モートン病はどんな病気?
どうしたら症状は軽減・改善するの?
このようなお悩みの方に参考になるようにモートン病についてご紹介しております。
正しい対策と治療を受けることで早期の改善を目指しましょう!
モートン病とは?
モートン病は第3指と第4指(中指と薬指)の間で神経(総底側趾神経)が圧迫されることによって痛みが現れる疾患です。足の形状によっては、第2指と第3指(人差し指と中指)、第4指と第5指(薬指と小指)の間に現れることもあります。
発症頻度は女性に多く、中年期以降に発症する傾向があります。
モートン病が発生しやすい行動
・長時間歩く
・ランニング
・中腰の姿勢が多い
・つま先立ちをする
・ハイヒール
・サイズの合わない靴
・同じ靴を何年も履いている
このような方に発症しやすい傾向があります。また、同じ靴を長期間継続して使用することで靴の裏が偏った減り方になり、バランスが崩れることでモートン病が発症することもあります。
モートン病チェックリスト
・歩幅を広げて歩いたり、走ったりすると足指に痛みが現れる
・足に体重が加わらない時には痛みやしびれを感じない
・立っている時に足の指の下に何かあるような違和感を感じる
・足に負担が加わっていない時に刺されるような痛みや焼けるような痛みがある(発症してから長期間経過した方)
いかがですか?これらはモートン病に認められることの多い症状です。当てはまる数が多い場合には、早期の治療開始をお勧めします。
モートン病の原因
モートン病の原因は大きく分けて足の骨格の問題とタコやマメなどの腫瘤の2つがあります。
1.開張足
開張足とは足の横アーチ(親指から小指までのアーチ)が低下した状態です。本来、横アーチは人差し指や中指部分が盛り上がっている状態です。ですが、筋力の低下や足の骨格のゆがみ、重心バランス異常などが原因でアーチが弱まり、場合によっては反転してしまうこともあります。これが開張足です。
開張足になると、本来体重が軽く加わる程度の第2指~第4指の付け根部分にも体重が乗るようになります。親指の付け根には母指球筋と呼ばれる筋肉が膨らみを作っています。逆に2~4指の付け根付近には、これに代わるような筋肉はなく、体重が加わると力がダイレクトに骨に伝わるようになります。その結果、骨と筋肉の間に存在する神経が圧迫されやすくなってしまいモートン病が発生します。
特に足首が傾き小指側重心になっている場合にはリスクが高い状態です。
2.タコやマメなどの腫瘤
タコやマメ、魚の目などができることで皮膚と骨の間が狭くなってしまうことで神経が圧迫されモートン病が発生することがあります。特に深横中足靱帯部分に腫瘤ができた場合には、他の部位にできた時よりも発症しやすい傾向があります。
まれに仮性神経腫と呼ばれる塊が形成されていることもあります。
その他、槌趾変形(マレット指・ハンマートゥ)がモートン病の引き金になる事もあります。
モートン病の症状
モートン病は神経が圧迫されることによって発症する疾患であるため痛みも神経性の痛みとなります。具体的には、ビリっと短時間痛みが走る、焼けるような痛みが多く、症状が悪化すると神経が圧迫された時だけではなく痛みが続いたり、足首あたりまで痛みが広がることもあります。
症状は自然緩解する場合と悪化し進行する場合があります。悪化した場合には数年単位で症状が継続することも少なくありません。
モートン病の検査
・ティネルサイン
モートン病の診断で最も有効性が高いのはティネルサインです。方法は簡単で、神経が圧迫されている可能性が高い部分を叩くと末梢に向けてしびれが放散します。
・Mulder テスト
Mulderテストは足の親指と小指の付け根を挟んで圧迫することで、モートン病部分に痛みを誘発するテストです。
その他、MRIや超音波による検査が行われる場合もあります。
モートン病の治療
モートン病の治療の基本は保存療法です。まずはモートン病の原因となるような動作がある場合には、その動作をやめることが必要です。特にヒールや中腰の姿勢などどうしようもないとき以外は行わないようにすることが大切です。
その他、対症療法として痛み止めの投薬治療やインソールの挿入が行われることもあります。これらの方法は一時的に痛みは軽減・消失することがありますが、負荷が加われば再び再発することも多いので、根本的な原因が明確になる場合には適切な治療を受けることをお勧めします。
根治療法
・バランス矯正
開張足が根本的な原因にある時には、あなたの体に合った適切な治療を行うことで改善を目指すことが必要です。開張足の原因は、足の筋力低下と足根骨のゆがみです。足根骨のゆがみを自分で改善するのは難しいですが、運動はあなた自身が行う必要があります。人によって開張足のきっかけとなった筋肉は異なるので正確に把握するには状況把握が必要ですが、多くの場合で足指の屈筋群の筋力は低下していますので強化が必要になります。
・重心矯正
立っている時の重心位置が乱れている時には重心位置を矯正することが必要です。重心位置の矯正には、テーピングやサポーターが用いられることが多くあります。
当院ではテーピングによる重心位置の矯正を行っております。
・歩き方の矯正
正常な歩き方ができない場合にもモートン病が発生する可能性があります。歩き方に問題がある場合には、モートン病だけではなく様々な問題を引き起こす可能性があるので修正が必要です。簡単ではありますが、動画でご紹介しております。
モートン病の改善には骨格のバランスを整えることが大切です。当院では足の骨格バランスをカイロプラクティックで矯正しております。
当院はカイロプラクティックの本場、アメリカ合衆国第44代オバマ大統領からGOLD AWARDを受賞しております。バランス修正はお任せください!
強い痛みが現れている場合には対症療法が必要なこともあります。そのような時には鍼灸治療で痛みの軽減を行っております。また当院での鍼灸治療は、痛みを軽減させるだけではなく筋力バランスを調整する特殊鍼法を用いております。
2015年国連機関WHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けております。技術レベルは世界レベルです!安心してお任せください。
重心位置を変えることがモートン病の改善・再発予防には欠かせません。ですが重心位置を変えることは、立ち方の癖、歩き方の癖など癖が関与するため非常に困難です。
その為、当院ではテーピングを用いて筋肉をサポートすることで重心位置の矯正を行っております。そうすることで自然と正常な重心バランスを手に入れることが可能となります。
モートン病治療料金
カイロプラクティック治療 3300円
鍼灸治療を一緒に行う場合には4400円
初診時には、カウンセリング料金と検査料を合わせて別途2200円必要です。
モートン病のセルフケア
モートン病をできるだけ早く改善するためにはセルフケアが重要です。
1.アイシング
モートン病によって痛みが現れている部分を冷やすようにしましょう。炎症によって腫れが強まると痛みも強まる傾向があります。アイシングは1回10~15分程度を目安に行うと良いでしょう。
2.筋力アップ
足の指を曲げる筋肉の強化と正しい歩き方を身に着けることが症状改善と再発予防につながります。歩き方がわからない時には専門家に相談されることをお勧めします。
詳細はページ中央付近の動画を参考にしてください。
3.外力を避ける
モートン病の発症初期~悪化している時にはマッサージは絶対にやめましょう。これは歩いている時に、第3~4指が当たるだけで痛い事から触らない方が良いことは想像しやすいと思います。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・足が当たった時の痛みが辛い!
・立ち上がった時に足裏の痛みで歩けない
・足裏の痛みがどんどん悪化している
・痛み止めやサポーターではなく根本からの改善を目指したい
・モートン病の根本から改善したい
など、モートン病による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・歩いている時の痛みが軽減した!
・中腰の姿勢ができるようになった!
・長時間歩けるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、モートン病の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでのモートン病治療の経験からあなたのモートン病のタイプや足周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは足の構造や運動、モートン病を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心にモートン病の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力でモートン病の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)