することがあります。痛みが強く現れている方や慢性的になっている方には特におすすめです。鍼治療だけを行うこともあれば、状況に合わせて鍼に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。一人一人の症状に合った方法を選択いたしますので、腱鞘炎でお悩みの方は是非当院へご相談ください。
また、当院は国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力でサポートいたします！
鍼治療以外にも、整体療法やテーピング療法を行うこともあります。整体療法と聞くとバキバキされるイメージを持たれている方もおられますが、当院ではそのような方法ではなく身体にソフトな方法で行います。また、テーピング療法についても症状に合わせて行います。テーピング療法を行う場合には事前にお伺いいたしますが、肌がかぶれやすい方には不向きとなります。肌がかぶれやすい方は、担当者にお伝えください。
今回ご紹介しているように、セルフケアは非常に重要となります。ですが、インターネットやテレビ等で様々な情報が耳に入るため、ご自身に合ったセルフケアについて悩まれている方が非常に多いです。基本的なケアは今回ご紹介しておりますが、それ以外にも改善してきた時に行った方が良いストレッチや気を付けたい手首の使い方などがあります。それらは状況に合わせてお伝えし、ご自身に合ったセルフケアを行っていただけるように当院もサポートを行っております。
治療料金
・腱鞘炎治療は、片手３３００円・両手４４００円（税込み）となっております。
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途１１００円必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・親指の痛みでペットボトルが開けられない
・マウスをクリックするだけでも腱鞘炎が痛む
・腱鞘炎で子供の世話ができない
・腱鞘炎の痛みが１年以上軽減しない
・痛み止めやマッサージではなく本当の治療を受けたい
など、腱鞘炎による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて手が動きやすくなった！
・腱鞘炎の痛みを気にせず生活ができている！
・親指の動きがスムーズになった！
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、腱鞘炎の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの腱鞘炎治療の経験からあなたの腱鞘炎のタイプや手指周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは身体の構造や運動、腱鞘炎を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に腱鞘炎の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で腱鞘炎の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所：大阪市淀川区西中島３丁目１７－１７
竹田ビル別館３F （たこ焼き十八番さんのビル）
