大阪市淀川区の東洋医学治療センター

大阪市淀川区新大阪(西中島南方)の東洋医学治療センターです。鍼灸、整体で症状改善をサポートします。

健康増進を目的に運動をしよう!

健康増進

健康増進を目的に運動を!

2021年4月18日(日)

大阪の最低気温10度

   最高気温16度

本日の朝は少し肌寒いですが雨上がりきれいな青空が広がって気持ちがいいですね!

今週には最高気温が25度を超える日があるようです。気温の変化が激しいことは自律神経機能に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要な一週間かと思います。

気温が乱高下する時の対策

春は冬が終わって夏に向かう間の季節で、春も冬から暖かくなる時期(3月~4月)と、暑くなる直前の時期(5月~6月)に分けることができます。この分類で現在4月中旬は冬から暖かくなる時期に当てはまります。実はこの時期に自律神経は、まだ寒い状況に合わせる能力が高い時期です。つまり気温が暖かい日は過ごしていて気持ちは良いのですが気温の上昇に対応が追い付いていない状況と考えることができるのです。身体の状況が気温の変化に対応できなかった場合には、立ち眩みのようなめまいがしたり偏頭痛、まぶたが重たい、眠たいなどの症状が起こったり、子供の場合には朝起きることができなくなる起立性調節障害が引き起こされることもあります。特に気温の上昇と天気の悪化が重なった日には症状が現れやすい傾向があります。

どのように対策をする?

自律神経の働きは寒い状況に対応しやすい状況です。その為、先日・前々日と大きな気温差がない時には特に意識をする必要はありません。ですが、気温が急激に上がるような日は少し肌寒く感じるくらいの服装がベストです。特に下半身は肌寒いぐらいにすると良いでしょう。そうすることで気温によって血流障害が起こることを少しでも予防することが可能です。

暖かくなると血流は良くなるのでは?

その通りです。気温が上昇すると全身の血管は拡張し血液循環は良くなります。ですがこれが問題を引き起こすきっかけになる事もあるのです。

全身の血管が拡張したら血管内の容積は大きくなります。つまり循環血液量が多くなるのです。もちろんこのような変化に対して、貯蔵している血液を放出し対応できるようになっています。体の部位別に考えると循環血液量を上げるだけでは対応ができないこともあるのです。

寝ている状態から立ち上がると血液はどちらに流れやすいでしょうか?このような時には重力に従って血液は足の方に流れやすくなります。水の流れと同じで、水は高い方から低い方に流れますよね。ただし動物の場合には自律神経が血液の流れをコントロールすることで全身にバランスよく流れます。

この自律神経の働きに問題があると、全身にバランスよく血液を流すことができず体の上部(頭)への血流が低下しやすくなります。これが起き上がった時に”ふらっ”とする立ち眩みのようなめまいが起こる理由です。まためまいなどの体感する症状がなくても、ボーっとする、集中力がない等の症状がでることもあります。

服装の調整以外の対策

服装の対策は病気で言えば対症療法で根本的な対策ではありません。最も理想的な身体の状況は服装によって対策を行わないでも、気温の変化で血液循環のバランスが乱れないようにすることです。

その為には自律神経機能を正常に保つ事と筋力をつけることが必要です。

自律神経機能を整えるにはリズムの取れた睡眠・バランスの良い食事・適切な運動が大切です。

ジョギング

自律神経機能の低下によって、頭の位置が高くなる時に血液が足に流れ問題が発生するため、血液循環を保つための筋力は下半身、特に下肢(足)の筋力アップが必要です。筋力としては、強い筋肉(最大筋力)をつけるというよりは持久力のある筋肉をつけることが重要です。方法としては、ゆっくりと長い間動かす運動、例えばウォーキングやジョギング、サイクリングなどが当てはまります。強度を上げるのであれば縄跳びも効果的です。この時、ストレッチやヨガなどではあまり効果が期待できません。

 まずは無理のない運動から始めると良いでしょう。

緊急での対策

運動を行っても効果が期待できるのは数か月後です。その為、気温の上昇によってめまいや偏頭痛などの自律神経症状が現れている場合には対症療法も必要な場合があります。そのよう場合には、上記のように下半身を肌寒いくらいの服装にするのと同時に圧迫の強い靴下を使用すると良いでしょう。そうすることで足の血液循環を抑えることができます。ただし長期間使い続けると、足の血液循環不良が起きる可能性もあるので午前中だか使用するなどの対策も必要です。さらに気温が乱高下する1か月間だけなど期限を決めておくことも大切です。

この方法は対症療法です。気温の上昇で体調不良が起こらないように、自律神経機能を整え、運動も行うようにしてくださいね!

 

自律神経機能に問題がある場合には治療も検討を!

自律神経機能が乱れてしまうと回復までには時間がかかる傾向があります。これは自律神経が命を守る神経であり、急激な変化は起こらないことによるものです。その為、自律神経の働きを改善するための対策は半年くらい続けてから効果の有無を考えることが大切です。

自律神経機能を回復させるために有効な事

・心拍数が上昇するレベルの運動

 基礎疾患などを考慮して方法を決定してください

・バランスの良い食事

 ビタミン・ミネラル・タンパク質量のバランスを考えて摂取すると良いでしょう。インターネット上の情報やマニュアル的なものではなく、あなたの体の状況に合わせて考える必要があります。

・呼吸法や自律訓練法など

 副交感神経機能が乱れている場合には呼吸法や自律訓練法が有効な事もあります。自律神経のバランスがどのような状況なのかを把握する必要があります。

・日光浴

 太陽を浴びることで皮膚上でメラニンが合成されます。このメラニンが脳内でも機能し睡眠の質に影響します。できるだけ午前中に太陽光を浴びることをお勧めします。

 

半年くらい継続しても何らかの症状が継続してある場合には治療を受けることを検討する必要があります。

3つの理由

その1

当院では自律神経の働きを計測することで客観的に分析します。これによって適切な治療やセルフケアを判断することが可能です。

自律神経バランス計測

その2

自律神経機能の改善を目的に鍼灸治療を行っております。当院は2015年に国連機関WHFに鍼灸スペシャリスト認定を受けた治療院です。世界レベルの東洋医学治療を提供いたします。

自律神経失調症やうつ病パニック障害などお気軽にご相談ください。

国連機関WHFから鍼灸スペシャリスト認定

その3

治療法がソフトであるため子供から高齢者まで、だれでも受けることが可能です。ソフトな治療で最大限の変化が出せるよう日々検証を繰り返しております。ご安心ください

治療料金

自律神経失調症の治療は1回6600円で行っております。

初診時にはカウンセリング料金と検査料を合わせて4400円別途必要です。

 

information

ロゴ

 大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分新大阪駅から徒歩10分阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。

 ・体調不良の原因が不明

 ・身体に様々な症状が現れる

 ・病院で自律神経失調症と診断された

 ・心療内科の薬を長期間飲んだが改善しない

 ・自律神経の状況を正確に把握したい

 ・東洋医学で自律神経失調症の改善を目指したい

など、自律神経失調症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 ・薬を飲まなくても症状が現れなくなった!

 ・パニック障害による日常生活の問題が軽減した!

 ・不定愁訴による不安から解消された!

このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。

鍼灸師 野村

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、自律神経失調症の改善と共に多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの自律神経失調症治療の経験からあなたの自律神経失調症のタイプや生活環境に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは自律神経だけではなく全身の構造や機能、自律神経失調症のメカニズムを熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に自律神経失調症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

診療時間

 ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。

TEL:080-6224-4693
ネット予約

世界に認められた実力で自律神経失調症の症状改善をサポートいたします。

アクセス


住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
   竹田ビル別館3F (たこ焼き十八番さんのビル)

けがの後遺症でテニス肘が発症?

テニス肘

ケガの後遺症でテニス肘の発症

 

テニス肘というと、テニスのし過ぎやフォームの異常、さらには手の使い過ぎで発症する事が多いですがそれだけではありません。中には過去に肘に怪我をしてその後遺症でテニス肘が発症している方もいらっしゃいます。

ケガの後遺症でテニス肘が発症する原因

ケガの後遺症でテニス肘が発症する原因は大きく3つあります。

1.肘関節の変形

2.前腕の可動域制限

3.筋肉の損傷

肘関節の変形

骨の変形

肘関節の変形を引き起こす主な原因は骨折です。

また一回で強い力が肘に加わるのではなく、手を酷使し続ける事によって慢性的に筋肉が硬くなり上腕骨外側上顆に力が加わり続ける事で変形をすることもあります。このような場合には左右の上腕骨外側上顆を触り比べると大きくなっている事が確認できます。

前腕の可動域制限

前腕の運動には掌を下に向ける回内運動と掌を上に向ける回外運動があります。この運動が前腕骨間膜の問題や近位・遠位橈尺関節の運動障害によって引き起こされる事によって前腕伸筋群に負担がかかり上腕骨外側上顆炎が発症しやすくなります。

また前腕の可動域制限から肘関節の動きのアライメントに問題を引き起こしテニス肘が誘発されることもあります。

前腕可動域制限はセルフチェックで左右差を比べて判断するのは比較的難しいでしょう。医療機関で正確にチェックを受けることをお勧めします。

筋肉の損傷

テニス肘を誘発する筋肉の損傷は、肘関節周辺で前腕伸筋群に起こる損傷がメインです。損傷の程度としては肉離れを認識できる程度の事は少なく、微小断裂であることがほとんどです。発症機序としては打撲やオーバーワークです。

筋肉が断裂すると、その部分は筋肉として修復されることはありません。切れた部分は伸縮性のない膠原繊維と呼ばれる組織に置き換えられて修復されます。膠原繊維自体は硬く強い組織ですが、筋肉と接合している周囲は弱く強い負担が加わると損傷が起こりやすい特徴があります。

 

後遺症でテニス肘が発症する場合の対策

後遺症でテニス肘が発症する場合には上記3つの内、原因はどれなのかを特定する必要があります。そしてその原因に対して適切な対処を行うことが求められます。すべてのパターンに共通して認められるのは炎症を起こしやすい状況にあるということです。そのため炎症に対する対処を日頃から行うことがテニス肘の発症予防になります。

1.アイシング

アイシングは手を使って負担がかかったと感じたらアイシングをする癖付けが大切です。アイシングは1回5~10分程度が理想です。痛みがあらわれる肘周辺を冷やすようにしてください。

2.圧迫

上腕骨外側上顆付近が腫れている場合には軽く圧迫をして腫れを軽減させる事も大切です。注意が必要なのは継続的に圧迫をすることで血流障害を引き起こしてしまう事です。圧迫を続けるのではなく、腫れが確認できた時、または肘に負担が加わる動作をこれから行う時等に圧迫をするとよいでしょう。これはテニス肘対策のベルトも同様です。継続的に使うと改善が遅れる可能性もあります。

上記2点が重要なセルフケアです。テニス肘を予防する為に、ぜひ行うようにしてください。

 

テニス肘用のベルトは効果がある?

テニス肘用のサポーターには2つの目的があります。

1.圧迫することによって肘への負担を減らす

 テニス肘が発症する原因は、前腕伸筋群が上腕骨外側上顆を引っ張る力を伝達しにくくする事と、指から伝わる衝撃を和らげることです。そのためテニスをする時や手からの衝撃が継続的に加わる時には有効です。

 特に上腕骨外側上顆部分の変形が認められる方には有効と考えることができます。逆に筋肉の損傷によって起こっている方の場合には症状を悪化させるリスクがあります。

2.圧迫によって痛みを軽減する

身体を打撲した時やけがをした時にはその周辺を抑える行動を無意識にとります。これは損傷を受けた部分の痛みを感じにくくする為の行動です。この原理は医学的にゲートコントロール理論と呼ばれ、圧迫をすれば痛みを感じにくくなる感覚神経の特徴によるものです。

この原理は痛みを和らげるためには重要なのですが、テニス肘など慢性化した痛みには注意が必要な場合があります。ゲートコントロール理論によって痛みを感じにくい状態にして使うことで、テニス肘をさらに悪化させてしまう可能性があるのです。

テニス肘は、上腕骨外側上顆周辺に炎症が起こることによって発症している疾患です。そして使えば使うほど炎症は強まります。本来、炎症が強まれば痛みも強まるため自然と使わなくなります。ですがテニス肘のサポーターによって痛みを感じにくくすることによって、痛みを感じるようになる状況は遅れます。これはテニス肘の悪化につながる可能性が高い行為なのです。そのため使用には注意が必要です。

 

テニス肘のサポーターの注意点

テニス肘のサポーターは、テニス肘を改善するための手段ではないことを知って使用する事が何よりも大切です。サポーターを使用することで悪化速度を少しでも遅らせる事(悪化を止めるものではない)、痛みを軽減させる事が期待できるだけです。そのため、どうしても手を使わなければならない時だけ使用する事が大切です。適切な治療を受けながら、使わなければならい時には使用する、これが良いでしょう。

3つの理由

その1

当院ではテニス肘の状況を、筋肉、関節可動域、発生状況、日常でかかる負担の程度などを考慮しあなたの状況に合わせて適切な治療を心がけております。

鍼灸治療、関節可動域訓練、テーピング療法など様々な状況に合わせた治療も可能です。

nomuraseikotuin.hatenablog.com

その2

慢性化したテニス肘や難治性テニス肘の改善には鍼灸治療がお勧めです。

テニス肘の原因に前腕伸筋群の短縮が関与します。これらの筋肉が短縮しているだけであればストレッチを行えば改善されるはずで、多くの方がストレッチを行っております。ですが慢性化したテニス肘の場合には改善される方は少ないのが現実です。

これは前腕伸筋群が短縮しているだけではなく運動の障害も起こしている可能性が高いためだと当院では考え治療を行うことで症状の改善を確認しています。

当院は2015年に国連機関WHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けました。安心してお任せください。

鍼灸スペシャリスト認定

その3

テニス肘の原因の1つに関節可動域制限がある事をご紹介いたしました。関節可動域制限は適切な可動域訓練を行うことで正常の可動域を取り戻せることがほとんどです。当院では関節可動域制限が認められる症例に対して、関節包内運動学的アプローチ(AKA)やカイロプラクティック療法で治療を行っております。

当院はカイロプラクティックの本場、アメリカ合衆国第44代オバマ大統領からGOLD AWARDを受賞しております。治療技術は世界レベルと自負しております。

GOLD AWARD

テニス肘治療

テニス肘治療は鍼灸・カイロプラクティック・AKA療法ともに3,300円円です。

鍼灸とカイロプラクティック等複合で治療を行う場合には4,400円になります。

初診時にはカウンセリング料金と検査料金を合わせて別途2,200円必要です。

 

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 大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、阪急京都線 南方駅から徒歩1分・御堂筋線 西中島南方駅から徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。世界に認められた治療技術で症状改善をサポートいたします。

・肘が痛くてテニスが出来ない!

・何もしていないのにテニス肘といわれたけど、どうしていいか分からない。

・なかなか痛みが治らない。

・痛みが落ち着いたからテニスを再開したら、また痛くなってしまった!

このようなお悩みを抱えておられる方は、是非当院へご相談ください!

 プロの治療によって、安全・安心にテニス肘の改善をサポートします。
 西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
あなたの症状に応じて東洋医学治療や整体療法を使っています。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。

 

一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

 

診療時間

 ご予約はお電話・LINE・インターネットで承っております。

TEL:080-6224-4693
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世界に認められた実力でテニス肘の改善をサポートいたします。

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住所:大阪市淀川区西中島3丁目17-17
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免疫力を高めることが何より大切

免疫を強くする方法

免疫力を高めることが何より大切

新型コロナ感染症対策は手洗い・うがいだけでは足りない

新型コロナウイルスの現在の状況

2021年4月17日

4月13日 1099人

4月14日 1130人

4月15日 1208人

4月16日 1209人

このように新型コロナウイルスに感染する方が4日連続で1000人を超えている状態です。特に問題なのが感染経路不明の方が半数以上ということ。これは新型コロナウイルスは市中に蔓延している可能性があり、だれもが感染してしまう可能性があることを示唆していると考えております。

このような状況であるため、手洗い・うがいを行うことでウイルスを体内に取り込むのを予防する事は大切です。もっと良い対策は人と接する機会をなくすことでウイルスとの接点もなくすことです。ですが、人の多い大阪に住んでいて人と接する機会をなくすことなどほぼ不可能です。ですので、できるだけ人と接する機会を減らすことが大切になります。ここで注意が必要なことは人と接触する機会を減らしたとしても”0”ではないため新型コロナウイルスに接触する可能性はあるということです。

感染症発症予防の2大原則

感染症の予防には、感染源を断つ事と感染しても発症しにくい状況を作る事が大切になります。

感染源を断つ

感染源を断つ最も強力な手段は人との接点を断つ事。

次に感染源が体に付着したとしても、体内に取り込まないために手洗いやうがいを行う事。

この2点が重要になります。

 

ちなみに空気中には数多くの細菌やウイルスが飛んでおり、風邪の原因となるウイルスだけでもは200種類以上あるといわれています(シオノギ製薬より)。

代表的なウイルスには下記のようなものがあります。

ライノウイルス

鼻風邪を引き起こすウイルスで、大人がかかる風邪の原因の多くはライノウイルスだといわれています。1年を通して感染する可能性がありますが、特に春と秋に多くみられます。特徴的なのは、他のウイルスと異なりアルコール消毒は効果はありません。

 

コロナウイルス

風邪症状を発症した方の10~15%がコロナウイルスと考えられています。(横浜衛生研究所より)これは新型コロナウイルスではなく従来からのウイルスです。感染は冬に多いのが特徴で、症状は鼻水や鼻づまりのど痛みや咳肺炎胃腸炎、体内でウイルスが増殖すれば発熱することもあります。

感染の主体は飛沫感染ですが、胃腸炎を起こした場合には便の中にもコロナウイルスが含まれることがあり糞口感染も起こるのが特徴です。飛沫を防ぐことと、トイレ、特に公衆トイレで物を触った後にはしっかりと消毒する事と食事前の手洗いが感染予防に有効です。

 

パラインフルエンザウイルス

大人では一般的な風邪症状を引き起こします。子供の場合には、気管支炎や肺に近い細気管支炎、肺炎などを引き起こします。感染は一年を通してみられます。

感染経路は飛沫感染と接触感染です。

 

RSウイルス

大人は一般的な風邪症状を引き起こします。子供、特に新生児の場合にはパラインフルエンザウイルスと同様に気管支炎や細気管支炎、肺炎を引き起こし重篤化することもあるので注意が必要です。

 

インフルエンザウイルス

鼻水、咳、高熱の他、筋肉痛や関節痛、気管支炎や肺炎を引き起こすこともあります。感染期は冬で、感染力が強いのが特徴です。

 

アデノウイルス

夏に流行し、風邪症状以外に結膜炎、咽頭炎、胃腸炎、プールで感染するプール熱などの原因となるウイルスです。 症状は、熱、のどの痛み、目の充血・かゆみ、下痢、嘔吐などです。

 

上記のように1年を通して様々なウイルスが風邪症状を引き起こす可能性があるのです。そしてそれぞれのウイルスに合わせた対策が必要になります。

感染しても発症しにくい体作りを行う

ここからが本題になります。上記のように感染源を断つ方法をどれだけ行っても、感染源が市中に蔓延すると完全に避けることは難しいでしょう。このような時に大切なことは、体の中に細菌やウイルスが侵入してきたとしてもそのウイルスに対して対処できる免疫力が機能している状態にしておくことです。

感染症を発症しないために

もしウイルスが感染したときには、身体に備わっている免疫が対処を行います。免疫には、リンパ球やマクロファージなどが関与し液性免疫と細胞性免疫があります。

このどちらの免疫にも関与するのが自律神経機能です。特に副交感神経機能が高まっている時に免疫力が高まります。副交感神経機能は睡眠時や安静にリラックスしている時や食事をとっている時などに機能が高まる神経です。これは風邪をひいたり体調不良の時には眠たいと感じた事がある方も多いと思うので想像しやすいでしょう。

免疫力を高めるためには、睡眠時間をしっかり確保することが何よりも大切です。寝ている時間には副交感神経機能が最大限働きます。この時に体内の異物(ウイルスや細菌、その他)の処理を行います。日頃から睡眠時間の確保を心がけてくださいね。

何時に寝たら良いの?

何時に寝るのが良いということはありません。それよりも生活リズムが整っていることが大切です。

何時間寝たら良いの?

睡眠の質にも個人差があるため〇時間寝るのが良いという基準はありません。意識をしていただきたいことは、朝起きた時に眠たい感じや日中に眠たくてどうしようもない方は睡眠時間が足りていない可能性があります。

食事も大切

免疫機能で特に大切なものはタンパク質です。これはリンパ球やマクロファージなどの構成がタンパク質であることからも想像は難しくないでしょう。しっかりたんぱく質を取るようにしてください。この際、動物性・植物性は問いません。

さらに免疫機能を高めるのはビタミンC(アスコルビン酸)です。意識的に摂取するようにするとよいでしょう。

注意が必要なことは、免疫を高めるために”野菜をしっかり食べる”というのは間違っています。タンパク質が必要量接種できたうえで摂取するのが野菜とお考え下さい。

運動

免疫を高めるための運動はハードに行う必要はありません。血液循環を良くするためにゆっくりとウォーキングする程度で十分です。目安としては身体が温まってから5~10分程度継続すると良いでしょう。

 

このように免疫を高めるために必要なことに特別なことはありません。

1.しっかりと睡眠時間を確保する

2.タンパク質を主体とした食事を摂取

3.血液循環を良くするための運動

 

是非免疫力を高めて、身体の中にウイルスが入ったとしても対処できる免疫力を維持してください。皆様が健康な毎日を過ごせることを心よりお祈り申し上げます。

 

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鍼灸スペシャリスト認定


西洋医学的な治療で症状が改善しないとあきらめていた方が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。

 

 これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、症状改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの治療の経験からあなたの状況や自律神経バランス、骨格バランスに合った治療法を提案いたします。治療を行うのは身体の構造や運動、自律神経学、東洋医学を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

 

診療時間

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