スポーツをする際には、障害や外傷等はつきものと考えられます。その中で、テーピング療法は治療を行う際に用いたり、セルフケアの一つの方法として用いることがあります。
テーピング療法について
まず、外傷後の応急処置として使われることがあります。急性の外傷では、安静・固定・冷却・挙上が原則とされています。この中でテーピングは固定の役割を果たしてくれ、更にはサポートの役割も担ってくれます。
その他には、障害等の予防や再発を防ぐ為に使用されます。過去・今現在、何らかの障害や外傷を経験されている場合には、すぐに痛めている部分を使う事によって再発をしてしまうことがあります。ですので、テーピングで補強することによって防ぎます。
テーピングの目的
・関節可動域の制限
関節可動域の制限をかけるためにテーピングを行う事があります。関節が動いてしまうことによって痛みが誘発されてしまう場合には、可動域を制限することによって症状の誘発を減らし、症状の改善を早めてくれます。
・痛みの軽減
痛みを伝達する神経とテーピング等の圧迫されている感覚を伝える神経は違います。例えば、何かにぶつけて痛かった時、咄嗟に手で押さえてあげるとマシに感じる事を経験したことはありませんか?その反応はこの原理を咄嗟に利用しているものです。痛みの神経よりも圧迫されている神経の方が早く伝達されるため先にそちらの感覚が優先されます。極端な痛みの軽減にはなりませんが、多少なりとも痛みの軽減のために使われることがあります。
・靭帯や腱などの組織の補強
靭帯や腱などの走行に合わせてはることで、組織の補強をテーピングがおこなってくれます。障害がある場合には、補強をすることによってさらなる疼痛等の予防にも繋がります。
テーピングの注意点
しかし、テーピングにも注意点はあります。様々な目的があるため、それに合わせて貼らなければ逆に痛みに繋がる可能性があります。補強なのか、固定なのか、それ以外の目的なのかをはっきりさせ、それに合わせてテーピングは行うようにしてください。また、筋肉や腱、靭帯等の位置・走行に合ったものでなければ効果を発揮できないこともあります。ご自身でも出来るセルフケアの方法ではありますが、簡単なようで注意点がそれぞれありますのでお気を付けください。
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当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。
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