大阪市淀川区の東洋医学治療センター

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自律神経失調症のセルフケア|正しいセルフケアができていますか?

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自律神経失調症のセルフケア

 

自律神経失調症を改善するためには、日常生活における問題を改善することが必要となります。このページでは、自律神経失調症の方のセルフケアをご紹介します。

日常生活

 自律神経失調症の病状には、日常の生活習慣や不規則な生活リズムが関係していることが多くあります。このような理由から、朝起きて寝るまでの間の行動や、1週間の仕事や休養、運動などの生活を振り返ってみてオーバーワークになっていないかを振り返る事も必要となります。

 生活リズムが乱れている場合には自律神経機能の変調を起こしやすく、生活リズムの改善も必要となります。特に、睡眠リズムと食事の時間を安定させることは自律神経機能を整える上で重要です。

 食事に関して言えば、暴飲暴食を避け、基本的に腹八分目の食事を心がけましょう。さらに、食事の際にはしっかりと噛むことも重要です。噛むことによって、信号が脳に送られ、胃や腸管の動きも活発となり消化に際して内臓にかかる負担が少なくなります。

禁酒

 アルコールやたばこ、カフェイン飲料(コーヒー・紅茶・緑茶)などは自律神経機能を乱す原因となります。摂り方には注意が必要です。

 適度なアルコール摂取であれば、睡眠の質を良好にする効果があります。そのため、適度であれば問題はありません。ですが、週に3回はノンアルコールデイを作るようにしましょう。そうすることで、肝臓や膵臓にかかる負担が和らぎます。

 

思考パターンの変更

 自律神経失調症と自動思考には深い関連があります。自動思考とは、例えば人に話しかけた時に無視されたとします。このような時に、『嫌われている』や『無視された』、『気づかなかった』、『聞こえなかった』等いろいろなとらえ方ができます。その状況に対して起こる思考を自動思考と呼びます。自動思考は相手に対するイメージや自分自身の記憶によって起こります。

 自律神経失調症の方の自動思考は否定的なことが多く、まれに現実不適応な場合もあります。自分が置かれている立場を必要以上に悲観的にとらえ絶望的に感じていたり、大したことのない事実に対して自分に対する攻撃ととらえて、卑屈な態度をとってしまうことがあります。

 このような否定的な認知や非適応的な行動を現実的なものに切り替えていくことで精神的なストレスを軽くすることも可能となります。

 

音楽療法

 音楽はストレス解消に効果的といわれ、最近では自律神経失調症の治療にも音楽療法を取り入れる医療機関も出てきています。

 音楽療法は、自宅でも簡単に行うことのできる方法です。できるだけ決まった時間に音楽を聴くことをお勧めします。特に、寝る前は質の良い睡眠を獲得できますのでお勧めです。音楽の選択に関しては、好みの音楽が最もあなたを力づけてくれますのでお好きなジャンルを選ぶと良いでしょう。ただし、寝る前に激しい音楽を聴くと目が覚めてしまうかもしれません。

 

適切な栄養摂取

基礎栄養食品

 自律神経失調症を改善するためには、食事を改善する必要があります。体は食べたものによって作られています。このように考えても食事の重要性はお分かり頂けると思います。ここでは、一般的に摂取しやすい栄養をご紹介いたします。

 

精神状態が乱れている方の特徴として血中の脂質濃度の異常が挙げられています。不安を感じている方も血中コレステロールの減少が認められます。

・低コレステロール血症がうつ病を引き起こす原因にもなるという研究結果

・高コレステロール血症の場合にも鬱状態と関連

つまり、適正体重からの逸脱は自律神経失調症やうつ病の危険因子になるということになります。

 

体内の微量ミネラル

血清カリウム濃度の低下やマグネシウム濃度の低下 ⇒ 無気力状態に陥る

亜鉛の低下 ⇒ 自律神経やうつ病の改善に障害

これらが不足しないように心がけましょう。

 

ビタミン

ビタミンB1(チアミン)

・糖質代謝に関与するビタミン

・神経の活動を整える

夏場に体調を崩しやすいタイプの自律神経失調症の場合にはビタミンB1を摂取する事をお勧めします。食材としては、豚肉に多く含まれます。

 

ビタミンB3(ナイアシン・ニコチン酸)

・皮膚の状態を正常に保つ

・脳神経の働きを調整

・食欲不振、胃腸障害の改善 これらの作用があります。

青魚や鶏の胸肉に多く含まれます。

 

 ビタミンB5(バントテン酸)

・自律神経機能の維持・改善

・免疫力強化

・善玉コレステロールを増やす これらの作用があります。

 カフェインやアルコールによって消耗されるビタミンなので、カフェイン飲料・アルコールを飲む方は欠乏しやすい傾向があります。

食材としては、レバー・納豆に多く含まれます。

 

ビタミンB6(ピリドキシン)

・免疫力強化

・アレルギー症状の緩和

・卵胞ホルモンの代謝

・アミノ酸脱炭酸酵素およびアミノ基転移酵素の補酵素としてアミノ酸代謝

 ⇒グルタミン酸、GABA、セロトニン、ノルアドレナリン等の神経伝達物質の代謝に関与

ビタミンB6の欠乏が起こると神経伝達物質が不足するため自律神経系の働きが障害されます。月経前に自律神経機能が乱れやすい方は、不足している可能性の高いビタミンです。抗生物質や避妊用ピルを服用している方は、ビタミンB6が消耗されます。

食材として、レバー・青魚に多く含まれます。

 

ビタミンB9(葉酸)

・貧血の予防

・粘膜の維持

アルコール摂取やアスピリン・避妊薬によって消耗される傾向があります。食材として、レバーに多く含まれます。

 

ビタミンB12(コバラミン)

・神経鞘(ミエリン鞘)の保持に必要

・悪性貧血予防

ビタミンB12の欠乏によって神経鞘の変性が起こってしまい、神経軸策が断裂してしまうことも考えられます。ボーっとする・集中力が途切れやすいという方は欠乏している可能性があります。

食材としては、レバー・さんま・あさりに多く含まれます。

 

神経の機能や神経自体の維持にビタミンB6とビタミンB12は必要となります。つまり、これらが欠乏することによって自律神経失調症やうつ病、認知機能の低下が起こります。

 

首を温める

 脳の血液循環は、自律神経機能を正常な状態に維持するのに重要です。頭への血液循環は全て首を通ります。その為、首を温める事は自律神経を安定させるために重要となります。

 温め方としては、お風呂にゆっくりとつかって温まる方法や蒸しタオルを首のにおいて温める方法があります。この時できれば、水分を含んだ熱で温める事をお勧めします。

 

適度な運動

 運動は、ストレスの解消や自律神経リズムを整える事に有効な手段です。適度な運動を心がけましょう。 運動するときの注意点としては、『無理をしない』事です。自律神経失調症の方の性格的特徴として、まじめで几帳面、責任感が強い性格といわれています。このような性格が、身体が疲れきっていても運動をしなければならないと思わせてしまい、無理をしてでも運動をしようとします。これでは、ストレス解消のための運動が逆にストレスや疲れをためてしまいます。体調に合わせた運動を心がけましょう。

ムードメーカにならない

 自律神経失調症に陥ってしまう方の多くは、リーダシップがあり周囲のムードメーカー的な存在であった方が多くいらっしゃいます。不調がある間は、周囲の空気が気になるかもしれませんが、ムードメーカーなどになる必要はありません。これを無理に行ってしまうと、不調が再発してしまう事も考えられますご注意下さい。

 

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 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

鍼灸スペシャリスト認定

 ・体調不良の原因が不明

 ・身体に様々な症状が現れる

 ・病院で自律神経失調症と診断された

 ・心療内科の薬を長期間飲んだが改善しない

 ・自律神経の状況を正確に把握したい

 ・東洋医学で自律神経失調症の改善を目指したい

など、自律神経失調症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・薬を飲まなくても症状が現れなくなった!

 ・パニック障害による日常生活の問題が軽減した!

 ・不定愁訴による不安から解消された!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

鍼灸師 野村

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、自律神経失調症の改善と共に多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの自律神経失調症治療の経験からあなたの自律神経失調症のタイプや生活環境に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは自律神経だけではなく全身の構造や機能、自律神経失調症のメカニズムを熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に自律神経失調症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

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