スポーツや日常生活の動きによって太ももの前が張ることがあります。その張りをそのままにしておくことで、その周辺にも影響が出てしまうことがあります。今回は、太ももの前が張ることによって引き起こされることをご紹介いたします。
太ももの前が張ることで起こる事
大腿部前面にある大腿四頭筋の張りが強くなってしまうと、膝関節に影響が出てしまう事もあります。大腿四頭筋は膝関節周辺で腱となり膝蓋骨に付着し、更にそこから膝蓋靭帯となり脛骨粗面に付着しています。その為、大腿四頭筋に張りが出るとその停止部となる膝蓋骨の上下に負担がかかり、膝の痛みが発生してしまいます。例えば、ジャンパー膝の様な膝蓋靭帯に問題が起こるような時にも、大腿四頭筋の硬さが関連していることもあります。
それ以外にも、腰に影響が出てしまう事もあります。大腿直筋等の股関節屈曲筋群が硬くなってしまうと骨盤が前傾の位置をとり、その結果反り腰になりやすくなります。反り腰になると腰部の筋肉の過緊張も引き起こされたり、腰椎の関節周辺にもストレスがかかってしまうことから、腰痛が現れやすくなるといえます。
運動後には必ず太もも前のストレッチも行うようにしてください。特に、階段や坂などで足を上げるような動作が多かった時や運動中に太もも前面に張りを感じた時には、要注意です。日常生活でもいつも以上に階段をつかったり歩いたりした時には、太もも前面に張りを感じることもあるかと思います。その時もストレッチを行えると痛みの予防に繋がります。是非ご注意ください。
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大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
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