大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

顎関節症とは・・・

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顎関節症とは?

  

顎関節症の女性

『顎関節症(Temporomandibular Disorders)』というと聞きなれない方もおられるかもしれませんが、子供から高齢者まで幅広くみられる疾患で特に女性に多く発症が認められています。この疾患は、最近増えてきている疾患の1つでもあります。

 顎関節症の初期は常に痛みがあるわけではなく、顎を動かした時だけ顎関節周辺に痛みがあります。その為、初期は『何となく違和感を感じるな』と放置されがちです。しかし、徐々に悪化すると顎関節部の痛みが強くなるだけでなく頭痛や肩凝り・首の痛みなど、顎から近いところに症状が広がり、徐々に腰痛や足の痛み、自律神経失調症など全身に問題を起こしてしまうこともあります。

 症状は、軽度から重度まで様々です。『硬いものを食べていたら顎が痛くなったけど、時間がたつと治った』という経験は、女性の約60%が感じた事があるともいわれています。これは、自然に治る極軽度の顎関節症と考えられます。 軽度であれば、口を開けたり閉じたりする時に異音(パキパキ、カクカなど)がするだけの場合や、少し違和感がある時があるくらいの症状です。

 進行して中度になると、軽度の時の症状にさらに、朝起きた時のアゴの痛みやアゴの重だるさ、アゴだけではなく首や肩の違和感や痛み、また頭痛などの自律神経失調症などの症状が伴うようになってきます。また、この段階で徐々に固いものを食べることができなくなってきます。

 さらに重度になると、常にあるアゴ部分の痛みと口が開きにくくなり指2本程度の開口になります。その為、食事をする、話すなどの日常生活動作に支障をきたします。重度になると多くのものが食べられなくなり、食事は流動食が中心となります。この段階になると、症状が改善するのに長い期間が必要となります。 症状は徐々に悪化することもありますが、『ある日突然口が開かなくなった』ということもあります。

 治療開始の目安として、アゴが左右にゆがんでいる、かみ合わせが悪い感じがする、アゴの部分に違和感がある、このような症状が現れてきたら治療開始をお勧めします

顎関節症の原因

 顎関節症の原因には、咀嚼筋の問題(Ⅰ型)・関節を固定する組織の問題(Ⅱ型)・関節の中の問題(関節円盤など)(Ⅲ型)・関節の変形による問題(Ⅳ型)などがあります

 今までは、顎関節症の全てがかみ合わせの悪さによって起こると考えられていました。その為、かみ合わせを良くするためにマウスピースを使用して治療を行う歯医者さんが多くいらっしゃいました。歯医者さんで『マウスピースを一生つけて下さい』と言われた方は多いのではないでしょうか?ですが、マウスピースでの治療では痛み・動き共に改善するという治療効果が上がるのは約10%前後と厳しい結果が出ています。

  この結果を考えると、顎関節症はかみ合わせが悪いのが原因ではなく、他の何かが原因でかみ合わせが悪くなったり・症状が引き起こされていると考えられます。

 具体的には、

 1.姿勢(反り腰・猫背)

 2.寝方(うつ伏せ・横向きなど)

 3.片噛み

 4.ほおづえ  などの日常生活にかかわる癖であることが多くあります。

 このような状況が続く事によって、顎関節症が起こってしまうと当院では考えて治療を行っています。その結果、当院での治療症例927名の方の68%は痛みや動きの異常が改善しました。これは、咀嚼筋の問題や関節を固定する組織の問題の場合には特に症状が改善したという結果が出ています。

 

顎関節症の症状

1.顎関節周辺が痛む

 顎関節やその周辺が、食べ物を噛む時や口の開け閉め、顎を動かした時(話している時)などに痛むのが代表的な症状です。発症初期や炎症が強い時には何もしなくても痛む場合もあります。

鍼灸治療が特に有効なのは、長時間話をするなど顎を使い続けた時の痛みや何もしなくても顎が痛む時には第一選択になる治療法です。

2.顎を動かすと音(ポキッ・カクカクなど)が鳴る

 顎を動かすと耳の前あたりの顎関節部で音がします。この音はクリック音と呼ばれ、顎関節の動きが悪いことによって起こっている音でⅢ型顎関節症で認められます。鍼灸治療はクリック音の改善には効果が期待できませんので、整体療法を選択することが多いです。

3.口を大きく開けられない

 正常では、口を開けると指が縦に3本位入ります。指が縦に2本以下しか入らない場合は顎関節症の状態と考えられます。気が付かないうちに痛みをかばう為に動かさなくなり徐々に口が開かなくなる場合と、顎関節の構造異常によっていきなり口が開かなくなるという場合があります。

顎関節症による痛みはあるけど、我慢をすれば開口ができるような場合には鍼灸治療が特に有効です。

4.噛み合わせが悪くなる

  顎の関節や、咀嚼筋(そしゃくきん:噛む時に使う筋肉)がおかしくなると顎の動きがおかしくなります。例えば、鏡の前で口を大きく開けてみてください。この時に顎先はまっすぐ下に降りていますか?顎先が右や左もしくはS字状に動いていませんか?この動きの異常から、かみ合わせが悪くなってしまいます。このパターンは、背骨の動きゆがみや骨盤のゆがみ原因になっている場合が多くあります。

左右の咀嚼筋にバランス異常によって発生しているかみ合わせの変化は、筋肉バランスを正常に戻すことが根本的な治療になります。鍼灸治療によって筋肉を緩め、筋活動を正常に戻すことで正常なかみ合わせに戻る事が期待できます。

5.耳鳴り・耳の閉塞感

 顎関節症が慢性的に経過する事によって、顎関節周辺に腫れが起こってしまいます。この腫れが耳鳴りや耳の閉塞感を引き起こしてしまう事があります。耳鳴りや耳の閉塞感で耳鼻科に行っても異常がない場合は、肩凝りや顎関節症が考えられます。

6.頭部や顔面部の神経痛

 顎関節症が悪化すると、後頭部の大後頭神経痛や顔面部の三叉神経痛を引き起こしてしまう事もあります。二次的に発生した神経痛に対して、鍼灸治療により筋肉を緩める作用と血液循環促進作用によって痛みに緩和を目指します

 

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 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

鍼灸スペシャリスト認定

 ・口が開きにくい

 ・口の開閉に伴って痛みがある

 ・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある

 ・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた

 ・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた

 ・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい

など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!

 ・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!

 ・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!

 ・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。

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