大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

顎関節症による肩凝り

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顎関節症で肩凝りが悪化する

  顎関節症が悪化すると肩こりを強く感じる方が増えてきます。実際に、顎関節症の患者さんの70%以上が肩こりを感じています。 このページでは、顎関節症と肩こりの関係をご紹介いたします。

顎関節症によって肩こりが引き起こされる原因

咀嚼筋

 顎関節症によって咀嚼筋に過緊張状態が形成されてしまう事で頸の筋肉に影響が及び、その結果として首や肩の筋肉に痛みが現れる事があります。この現象は、筋膜連鎖と呼ばれる解剖学的根拠によって起こります。筋膜連鎖とは、筋肉は筋膜と呼ばれる膜につつまれています。そして、筋膜はその他の周辺の筋肉とつながっています。このつながりの事を『筋膜連鎖』と呼びます。この筋膜のつながりによって、その周辺の筋肉に影響を及ぼしてしまうのです。顎関節症によって咀嚼筋が硬くなってしまいます。その結果、筋膜連鎖を通して頸の筋肉が硬くなってしまうのです。この反応は、前頸部の胸鎖乳突筋や斜角筋に特に現れる傾向があります。場合によっては、これらの筋肉が硬くなってしまう事によって手にしびれが現れる頸肩腕症候群を引き起こす事もあります。



 また顎関節症の場合には、顎関節の動きが悪化してしまい異常運動が起こる可能性が高まります。その異常運動を抑えるために、最初は首や肩の筋肉が正常な方向に運動修正をかけます。特に、下顎骨の運動時に首を支えなければならなくなります。ですが、顎関節症の症状が悪化すると徐々に運動修正ができなくなってきます。その結果、首の後ろの筋肉である僧帽筋や首の前の筋肉である胸鎖乳突筋や斜角筋などが硬くなってしまいます。これらの運動修正をかけていた首や肩の筋肉は疲労がたまってしまい筋肉が硬くなると肩こりを感じるようになります。これが顎関節症によって肩こりが起こる要因です。

顎運動と首の運動は連動する

肩こり

 顎関節を動かす時には、首の位置が維持されている事が必要です。もし、首の位置が安定していない状態で顎関節を動かすとしたら、開口時には上を向くような姿勢となり、逆に閉口時には下を向くような姿勢になります。顎関節周辺の筋肉が正常に機能していると、顎関節の運動に対してこのような運動が伴うことはほとんどありません。ですが、顎関節症になり運動に問題が起こると上記のような運動が伴うようになります。ですが、これを無意識に止める筋肉があります。それが首や肩、胸の筋肉です。この運動が起こらないように制限をするのに、これらの筋肉が固くなってしまうのです。

 また、顎関節症によって開口障害が障害された時にも首の動きに問題が起こります。具体的には、開口障害を何とかしようと、顎関節以外の場所が対応しようとします。その代表的な場所が首です。開口運動を行う際に、首を後ろに倒す(少し上を向く)ことによって開口運動を行います。この運動を『代償運動』と呼びます。顎関節症になると首が代償運動を行うために、首に痛みや違和感を感じている方が多くいらっしゃいます。
 顎関節症になり開口運動が障害されたとしても比較的早く運動障害がなくなった場合であれば、首の代償運動が問題となることはありません。首の代償運動が問題となるのは、開口障害が長期間続く場合です。
 正常な場合でも顎関節を動かす際には、首の後ろの筋肉は頭の重みを支えるために力が入ります。それが顎関節症の場合であれば力は余分に必要となります。これは、食事のときだけではなく会話をする際にも同様の反応が起こります。

朝起きた時の肩こりも顎関節症が関与

枕と肩こり

 顎関節症の症状がある方の中には、朝起きた時に肩こりが強まっている方がいらっしゃいます。このような症状がある方の中には、『布団があっていないのかな?』や『枕があっていないのかな?』、『寝相が悪いのかな?』等と考えられている方が多いようです。そして、枕が悪いと考えられる場合にはオーダーメイドで枕を作ってみたり、何度も枕を買い替えてみたりする方もいらっしゃるようです。ですが、顎関節症が関与しているような肩こりの場合にはこれらのものを変えたとしても症状の変化は見られません。

 

 朝起きた時の肩こりは、顎関節症の典型的な症状ではありません。もちろん、顎関節症以外でも起こる可能性のある症状です。ですが、顎関節症の症状がある場合でこのような症状が現れた場合には、顎関節症によって症状が引き起こされている可能性が高いと考える事ができます

 朝起きた時の肩こりを強く感じる感じるようになる原因は寝ている時の食い縛りにあると考えています。寝ている時に食い縛りを行う事によって咀嚼筋が収縮し、その収縮が筋膜連鎖によって首の筋肉を硬くしてしまっていると考える事ができます。

顎関節症による肩こりの特徴

 顎関節症によって肩こりを感じている方の特徴は、なかなか改善しない頑固な肩こりということができます。肩こりは一般に、筋肉が硬くなることによって筋肉内の血液循環が悪くなってしまうことで痛みや違和感などを感じます。そのため、肩のマッサージなどを行うことによって血液循環が改善し肩こりから解放されます。ですが、顎関節症によって肩こりが起こっているような場合には肩のマッサージを受けても改善しにくい傾向があります。もちろん、一時的には肩こりの状態も改善します。ですが、数時間後には再び肩こりを感じ始めてしまいます。


 このような事が起こる原因は肩こりの原因が肩周辺の筋肉に問題があるのではなく、顎関節症が肩こりの根本的な原因であるためです。 具体的には、顎関節症の場合にはタイプにかかわらず、顎関節を保護する目的で無意識に咀嚼筋の過緊張が起こります。この咀嚼筋の過緊張状態が、頸の筋肉に対して牽引する力を加えてしまいます。その結果、頸の筋肉は抵抗するために硬くなってしまいます。このような状態になると、肩こりを感じやすくなってしまいます。 慢性的な肩こりで、肩のマッサージをしてもすぐに元の肩こりの状態に戻ってしまうような場合には、肩こりの原因が顎関節症の可能性があります。
 つまり顎関節症が原因の場合には、肩こりに対してマッサージをしたとしてもまったく意味がないという事がいえます。 

顎関節症による肩こりに付随しやすい頭痛

頭痛

 顎関節症が原因で肩がこっている方の特徴として頭痛を感じていることが多いです。頭痛の場所としては、後頭部や耳の上辺りの側頭部です。また、頭全体が締め付けられるタイプの頭痛を感じていることもあります。また肩こりは、顎関節症の症状が強まった時に合わせて肩こりの強さも強まります。また、肩こりのマッサージを継続的に受けたとしても、肩こりの原因が顎関節症のため治療後すぐは改善しますが、時間が経過すると再び肩こりが現れることがほとんどです。

顎関節症が自律神経失調症を誘発して肩こり発症

 顎関節症の症状が強い場合には痛みに対しての不安や恐怖、そして食事制限など日常生活に問題があらわれるため自律神経機能が乱れてしまい、その結果として交感神経の過剰な興奮が起こります。それによって筋肉が硬くなってしまうことが、肩こりを感じる要因となっているように考えています。


  交感神経が興奮することによって筋肉が活動しやすくなるように、筋肉には一定の張力が起こります。この張力が起こっているときには、筋肉は常に収縮する力が必要となるために疲労がたまってしまいます。その結果、筋肉は硬くなってしまうのです。顎関節症によってこの反応がおこる場合には、首や肩に起こることが多くあります。これが顎関節症によって自律神経失調症がひきおこされ肩こりが誘発されるメカニズムです。

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当院が選ばれる3つの理由

理由その1

 当院では、顎関節症に対して鍼灸治療・整体療法から症状に合わせて選択し治療を行っております。肩こりを引き起こしている場合には鍼灸治療によって、まずは筋肉の過緊張を改善させる事を第一選択とすることが多くあります。その後、症状がある程度改善した場合には整体療法にて全身の姿勢の見直しをし再発を予防することを考えた治療に切り替えることもあります。

理由その2

 自律神経バランスの乱れが関与している場合には、今現在の自律神経バランスを測定することもあります。当院では、指尖式心電図から自律神経バランスを測定する器械を用いております。痛みのない方法ですのでご安心ください。

自律神経バランス測定

理由その3

 当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で症状改善をサポートいたします!

鍼灸スペシャリスト認定

 

治療料金

・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに5500円(税込み)となっております。

※初回のみ、初診料2200円(自律神経バランス測定を行った場合には4400円)が別途必要となります。

※院長希望の場合には、別途1100円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。

 

information

ロゴ

 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

 ・口が開きにくい

 ・口の開閉に伴って痛みがある

 ・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある

 ・顎関節症によって三叉神経痛が引き起こされた

 ・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた

 ・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい

など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!

 ・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!

 ・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!

 ・オープンバイトが改善し普通に食事をすることができるようになった!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。

診療時間

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TEL:080-6224-4693
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   竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)