顎関節症の代表的な症状は「開口障害」です。これは、口が開けられなくなってしまう症状です。ですが、普段からどれぐらい開けているか意識することは少ない為、ほんのわずかしか開かない場合しか開口障害に気づかない人もいます。しかし、口が開かないことによって食事や歯科治療等に不便が生じるようになります。
開口障害
通常の開口であれば、上下の歯の間が４㎝以上・指がで３本以上入ります。このぐらい開けることが出来るため、日常生活の食事やあくびなどの動作には何も支障が起きません。しかし、何らかの問題によって顎関節症が発症した場合には、この開口が出来なくなってしまうことがあります。そうなると流動食しか食べれなくなったりあくびをするたびに痛みが出たりと様々な問題が引き起こされてしまいます。
開口障害といっても、人によって発症の原因が違うことがあります。ある特徴を確認しておくことで、ご自身のタイプが判断でき早期症状改善に繋がります。
確認するポイント
・開口が出来るのはどのぐらい？（指何本分）
・症状が現れた時にきっかけはあったか？突然？徐々に開口しづらくなった？
・痛みが現れて開口が出来ない？
・痛みを我慢すればそれ以上開けることが出来る？
・ある一定の部分でロックがかかったように、ひっかかったように開口出来ない？
・時間帯によって変化はある？
顎関節症分類別の開口障害
・Ⅰ型顎関節症：筋肉性の開口障害
筋肉の問題によって引き起こされるタイプの顎関節症の場合には、徐々に開口障害が現れるケースがあります。初期には食事や会話で動かし続けた後にだるさを感じて開けにくいから始まり、徐々にその頻度が増えていくことがあります。また、痛みによって開口に制限がかかっても、痛みを我慢すればもう少し口を開ける事が出来る場合があります。また、下顎を横には動かすことが出来ることもあります。
・Ⅱ型顎関節症：靭帯、関節包損傷による開口障害
このタイプの顎関節症は、外傷（転んだ、ぶつけた等）によって引き起こされてしまうことがあります。そのため、初期から炎症が強く起こっている場合が多く、何もしなくても痛みが出ていることがあります。開口をすれば余計に痛みが強く引き起こされてしまうため、強い痛みによって開口が制限されてしまいます。
・Ⅲ型顎関節症：関節円板の問題による開口障害
顎関節内には関節円板と呼ばれるクッションが存在しています。関節円板が何らかの問題によって位置が変わってしまうことがあり、その結果ある日突然開口障害が引き起こされてしまうことがあります。この場合では、一定の部分でロックがかかったような・ひっかかったような感じがして開口が出来なくなります。指２本分あたりからそれ以上それ以上は全く開かなくなるケースもあります。
・Ⅳ型顎関節症：変形性顎関節症による開口障害
関節を構成している骨が変形してしまっているⅣ型顎関節症でも指３本の開口は出来なくなる可能性が非常に高いです。また、骨膜炎などの炎症が引き起こされることもあり、痛みによって余計に開口が厳しくなることもあります。
一見同じ開口障害であっても、筋肉や関節などの原因によって対処法が変わってきます。それぞれに合わせた処置が必要です。開口障害は食事等の日常生活に影響を出してしまう問題ですので、早期に医療機関に受診することをお勧めします。
顎関節症改善をサポートいたします！
当院では、顎関節症の症状に合わせた治療を行い症状改善をサポートしております。
・Ⅰ型顎関節症やⅡ型顎関節症の場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。また、Ⅲ型顎関節症の場合でも筋肉性の問題が伴っている場合もあり、その時にも初期は鍼灸治療を選択することがあります。当院では、全て日本製の使い捨ての鍼を使用しております。
・Ⅲ型顎関節症や再発防止を目的とされている場合には、整体療法を行うこともあります。マッサージのみの施術ではなく、矯正を取り入れながら改善を目指します。
ただし、当院で行う治療ではⅣ型顎関節症は対象外となります。骨の変形を指摘された場合には、口腔外科が専門となります。
今回ご紹介している様に、開口障害は様々な原因によって引き起こされている可能性があります。そのため、原因に合わせた治療を行うことでより早期の改善を目指すことが出来るようになります。
当院では、筋肉性によっての開口障害の場合には鍼灸治療を選択しております。マッサージも効果が無いとは言いませんが、筋肉に直接刺激を加えることが出来る鍼灸治療の方がより効果的と考えております。また、炎症が強く起こっている場合にはマッサージを行うことでより症状が悪化してしまうリスクが伴うことから、鍼灸治療を選択し症状改善を目指します。鍼治療だけを行うこともあれば、鍼治療に電気を流す鍼通電療法を行うこともあります。長年の治療経験を生かし、一人一人の状況に合わせて判断いたしますのでお任せください！
そして、当院は国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸スペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で症状改善をサポートいたします。
Ⅲ型顎関節症の場合には、ロックがかかったように一定の部分からの開口が出来なくなるケースや開口時に引っかかりを感じるようになってしまうことがあります。関節円板の位置を外から変えることは難しいですが、矯正を行い開口の動きの修正をかけることによって症状が改善することがあります。
矯正と聞くとバキバキと強い力を加えられるようなイメージを持たれている方もおられるかと思います。当院では、身体にソフトな方法で矯正を行っております。ご安心ください。
顎関節症を発症した方の多くに、肩や首の痛みが伴っている事があります。元々肩こりをお持ちの場合もありますが、顎関節に痛みがあるために力が入ってしまい症状が誘発・悪化している方もおられます。当院では、開口障害などの顎関節症はもちろんのこと身体全体の治療も行いますので、顎関節症以外のお悩みに対しても相談に乗っております。顎関節症も背骨や骨盤の歪みの影響を少なからず受けていることもあるため、必要に応じて全身の姿勢矯正等を行い再発予防を考えて治療を進めることもあります。
治療料金
・顎関節症治療料金は、鍼灸治療・整体療法ともに５５００円（税込み）となります。
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途１１００円頂いております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった！
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている！
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった！
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった！
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。１日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所：大阪市淀川区西中島３丁目１７－１７
竹田ビル別館３F （たこ焼き十八番さんのビル）
