ランナー膝とは、ランナーの方が膝の痛みを引き起こしてしまった時に使用される総称のようなものです。そのため様々な疾患を含んで使われることが多いのですが、その中の代表的な疾患の一つに「腸脛靭帯炎」があります。腸脛靭帯は骨盤部分にある腸骨稜からすねにあたる脛骨外側にかけて走行している靭帯です。膝の屈伸運動の際に膝関節外側部において摩擦が発生してしまい痛みが発生しているものを腸脛靭帯炎と言います。
腸脛靭帯炎の特徴
・膝外側部に痛みが起こる。
・ある程度の距離を走った後やランニング後に痛みが起こる。
・階段の下りや下り坂で痛みが起こりやすい。
・大腿部の外側につっぱりを感じることがある。
これらが腸脛靭帯炎が発症した際によくみられる症状です。腸脛靭帯炎の場合には、膝外側を中心に痛みが起こります。軽度であれば運動後のみの痛みですが、症状が進行すると運動中から痛みが出たりさらには日常生活の歩行でも痛みが起こるようになることもあります。
また、階段の上りよりも下りに痛みが現れやすいことも特徴です。痛みが出ているタイミングで階段を下ったり、下り坂に遭遇する場合に痛みが強くならないかを確認していただくことも重要な判断材料となります。
腸脛靭帯炎かな?と思った時のセルフケア
腸脛靭帯炎を発症した場合には、基本的にアイシングが必要となります。運動後や日常でも痛みを感じた後には氷や保冷剤を用いて患部をしっかりと冷やすようにしてください。アイシングをシップでされる方がおられますが、それではあまり効果がありません。ご注意ください。
また、ストレッチも重要となりますので、運動前後には必ず行うようにしてください。腸脛靭帯のストレッチは比較的行いにくいことが多いので、膝周辺を色々な角度で伸ばすようにしていただくことをオススメします。
腸脛靭帯炎チェックポイント
靴の踵の減り方
腸脛靭帯炎が発症してしまう場合には、重心位置異常が発生している可能性が高いです。しかし、ご自身で確認することは非常に難しいため、簡単に出来る方法として靴の踵のすり減り方を確認することが出来ます。もし踵の外側からやたらと踵がすり減っていく場合には、体重が小趾側に乗りすぎていることが考えられます。是非一度確認してみてください。
タコ・魚の目
足の裏の状況からも重心位置異常を確認する方法があり、それがタコや魚の目の有無の確認です。小趾の部分や踵、第2・3趾の下に出来ていることが多いのですが、タコや魚の目が出来る部分はそれだけ摩擦が起こっていると解釈することが出来ます。本来であれば出来ない事が普通なのですが、重心位置が乱れることによって本来体重がそこまでかからない部分に乗ることでタコや魚の目が形成されてしまいます。
腸脛靭帯炎は長引いたり徐々に悪化してしまう可能性もあります。特に、軽度の腸脛靭帯炎の場合には運動後に痛みが出てくることが多いため運動時は何とか動けてしまう事があります。そのため、しばらくは無理をして走ってしまう方が非常に多いです。
しばらくしても痛みが続くようであれば医療機関に受診し、必要な治療を行ってもらうようにしてください。運動をされている方であれば大会などもある際にも無理をしてしまいがちです。スポーツを続けていくためにもバランスやフォームなどの見直しを行ってみてはいかがでしょうか?
当院での腸脛靭帯炎治療
当院では、腸脛靭帯炎に対して鍼灸治療・整体療法を症状に合わせて選択し治療を行っております。
腸脛靭帯炎の場合には、基本的に鍼灸治療を選択することが多いです。腸脛靭帯炎を発症される方の多くは運動をされている場合が多いです。そのような状況の中で表面的なマッサージをするだけでは負担の方が強くなり、症状がどんどんと進行してしまう危険性が考えられます。ある程度症状が落ち着いた後、また関節可動域に問題が生じているような場合には整体療法を選択することもあります。
腸脛靭帯炎は日ごろの歩き方や走り方が影響して発症していることがあります。そのため、症状の改善を目指す時には根本的な重心位置の見直しが必要となることが多々あります。しかし、無意識にしている歩き方などの修正をすることは非常に難しいです。
そのため、当院では必要に応じてテーピング療法を行いながら根本的な問題の解決にも力を入れております。
当院では、腸脛靭帯炎に対して鍼灸治療が効果的と考え選択しております。腸脛靭帯をはじめとした周辺の筋肉の硬さが現れると、動きが悪くなり摩擦が起こりやすい環境が作られてしまいます。鍼を打った部分に対して電気を流す鍼通電療法を行い、周辺組織が動きやすいようにサポートいたします。
運動をされている方の場合には、出来るだけ運動を継続しながらの改善を目指します。もちろん状況次第では運動の一時休止をお願いすることもありますが、一人一人の状況に合わせて治療をいたします!
当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で腸脛靭帯炎からの改善をサポートいたします。
治療料金
・腸脛靭帯炎治療は、片膝3300円・両膝4400円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途1100円必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・走っていると膝が痛くなる
・膝の痛みが数日取れなくなってきた
・膝の痛みがどんどん悪化している
・痛み止めやサポーターではなく根本からの改善を目指したい
・ランナー膝の原因を把握したい
など、ランナー膝による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・走っても痛みが現れなくなった!
・バランスの取れたランニングフォームが維持できるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、ランナー膝の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでのランナー膝治療の経験からあなたのランナー膝のタイプや膝周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは膝の構造や運動、ランナー膝を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心にランナー膝の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
※土曜診療は9:00~17:00
※日曜診療は9:00~18:00
・完全予約制
・休診日:水曜日・祝日
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
※インターネットによるご予約が分かりにくい方は、お気軽にご連絡ください。
世界に認められた実力で腸脛靭帯炎改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)