口が開けにくい・開かないといった開口障害は、顎関節症の代表的な症状の一つとも言えます。その中でも、「朝起きた時に口が開かない」という症状を訴えられることがあります。今回は、朝起きた際に起こる開口障害について考えられることをご紹介いたします。
口が開かない時に確認してみてください
「朝起きたら口が開かない」このような症状が出た際には、時間が経つにつれて変化するかどうかは大切なポイントになります。朝起きたら口が開きにくいけれど時間が経つにつれて開くようになるのか、そのまま開けずらい状態が変わらず続くのか、を確認してみてください。
前者のように時間が経つにつれて口が開くようになる場合には、顎関節周辺の筋肉によって症状が引き起こされている事が考えられます。寝ている間に硬くなってしまった筋肉を起きた時に無理やり動かす事になります。無理やり動かされようとした筋肉では開口しようと動かしたい時にスムーズに動いてくれず、結果朝起きた時に開口障害が現れるようになります。
後者のように朝起きた時から変化がなくそのまま口が開かない場合には関節円板等の問題が考えられます。このような場合には、すぐに医療機関を受診し治療をされることが多いです。しかし、前者のように時間が経つと開口できる場合には一時的な症状と思われ放置されてしまう事もあります。ですが、どちらも注意が必要な症状であり、早期の治療をオススメします。
何が原因？
朝起きた時だけ口が開きにくくなる場合には、寝ている間に何らかの負荷が顎関節周辺の筋肉に対してかかっていることが考えられます。例えば、食いしばりや歯ぎしりが要因として挙げられています。寝ている時には起きている時のように食いしばりを気を付けることも出来ない為、かなり強い力で長時間食いしばりや歯ぎしりを行っていることがあります。それらの癖によって寝ている間に筋肉が使われ続けてしまった結果、朝起きた時にいざ動かそうとしてもスムーズに動けないぐらい筋肉が緊張してしまうことが考えられます。そして、筋肉性の場合には少しずつ動かしていけば血流によって筋肉に栄養が運ばれ、時間がたつと動かしやすくなっていきます。
また、寝ている間に長時間横向きの体勢で下になっている側の顎関節に頭の重さが加わり続けた結果、組織の損傷が引き起こされてしまい痛みが生じてしまうことから開口障害が引き起こされることもあります。
出来る対策は？
何が原因？で挙げたように、食いしばりが原因となっている可能性が高い場合には、食いしばりを無くすことが必要です。しかし、寝ている間の食いしばりを無くすことは、非常に難しいです。癖を改善させるためには意識をして無くすしか方法がないのですが、寝ている間の行動のため意識をして止める事が出来ません。その為、出来ることとして日中の食いしばりを無くすことが重要となります。日中に筋肉が硬い状態を作ってしまうと、ほんのわずかでも力がかかってしまえばすぐに食いしばりをしやすい状況を作ることになります。日中の食いしばりを止めて筋肉に負担がかからないようにしましょう。
また、食いしばりや歯ぎしりの対策としてマウスピースを使用されることがあります。ですが、これは逆効果で歯の表面は守られるかもしれませんが、食いしばりに関してはむしろ悪化させてしまう危険性があります。マウスピースをしていて症状がマシになるという方であれば無理にやめる必要はありませんが、少しでも違和感を感じながらされている場合にはご注意ください。
今回は、朝の開口障害についてご紹介いたしました。症状を放置しておくことによって、朝だけの症状が日中にまで影響を及ぼすこともあります。この状態が続くようであれば早めに治療を受けるようにしてください。
当院の顎関節症治療
当院では、顎関節症に対して鍼灸治療・整体療法を症状に合わせて選択し治療を行っております。
痛みが強い場合や筋肉の問題によって症状が引き起こされているような場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。鍼治療だけを行うこともありますが、鍼治療をしているところに電気を流す鍼通電療法を選択することもあります。
関節性の問題によって顎関節症が引き起こされている場合や再発を予防したいとお考えの場合には、整体療法を選択することがあります。無理な圧力を加える様な矯正方法は行いませんので、ご安心ください。
当院は、医療系国家資格を取得し１０年以上の治療経験を持つスタッフのみが治療を担当いたします。東洋医学・西洋医学ともに学び、一人一人の症状に合わせた治療を行います。今回ご紹介している筋肉性顎関節症も関節性顎関節症に対しても治療を行っておりますので、お悩みの方は当院へご相談ください。
顎関節症の治療を受けようと思っても、いざどこへ受診すれば良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
当院は、国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸スペシャリスト認定をいただきました。自信を持ってオススメする鍼灸治療で、顎関節症からの改善を目指しませんか？
もちろん、今現在の症状を改善させることが治療の第一目的だと考えます。しかし、一度顎関節症を発症した場合には、その後に再発しないか？を心配される方も多くおられます。顎関節症の場合には日常生活の影響を受けていることが多いため、それらの注意をしていく必要があります。当院では日常生活での注意点の指摘・必要に応じてのトレーニングやストレッチの指導を行い、再発を防ぐことも一緒に考え治療を行っております。
当院の顎関節症治療料金
・鍼灸治療 ５５００円
・整体療法 ５５００円
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、１１００円が別途必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
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など、顎関節症による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
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これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。１日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所：大阪市淀川区西中島３丁目１７－１７
竹田ビル別館３F （たこ焼き十八番さんのビル）
