踵に痛みが出る疾患があります。しかし、歩き疲れたせいかな?何か知らない内に疲労がたまったのかな?と流されてしまう事があります。確かに歩き疲れた時などに踵に痛みや違和感が一時的に現れることはあります。ですが、もしそれが続くような場合には何等かの疾患が原因である可能性が考えられるため、早期に医療機関へ受診されることをオススメします。
踵に痛みが出る疾患
足底腱膜炎
踵の痛みの代表的な疾患が、「足底腱膜炎」です。
足底腱膜炎の痛みは、朝起きた時や長時間座っていた後の動き出し数歩~数十歩かけて踵に痛みが起こります。しかし、その後は一旦痛みが無くなるので痛みがあったことが嘘かのように歩けるようになります。ですが、また朝や動き出しの数歩に痛みが現れる、この症状を繰り返します。
足底腱膜炎は動いていれば痛みが一旦消えるため、特に初期の場合には歩きすぎたせいかな?疲れかな?と思われて治療の必要があるとは思われない事が多々あります。それでも、あまりに続いたり、痛みが強くなって動いていても痛みが取れなくなった時に初めて治療を検討されます。
後脛骨筋機能不全
後脛骨筋とは、ふくらはぎに位置する脛骨と腓骨の後面から内くるぶしの後ろを通って足底に走行する筋肉のことを言います。この後脛骨筋の機能に問題が起こる事によって、筋肉が走行している中のどこかに痛みが引き起こされるようになります。内くるぶしより上で痛みが引き起こるとシンスプリントの診断されることもありますが、足底で痛みが起こった場合には足底腱膜炎と診断されてしまうこともあります。
後脛骨筋機能不全は足底腱膜炎と違って、動き出しに痛みを感じることは比較的少ないです。それよりも、動いているとだんだん痛みが強くなっていくことの方が後脛骨筋機能不全の特徴です。そして休んだらマシになるのですが、また歩き続けているとだんだん痛みが現れるようになります。
骨棘
骨棘とは、その字の通り骨のトゲです。骨棘が踵の部分に出来てしまうことがあり、そうなると歩く時にトゲが当たって踵に痛みが引き起こされるようになります。足底腱膜が過度に緊張した時に踵の部分を引っ張るような圧力が発生し、それによってトゲが作られてしまうこともあると言われています。骨棘はレントゲンに写る事があるため、整形外科で確認することが出来ます。しかし、骨棘があるからといって絶対に痛みが起こるとは限らないため、しっかりと状況を把握する必要があります。
踵に痛みが現れた時にする事
アイシング
一時的な疲労などの影響によって踵に痛みが現れることもありますが、上記のような疾患によって痛みが引き起こされていることもあります。そのため、痛みが現れた際には一度アイシングを行うようにしてみてください。長時間行うと凍傷の恐れがありますので、一回冷やす時には5~10分程度の時間にするようにご注意ください。また、シップではなく氷や保冷剤・氷嚢を使用されることをオススメします。
医療機関を受診
症状が現れてすぐに消える場合にはそのまま様子見で良いのですが、数週間に亘って症状が続くような場合には医療機関の受診をオススメします。もちろん、症状が現れてすぐに受診をされても全く問題ありません。
その時に重要となるのが、どのタイミングで痛みが現れるか?どこに痛みが現れるか?です。踵の痛み=足底腱膜炎とされることが多いのですが、違う疾患の場合もあります。それをしっかり判断するためには、上記の二点を把握し担当の先生に伝えることが大切となります。正しい治療・ケアを行うためにも、是非意識して確認するようにしてください。
まずは、痛みが現れている場合には痛みに対しての対症療法が必要になることがあります。その場合には、鍼灸治療を選択することが多くあります。また、後脛骨筋機能不全のように筋肉に問題が現れている場合にも鍼治療によって筋肉の状況を変える事を一緒に行います。
当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で踵の痛みの改善をサポートいたします!
足底腱膜炎や後脛骨筋機能不全が引き起こされる要因として、足の重心位置異常の問題が挙げられます。しかし、重心位置に問題が起こっているかどうかはご自身では判断出来ないことがほとんどです。それらの要因を見直し、根本的な痛みの問題への対処を行います。また、重心位置を見直しておくことによって再発を防ぐことにも繋がると考えております。重心位置異常の改善の治療は、テーピングを用いて行います。
状態に合わせたセルフケアを行うことで、痛みを少しでも緩和出来る場合もあります。しかし、方法を間違えてしまうとかえって悪化したりすることもありますので、注意が必要です。当院では、一人一人の状態に合わせたセルフケアの方法をお伝えし、早期の改善のサポートを行います。
治療料金
・踵の痛みの治療は、片足2200~3300円(税込み)となっております。両足の場合には4400~5500円となります。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途1100円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・朝起きた時の激痛が辛い!
・立ち上がった時に足裏の痛みで歩けない
・足裏の痛みがどんどん悪化している
・痛み止めやサポーターではなく根本からの改善を目指したい
・足底腱膜炎の根本から改善したい
など、足底腱膜炎による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・朝起きてすぐの痛みが軽減した!
・急に立ち上がった時の痛みが無くなった!
・長時間歩けるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、足底腱膜炎の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの足底腱膜炎治療の経験からあなたの足底腱膜炎のタイプや足周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは足の構造や運動、足底腱膜炎を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に足底腱膜炎の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)