大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

過敏性腸症候群の症状改善をサポート!

過敏性腸症候群

  • 大切な用事がある時におなかが痛くなる
  • 電車や会議、授業等トイレに行きにくい環境でトイレに行きたくくなる
  • 下痢や便秘を繰り返す
  • ガスが溜まってお腹が張る

上記の症状は過敏性腸症候群で認められやすい症状です。

トイレに行きにくい環境で腹痛を感じたり、トイレに行きたくなるため仕事や学業に問題が現れることも少なくない過敏性腸症候群。ストレスが関与している可能性が高い疾患として最近急増している疾患です。

過敏性腸症候群のタイプ

過敏性腸症候群は大きく下記の3つのタイプに分類されます。

  • 便秘型過敏性腸症候群
  • 下痢型過敏性腸症候群
  • ガス型過敏性腸症候群

便秘型過敏性腸症候群

便秘型過敏性腸症候群の特徴は便秘です。症状の程度は人によって異なり、緊張する環境になったら便秘になりやすい軽度から慢性的に便秘状態が継続する方もいらっしゃいます。

緊張する環境で便秘になりやすい程度の症状であれば経験したことがある方も多いのではないでしょうか?例えば、旅行に行くと便秘になる等も含まれます。見方を変えると、この程度であれば過敏性腸症候群の症状として考える必要はないのです。

ですが、慢性的に便秘が続く状態になるとお腹の張りや腹痛等が現れるようになり、日常生活に問題が現れるようになります。このような状態になれば過敏性腸症候群の治療を受ける方が良いでしょう。

下痢型過敏性腸症候群

緊張することがあると下痢をしてしまうのが下痢型過敏性腸症候群です。緊張状態が解消すると下痢も解消することが多く、再び同じような緊張状態になるとまた下痢をする症状を繰り返します。

下痢型のもう一つの特徴は、トイレに行って排便した後にも残便感(まだ残っている感覚)が続き、何度も何度もトイレに行くこともありますが、実際にトイレに行って排便しようとしてもできない、またはごく少量の排便という事がほとんどです。

さらにトイレがない環境、行けない環境に行くだけでも便意を感じ、そのような環境に行けなくなってしまう事もあります。

ガス型過敏性腸症候群

お腹にガスが溜まることでお腹が張って痛んだり、ガスが排出されることによる匂いが気になり、日常生活に問題が発生するのがガス型過敏性腸症候群です。このタイプは特に女性に多い特徴があります。

特に自然と漏れてしまったり我慢しきれず漏れてしまう事が問題となり外出ができなくなる方もいらっしゃいます。

ガス型は胃腸の状態を改善しようと、一般的な野菜食やヨーグルト摂取などで症状が悪化する傾向もあるので注意が必要です。

過敏性腸症候群が発症したら・・・

何科を受診する?

過敏性腸症候群が発症したらまずは内科を受診し腸に問題がないことを確認することが大切です。もし腸の構造に何らかの問題が見つかった場合には、その問題を解消することが第一選択になります。

内科の検査を受けても問題がないことが確認された場合には自律神経系の問題として過敏性腸症候群を考える必要があるでしょう。

そのため自律神経機能を測定することができる医療機関を受診すると良いでしょう。

セルフケア

過敏性腸症候群の原因にはストレスと生活習慣が関与すると考えられています。そのためストレスを遠ざけ正しい生活習慣を身に着けることが大切です。ですが、ストレスを遠ざけるということは現実的にむつかしいことが多く簡単にはいきません。

ここでは実行可能な対策をご紹介いたします。

ストレスに対する能力の向上

ストレスを避けたとしても、また別のストレスが加わることがほとんどです。そのためストレスに対する抵抗力を向上させることが重要となります。

ストレスに対する抵抗は神経伝達物質であるカテコールアミン(アドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミン等)の分泌が関与します。そのためこれらの神経伝達物質が適切な量分泌されるようになれば、必然的にストレスに対する抵抗力は向上すると考えられています。

これらの神経伝達物質の分泌量は運動と関連しているため、適度な運動を行うことが重要です。

食生活の見直し

胃腸は食事と関係が深い臓器で、身体にとって有害なものや体質に合わない物の摂取が続くと過敏性腸症候群の発症リスクは高まってしまいます。特に下痢型とガス型の方は、症状が強まる食事を特定できるようであればその物質をやめることが重要です。

緊張性頭痛改善をサポートします!

緊張性頭痛


頭痛にも様々な種類があり、その中でも比較的発症頻度の高い筋緊張型頭痛をご紹介いたします。

筋緊張型頭痛とは?

筋緊張型頭痛とはその字の通り、筋肉の緊張によって引き起こされる頭痛です。元々肩こりをお持ちの方や顎関節症の方等は首や肩周辺の筋肉が過緊張の状態になっていることがあるため、それらの痛みとともに筋緊張型頭痛が発症してしまうことがあります。

緊張性頭痛の女性

筋緊張型頭痛の原因

筋肉が過緊張を起こすと、筋肉内を走行する血管が圧迫されてしまいます。これが首や肩周辺で起こると頭へ血液を供給する血管が圧迫されてしまい、それが頭痛を引き起こしてしまいます。

筋肉の緊張を引き起こす要因としては、不良姿勢や運動不足、食いしばりといった日常生活での癖が影響しています。食いしばりはストレスを感じた際に行いやすい癖でもあり、筋緊張型頭痛とストレスが関係するといわれる原因にもなります。

筋緊張型頭痛の症状

・頭が締め付けられるような痛み、鈍痛、頭が痛いと表現されることが多い。

・夕方から夜にかけて症状が現れやすい。

・両側頭部、後頭部に痛みが現れやすい。

・入浴をしたり首周辺を動かすことで痛みが落ち着くことがある。

・頭が振られるような動きや振動で痛みが悪化することがある。

以上のような症状が筋緊張型頭痛の際に現れやすいです。

筋緊張型頭痛が現れたら・・・

筋緊張型頭痛の症状が現れた時の対処法や治療開始時期、どこを受診すれば良いのかについてご紹介いたします。

セルフケア

筋緊張型頭痛が現れてしまった時にした方が良いセルフケア、また普段から気を付けた方が良いことをご紹介いたします。

・温める

筋肉の緊張によって血管が圧迫されることが大きな原因となるため、筋肉の緊張を改善させることが必要です。痛みが出ている部分や首肩周辺を温めることで血流が改善し、症状が緩和することがあります。濡らしたタオルをレンジで温め即席のホットタオルを用いても良いですし、ゆっくりと湯舟につかられることをオススメします。

・ストレッチや軽めの運動

筋肉の緊張は動かない事によって引き起こされてしまいます。ですので、普段から動きをつけておくことで筋肉の緊張を少しでも緩和していきましょう。

・姿勢の改善

猫背の方、スマートフォンやパソコンを見ることが多く下向きになる時間が長い方は、頭を支える為に必要以上に首の筋肉を使ってしまうことになります。そうなると、普段から常に首の筋肉が緊張してしまうため、限界がきたところで頭痛が引き起こされてしまいます。1時間に1回でも胸を張るような姿勢を意識して作るようにしてみてください。

・食いしばり注意

食いしばりをすることで顎周辺の筋肉はもちろんのこと、後頭部の筋肉にも緊張が引き起こされてしまいます。ですので、食いしばりをしていなかどうかは是非確認するようにしてください。特に顎関節症の症状がある方は要注意です。

筋緊張型頭痛の治療

頭痛が現れた際にすぐ「筋緊張型頭痛だ」と分かればいいのですが、万が一でもそうでないケースがあります。ですので、まずは脳内での問題が無いかどうかを確認していただくことをオススメします。頭痛外来で何も異常がないとされた場合に鍼灸治療や整体療法を検討し筋緊張型頭痛に対する治療を検討してみてください。

息苦しい:自律神経失調症の症状

息苦しい


自律神経失調症の症状の1つに息苦しさがあります。自律神経機能の乱れによって息苦しさが現れる理由は呼吸が浅くなっているためです。このページでは自律神経失調症によって呼吸が浅くなり、息苦しさが現れる理由とその改善方法をご紹介いたします。

自律神経とは

自律神経とは意識でコントロールできない領域である内臓の機能や身体の内部の環境を一定にコントロールするための機能を司る神経です。

自律神経の分布

自律神経が乱れる事で息苦しくなる理由

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経:車で例えるとアクセルで活動するための神経

副交感神経:身体で例えるとブレーキで休憩中の神経

人が活動するときにはエネルギーが必要になります。そのエネルギーの1つが呼吸から取り入れる酸素です。つまり活動するときの神経である交感神経機能が高まると呼吸が早くなり、安静状態の時の副交感神経機能が高まると呼吸はゆっくりになります。

呼吸器

上記イラストのように鼻・口から肺までは気管があります。呼吸の速さも適度なレベルであれば問題はありませんが、過剰に早くなると呼吸が浅くなってしまいます。浅くなった呼吸では気管にたまった空気の交換量が少なくなってしまい、一定以上に浅くなれば器官内の空気が入れ替わらなくなり血中二酸化炭素濃度が濃くなり息苦しく感じるようになります。この場合には、徐々に息苦しくなり患者さん自身は何が起こっているのかわかりにくいのが特徴です。

逆に過呼吸のような呼吸は早く深い呼吸になってしまうと血中の酸素濃度が濃くなりすぎることによって息苦しく感じることもあります。この場合には、息苦しくなっている本人も状況を把握できます。

息苦しさを感じるその他の理由

自律神経以外にも息苦しくなる原因があります。

肺炎や気管支炎のような呼吸器系疾患、心疾患、胸郭出口症候群による胸郭の運動障害が代表的な疾患です。

胸郭出口症候群の場合には、胸郭出口症候群単独で息苦しさを感じている場合と自律神経失調症が合併することで息苦しさを感じている場合があります。

息苦しさを改善する為に

息苦しさを改善する為には、症状の原因となっている疾患に対して適切な対処を行うことが必要です。ここでは自律神経失調症や胸郭出口症候群による息苦しさのセルフケアをご紹介いたします。

自律神経のバランスに合わせたケア

自律神経失調症によって息苦しさを感じている場合には、自律神経のバランスを正確に把握することが大切です。

自律神経バランス

自律神経のバランスには4つがあります。

交感神経機能が亢進 ⇒ 副交感神経機能は正常

            副交感神経機能が低下

交感神経機能が低下 ⇒ 副交感神経機能は正常

            副交感神経機能が低下

これらの4これらの4つの状況に合わせたセルフケアが大切です。ここでは読まれている方の自律神経バランスのタイプがわからないため、全タイプに共通して行うことができる方法をご紹介いたします。この方法を試しても改善しない場合には、あなた自身のバランスを正確に計測し体に合ったケアを行うようにしてください。

ゆっくりとした呼吸

毎日、ゆっくりと呼吸を行う時間を作るとよいでしょう。自律神経はリズムをもって働いているため、同じ時間に行うことが理想的です。理想的な時間は食後や睡眠前などの副交感神経機能が高まっているタイミングです。

意識することはゆっくり吸ってゆっくり吐く。これだけです。難しい方法は必要ありません。注意点は、苦しくならない程度で行うことです。

姿勢を整えよう

猫背の姿勢は胸郭の動きを制限してしまうため正常な呼吸を行いにくくなります。その為、できるだけ姿勢を正して良い姿勢を維持することを心がけましょう。

注意すべきことは無理に背中を伸ばさない事です。軽く力を入れて伸ばせる程度で構いません。

セルフケアで解消できない方へ

息苦しさに対してセルフケアを行っても症状が改善できない場合には治療を受けられる事をお勧めします。

日本で行われている自律神経失調症に対する治療法は大きく2パターンがあり、1つが西洋医学治療、もう一つが東洋医学治療です。

西洋医学治療

代表的な方法が投薬治療と磁気刺激療法、電気けいれん療法です。これらの中で頻繁に行われているのが投薬治療と磁気刺激療法です。投薬治療は効果には即効性がありますが対症療法であり根本改善の可能性は低く、磁気刺激療法は根本改善を目指した方法ですが即効性はありません。

東洋医学治療

東洋医学治療には漢方医学と鍼灸治療があります。これらは両方とも根本改善を目指した方法で即効性は期待できません。

漢方薬の問題点は、日本で漢方薬を処方したり提案しているのは医師や薬剤師です。これらの方は西洋医学を学んでいますが、東洋医学的な知識はほとんどない方が多く、マニュアル的な処方となっているのが現状です。その為、漢方薬本来の根本改善ではなく対症療法になっていることも少なくありません。

鍼灸治療は体質改善によって息苦しさを根本改善することが可能です。問題点は、鍼灸治療を行う施術者の技術レベルに左右されることです。

まとめ

治療法を決定するうえで大切なことは現在の症状の程度です。症状が強く生活にも問題が現れている時には、即効性のある対症療法で症状を抑える事も大切です。逆に症状はあるけど日常生活に問題はない場合には根本改善を目指すことが理想的です。

当院での治療

当院では息苦しさの原因を自律神経バランス検査によって探り、身体の状況に合わせた治療を行います。当院で行う治療法は鍼灸治療と磁気刺激療法です。

治療料金

自律神経失調症治療料金は1回6,600円(税込み)です。

初診時にはカウンセリング料金と自律神経バランス検査料金を合わせて別途4,400円(税込み)必要です。