若い方に急増する原因
近年は、顎関節症の発症が若年層の方にも多くみられるようになっています。早ければ小学生のお子さんでも顎関節症で悩まれていることがあります。もちろん顎関節症の症状で悩むこと自体が嫌なことですが、将来的にⅣ型顎関節症である変形性顎関節症に進行してしまう危険性があります。本来であれば変形性顎関節症の発症は高齢の方に多くみられていたのですが、顎関節症発症が低年齢化するにしたがって若くして変形性に進行している方も見られます。今回は、若年化する顎関節症発症の要因とされている問題をご紹介いたします。
・食の変化
近年は、昔に比べると柔らかい食べ物を食べる傾向にあります。ハンバーグやスナック菓子などの噛まなくても食べれる物ばかりを選択していくことによって、顎関節に関係する骨が小さい方が増えてきていると言われています。最近の方は顔が小さいと思われたことはないでしょうか?骨が小さい方の特徴として、顔が小さい傾向にあります。顔が小さい方が外見的には良いと思われるかもしれませんが、顎関節に負担がかかりやすかったり歯並びに影響が出てしまうこともあります。また、柔らかい食べ物ばかり食べていると筋肉も使わくて済むため、顎関節周辺の筋肉の弱さにも繋がってしまいます。
・食いしばり
受験や対人関係、環境の変化など、ストレスを感じる時に無意識に食いしばりをしてしまうことがあります。食いしばりが習慣になってしまうと、顎関節に大きな負担をかけることとなり顎関節症の発症に繋がってしまうことがあります。近年は、受験をする方が増えていたり、SNSの普及によって人間関係も複雑になっていると言われています。その際に食いしばりが引き起こされてしまうこともあり、若い方でも顎関節症を発症させてしまう傾向にあります。
・不良姿勢
骨盤や背骨の最上位に位置している顎関節は、身体の歪みの影響を受けてしまうことがあります。スマートフォンやゲームなどで下を向いている体勢が多かったり、猫背のような姿勢になっている事が多いと顎関節の問題だけでなく他の部位に対しても問題を引き起こすようになってしまいます。また、下向きの体勢は食いしばりを引き起こしやすくもなるため、癖にも注意をしていただく必要があります。
対策の方法
・硬い食べ物も食べる
骨や筋肉を鍛えるためには、そこに刺激を加える必要があります。身体の他の部位で言う筋トレを行いたいのですが、顎関節のトレーニングとなるとあまりできません。しかし、硬い食べ物を噛んだりすることによってトレーニングに繋がります。お肉やせんべい、するめ等のしっかりと噛まないといけないような食べ物も意識的に選択するようにしてください。ただし、顎関節症の症状が現れている時には症状の悪化に繋がることもあります。症状が出ている時には無理をせず、落ち着いてからにするようにお気を付けください。
・癖の見直し
食いしばりが顎関節症に繋がる癖として紹介しましたが、それ以外にも顎関節症に影響することがあります。例えば、横向きで寝る癖・片側で噛む癖・頬杖などの癖も挙げられます。これらの癖は無意識に行っていることが多く、治すためにはまず癖に気づき直す努力が必要となります。問題となりそうな癖を見直すことによって顎関節にかかる負担を取り除くことで、発症の可能性を下げることが出来ます。これは実際に顎関節症が発症している時にも有効です。
治療開始はいつから?
顎関節症が発症したとしても、ごく軽度であればそのままでも問題ありません。口を開けるときにたまに音が鳴るような症状は、多くの方が体感されたことがある症状です。だからといってすぐに治療が必要な問題でもないため、この程度であれば対策をしながら様子見で大丈夫です。若い方の中には、成長期の段階での負担によって一時的に症状が現れていることも少なからずあります。そのような場合には、成長とともに症状が落ち着いてくことがあります。
しかし、音の頻度が増えたり、音が大きくなるといった変化があった場合には治療開始をオススメします。もちろん、痛みが現れた場合には早期に医療機関を受診するようにしてください。また、筋肉性顎関節症の場合には顎のだるさや疲労感が現れることもあります。このような場合には、3週間以上症状が継続するような時に治療開始を検討してみてください。もちろんそれまでに治療を開始しても全く問題はありません。
当院が顎関節症改善をサポートいたします!
当院では、顎関節症の症状に合わせて鍼灸治療・整体療法を選択し治療を行っております。顎関節症はⅠ~Ⅴ型まで分類されており、長年顎関節症治療に携わった治療家が一人一人の症状に合わせて行いますのでご安心ください。
当院での治療は整体療法もしくは鍼灸治療を行いますが、どちらも小さいお子さんからご年配の方まで安心して受けていただけます。整体療法の場合では矯正を行うこともありますが、バキバキさせるような方法は致しません。鍼灸治療で使用する鍼は、0.2mm前後の髪の毛程度の細い鍼で使い捨ての物となります。
ただし、小学生以下のお子さんの場合には行う事は出来ません。あらかじめご了承ください。
当院での治療の目的は、
・今現在の症状の緩和
・顎関節症が再発しないよう根本的な問題の解消
となります。癖が問題になると記載しましたが癖を無くすことは治療で行うことは出来ず、ご本人の努力が必要不可欠です。当院では治療とともに、問題となる癖を指摘・必要なトレーニングを指導し少しでも早期の改善、再発が起こらない状況を作ることを目指します。
顎関節症によって自律神経バランスに影響を及ぼすことも考えられます。ストレスと感じることがあった場合には、食いしばりのように全身に力が入ってしまうことがあります。交感神経や副交感神経の過剰な働きや機能低下も起こる可能性があり、顎関節症とともに自律神経失調症の発症にも繋がってしまいます。当院は指尖式心電図によって自律神経バランスの計測や手足の電気抵抗を計測して行う良導絡を行い、自律神経失調症に対しても治療を行っております。ただし、状況によって同時の治療は難しいこともありどちらかの治療から集中して行うことがありますので、ご了承ください。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに5500円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。自律神経検査を行った場合には、4400円となります。
※院長希望の場合には、別途1100円いただいております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)