走っている時や歩いている時に下腿の外側に痛みが出ることがあります。この時に考えられることは、腓骨筋の問題です。
腓骨筋について
膝下外側に「腓骨頭」と呼ばれる小さなでっぱりがあります。この下にかけて痛みが出る場合には、腓骨筋の問題を考慮します。
・長腓骨筋
起始:腓骨頭、腓骨上部の外側、脛骨外側顆
停止:第一楔状骨、第一中足骨底
作用:足関節外反、底屈
・短腓骨筋
起始:腓骨外側面
停止:第五中足骨粗面
作用:足関節外反、底屈
この二つの腓骨筋は、共に足関節の外反と底屈の動きをしてくれています。ジャンプをした時につま先立ちのように足先が伸びる底屈の動きをするのですが、この時に底屈できない場合には腓骨筋の異常の可能性も考えられます。足関節外反の動きは、主に短腓骨筋が作用しています。足関節捻挫は外反の形ですることが多く、その時に過度に負担がかかり過ぎると短腓骨筋が付いている第五中足骨の骨折に繋がることもあります。
腓骨頭付近で痛みが起こる場合には長腓骨筋の問題が、足首近くで痛みが起こる場合には短腓骨筋の問題が考えられます。短腓骨筋に関しては、腱が外くるぶしの後ろを通って第五中足骨に走行しています。その為、外くるぶし後ろに痛みがでることがあります。
当院では、筋肉に対するアプローチとして東洋医学的鍼灸治療と腓骨筋に負担をかける原因となるフォームや歩き方に問題がないかを確認し治療を行っております。スポーツをされている方では、外側に体重が逃げていないか、また足首外反の癖が無いかのアライメントの確認は重要なポイントとなります。ご注意ください。
information
大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。
プロの治療によって、安全・安心にスポーツ障害からの改善をサポートします。
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
あなたの症状に応じて東洋医学治療や整体療法を使っています。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
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