顎関節症かどうかを検査するときに、画像診断が用いられることがあります。これは、口腔外科などの病院で受けることが出来る検査であり、顎関節症の際にはレントゲン・MRIを用いられることがあります。この二つの違いは、レントゲンでは骨の問題を、MRIでは関節円板などの関節の内部の組織の問題を観察することに適しています。
顎関節症の画像診断
・レントゲン
骨の変形や関節内部の腫瘍などの異常を発見することに適しています。そのため、外傷により骨折が起こっている場合や顎関節を構成する骨に変形が認められるⅣ型顎関節症を診断する場合に有効です。しかし、靭帯や関節円板・筋肉などの状態を観察することには適していません。そのため、Ⅰ～Ⅲ型顎関節症のように骨に異常が起こっていないケースでは、「原因不明」や「骨には異常はありません」という診断になることがあります。
また、レントゲンにも撮影方法があり、症状に合わせて必要な方法を選択されています。方法としては、パノラマエックス線撮影法やCTなどが近年でも行われています。開口時と閉口時の違いを比べるような場合もあります。
・MRI
MRIとは核磁気共鳴画像（Magnetic Resonance Imaging）の事で、関節円板や関節円板の後部組織などの軟組織の観察はもちろんのこと、骨変化についても確認できます。そのため、レントゲンよりもより細かな病態把握が可能となります。関節円板に問題が起こっている場合にはⅢ型顎関節症の可能性があり、後部組織や靭帯の損傷が起こっている場合にはⅡ型顎関節症と診断されます。
MRIではあらゆる方向の撮影が出来るため良い面もあるのですが、検査の際には口を開けたままにしないといけないこともあります。その為、検査後に顎関節に痛みを感じられることもあります。また、MRIを行っていない治療院もあるため、気になる場合には事前に確認をされることをオススメします。
画像診断では問題が無いけれど症状がある
上記のように、骨や関節円板に何らかの問題が現れているような場合には、画像上に変化が見られます。筋肉の状況も確認は出来るのですが、損傷が起こっているかどうかを確認することになります。例えば、肉離れ。肉離れとは筋肉の一部に損傷が起こり、場合によっては断裂が起こっている場合に診断されます。この時はMRIを撮影すると状況を確認することが出来ます。
しかし、MRIやレントゲンでは確認できないことがあり、それは”筋肉の硬さ”です。皆さんが良く言われる「凝っている」状態は画像をどれだけ撮影しても確認することは出来ません。Ⅰ型顎関節症の場合には筋肉の過緊張によって症状が引き起こされていることがあるのですが、症状をどれだけ訴えたとしても画像診断では異常なしとされてしまうことが多々あります。そのような場合には、Ⅲ型やⅣ型顎関節症の可能性が無いというだけであり、Ⅰ型顎関節症の可能性が高いとお考え下さい。
顎関節症改善は当院にお任せください！
当院では、Ⅰ～Ⅲ型顎関節症に対して治療を行っております。症状に合わせて鍼灸治療・整体療法を選択し、顎関節症からの改善をサポートいたします。ただし、画像上骨の変形が認められたⅣ型顎関節症に関しては、当院の治療は適応外となります。あらじめご了承ください。
当院では画像撮影は行っておりませんが、長年の顎関節症治療経験を生かし一人一人の症状に合わせた治療を行っております。画像上には出てこないⅠ型顎関節症の場合には、鍼灸治療を選択し直接筋肉の状況を変える事を第一に治療を進めることが多いです。上記でもお伝えしたように、筋肉の硬さを画像で確認することは非常に難しいです。ですが、１０年以上顎関節症治療を行ってきた経験から、筋肉の状況を把握し最適な治療で症状改善をサポートいたします。
当院は、国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸スペシャリスト認定をいただきました。初めて鍼治療を受けようかなと不安に思われている方もご安心ください。
Ⅲ型顎関節症の場合には、画像上に関節円板の問題が認められることがあります。関節円板の状態を変えるためには、手術などで直接内部に何らかの施術を行う必要があります。症状の改善は起こるとは思いますが、それまでの治療の過程には大変さが伴います。当院では、関節円板の位置をどうこうすることはできません。しかし、関節円板の位置が変わらなくても整体療法によって動きに変化を与えることが出来ると、症状が改善するケースがあります。バキバキと行うような矯正方法は行わず、ソフトな方法で症状改善を目指します。
今の症状改善を目指すことは、第一に皆さんが望まれている事だと思います。しかし、中にはその後症状が再発しないかどうかを気にされている方もおられます。当院では、それらの不安材料を無くすためにもアフターフォローに力を入れております。日常生活での注意点の指摘・必要なトレーニング・セルフケアの指導を行い、再発しにくい状況を目指しております。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに５５００円（税込み）となります。
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、１１００円別途いただいております。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・口の開閉に伴って痛みがある
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった！
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている！
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった！
・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった！
このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。１日でも早い治療開始をお勧めします。
ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。
世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
アクセス
住所：大阪市淀川区西中島３丁目１７－１７
竹田ビル別館３F （たこ焼き十八番さんのビル）
