急激に寒くなりましたが、いかがお過ごしですか?
当院がある淀川区西中島も真冬の様相で、非常に寒いです。
感染症対策で換気の徹底を推奨されていることから、当院も診療時間中はずっと窓を数cm開け換気を行っております。さらに1時間に1回程度は窓を全開にして室内の空気を完全に入れ替えています。窓を全開にすると、みるみる室温が低下して5分もすれば10度程度に・・・・。
大阪でこんなに寒いのに、北国の方々は換気が本当に大変だろうなと心底思います。
防寒対策も徹底
新型コロナウイルス対策として換気をすることで、室温が一気に下がり患者さんが寒い思いをしないように防寒対策も徹底しております。
当院が行っている防寒対策
1.エアコンによる室温管理
これはどこでもやってる対策ですね。
当院では外気温との差をできるだけ小さくするために設定温度を21度に設定しております。
外気温との差が大きくなると、治療でせっかく筋肉が和らいだとしても院外に出られた時に気温差で冷えてしまい筋肉が硬くなり治療効果が薄れてしまいます。
また自律神経失調症治療の場合にも、気温差に対応するために自律神経機能に負荷をかけてしまうと治療効果を薄れさせてしまう可能性が高いです。
このような理由から室内温度は上げすぎず21度に設定しています。
ちなみに大阪の日中の気温は10度前後です。換気をすると室温は一気に15度くらいまで下がってしまいますが、5分程度で元の室温に戻ります。
2.湿度対策
湿度が上がると寒さを感じる程度が下がります。これは皮膚表面からの体液の蒸発によって熱が放出されるからです。これは不感蒸泄と呼ばれる生理現象で、見えない汗とお考え下さい。
不感蒸泄は湿度が低いほど強まる傾向があります。空気中に体液を吸い上げられているとイメージしていただければと思います。空気が乾くと皮膚がカサカサになるのはこのためです。
過度な不感蒸泄で体感温度を下げないために当院では湿度を55%以上に保つようにしております。換気後の数分間は湿度も下がってしまいますが、必要量の3倍の加湿器を設置して湿度対策を行っております。
3.敷毛布による防寒対策
室温21度に対する感覚には個人差があります。寒いと感じる方やちょうど良いと感じる方、また暑いと感じられる方もいらっしゃいます。
女性の場合には寒いと感じられる方が多いので、すべての治療ベッドには電気式敷毛布を設置しております。
これによって治療中に換気を行っても寒さを感じることなく治療を受けていただけますのでご安心ください。
当院は感染症対策を徹底しながら、皆様の疾病改善だけではなく健康維持・増進のお手伝いをしております。安心してご来院ください。
徹底した感染症対策で、3月までの要注意期間を乗り越えましょう!